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ジャイアンは悪ではない

 ゴールデンウィーク何日目かは忘れた。実家に帰って家族で御代田のツルヤに行った。運転は私がして、母の車でいった。車から降りて後ろのドアを開ける時に、車にほんとに小さな傷ができているのをみた。家の周りの森を走っている時に枝に擦ってできた傷だと思われた。母と、ここに傷ができているねという話をした。  買い物をして帰ってきたら、車の右側に真っ黄色の車が出ていくところだった。男が運転して、女が助手席に座っていた。なぜ気づいたかわからないが、さっき母と確認した傷の近くに真っ黄色の塗料と

    • 就活支援団体に入ってみた

      友達に誘われてプレスタという就活支援団体に加入した。そこで体験した出来事を備忘録として残す。 はじまり ある日、サークルの友達から一年半ぶりに連絡がきた。そして駅に19時集合でその友達の家に行って飲みながら近況を聞いていた。不動産から内定が出たという話と、別れた彼氏の話をされ、自慢するために誘ったのかよとうんざりしていたところ、23時を過ぎたあたりで、プレスタという就活支援団体を紹介される。「面接練習とか企業紹介をしてもらえるよ」と言われ、最初はへーと言ってスルーしようと

      • 鶏が先か

        本がたくさんある家で育った子どもは頭がいい →頭のいい親(高収入手本がたくさん買える)が遺伝して子供も頭が良い。本の数で高収入な状況を表しているのがミスリード。 朝ごはんを食べると頭が良くなる →子どもに朝ごはんを与える親はちゃんとしていてそれが子どもに遺伝して子供がまともに育つ。 映画や洋楽で英語を勉強すると楽しく上達する →「好きな」映画や洋楽で勉強するから楽しく勉強できて上達もする。無理やり「先生のお気に入りの」映画を英語で見せられてもその映画が嫌いになって終わるあ

        • 中国

          人間が多すぎる→資源が枯渇している アジア→稲作 ヨーロッパ→小麦 「連作障害」同じ作物を毎年植えると、土地がやせて生育が悪くなる。小麦を収穫したら翌年は羊などを放牧し、その翌年は休耕することで地力を保つしかなかった。一方で水田は水と一緒に土壌に溜まった毒素を洗い流すから連作障害とは無縁。二毛作、三毛作が可能。アジアでは人口が増えた。 需要と供給の法則 ヨーロッパには人が少ない →人間の価値が高い →人権思想が生まれる 全ての人間は神から与えられた平等の権利を有している

          中東関連

          ①パレスチナ問題  ユダヤ人(イスラエル)とアラブ人(パレスチナ) ①3000年前ユダヤ人がエルサレムという国を作る ②エルサレムはいろんな人の通り道→すぐに滅びた ③ユダヤ人は神の言葉を信じてそれぞれ世界中に散らばって頑張ることに ④1900年ごろユダヤ人は大金持ちに ⑤世界でユダヤ人がいじめられる ⑥エルサレムがあった場所にユダヤ人は戻りたい ⑦しかしそこはアラブ人が住む場所になっていた ⑧ユダヤ人「エルサレムは神様にもらったユダヤ人のための場所」 ⑨第一次世界大戦中

          中東関連

          ストレス脳

          進化論を元にした人間と現代のスマホ社会のミスマッチによる問題を指摘。そして運動などによる解決策を提示。 1 脳は感情を元にして、生き延び、遺伝子を残す方向に自分を動かそうとする。 人間のあらゆる行動は、胸の中の精神状態を変えたいというたった一つの欲望の結果。 2 HPA系(視床下部→下垂体→副腎系) 副腎系がコルチゾール(ストレスホルモン)を分泌し、コルチゾールが身体中のホルモンをかき集め、心拍数を上げる →「闘争か逃走」 現代社会は長時間ストレスにさらされる →長時間「闘

          ストレス脳

          女と男、なぜ分かり合えないのか

          1男と女の欲望はなぜすれ違うのか 男→妊娠可能な一部のメスに集中的に資源を投入したほうがずっと有利 →いくつになっても20代前半の女が好き 女→同年代の男が好き 世の中にはエロス資本しか持ってない女がたくさんいる →エロス資本のマネタイズを禁ずるのは搾取 男女の欲望の違いから生まれた組み合わせ →女子アナ×おじさんアナ 2ナンパが証明した男女の違い 男→子育ての責任を放棄すればセックスのコストはほぼゼロ。デートよりセックス 女→妊娠出産子育てを考えるとセックスのコストは

          女と男、なぜ分かり合えないのか

          反競争。

          資本主義の競争社会に疲れている。社会主義は崖のその先にしかないユートピア(非現実的なユートピア)だが、だからといって資本主義がユートピアなわけでもない。 「プロテスタンティズムと資本主義の精神」はWikipediaから引用すると「プロテスタンティズムが生み出した勤勉の精神や合理主義は、近代的・合理的な資本主義の「精神」に適合し、近代資本主義を誕生させた」とある。つまり資本主義社会を生きていくには「勤勉」で「合理的」でなければならない。一方ですべての人間が勤勉で合理的なわけで

          反競争。

          未来は決まっており、自分の意志など存在しない。

          第一章 自由意志と決定論と 心理学的決定論 世界は事前にすべてが決まっている。 人間の行動は脳と環境の相互作用。 人間には自由意志はない。 意志や意識にそれを統一的に説明できる自然法則があるとすれば、それは物理世界の始まりから存在するべきであり、人間に特有のものではない。意識はグラデーションであり、万物が意識を持っている。 カール・マルクスの主張(資本主義の限界→社会主義)はある種の決定論 現在の資本主義、民主主義の限界はマルクスの「資本論」の中に記載された「予言」通りに

          未来は決まっており、自分の意志など存在しない。

          自ら水に沈んでいくスマホ

          ニューロンと人間 人間は鬱になる。鬱は甘えではないといったり、甘えだと言ったりする人がいる。しかし、普通に考えて、鬱は甘えではないことはあたりまえの事実で、鬱が甘えだと言っている人の知識量のほうが心配になる。人間の脳はニューロンという細胞で構成されており、ニューロン同士の反応の結果、人間は特定の行動をする。つまり、ほとんど人間と機械は構造が同じだ。 機械はそれぞれの部品の反応や動きの結果として複雑な動きを出力する。人間も、脳のニューロンの相互作用の結果、複雑な動きを出力す

          自ら水に沈んでいくスマホ

          ストーリーが世界を滅ぼす

          物語はずっと「よいもの」とされてきたが、ポピュリストの武器は勧善懲悪の物語を効果的に使うこと。SNSは物語のビッグバンを引き起こし、フェイクニュースなど物語の負の側面を拡張して社会を混乱させていると文学者が警告する。 ストーリーテリングの目的 私たちが一生の間に絶え間なく行う「コミュニケーション」の目的 →他人の心に影響を与えること →考え方、感じ方、行動を自分になびかせること ストーリーテリングはコミュニケーションの一形態 →ストーリーテリングの主たる機能も「なびかせ

          ストーリーが世界を滅ぼす

          MMTという名の宗教

          MMT(現代貨幣理論)とは MMT(Modern Monetary Theory) ・自国通貨を発行できる政府は財政赤字を拡大しても債務不履行になることはない ・財政赤字でも国はインフレが起きない範囲で支出を行うべき ・税は財源ではなく通貨を流通させる仕組みである (上記の説明も含め、日本ではMMTの本質が理解されておらず、日本でのMMT論者の主張は和製MMTともいわれる。また、MMTは左派ポピュリズムとしての一面を持つ。) 国の景気動向や経済成長などについての研究は「

          MMTという名の宗教