サッカーからもらう幸せ
こんにちは。
大変ご無沙汰してしまいました。。。
海老原さんに宣伝をしていただいた早慶戦も1-5の大敗。
関東大学サッカーリーグも2部への降格圏で日々奮闘しています。
部活のことももちろん知っていただきたいですが、今回はJクラブで働く、「ホペイロ」について書きたいと思います。
私は、先述した通り、大学サッカー部でマネージャーをしています。
2年前、憧れのマリノスの練習試合をさせていただいたことがありました。その際に少しお話しさせていただいたマリノスのホペイロの方に、今でもお世話になっています。
正直、ホペイロがどんな仕事をしているのか、どのクラブチームにもいるのか、全く知りませんでした。ただし、「マネージャーと同じく選手を近くで支える存在なのだ、お互い頑張ろうね」といつも声をかけていただき、勝手に親近感を抱いてしまっています。
でも、やっていることは私たち大学サッカーのマネージャーなんかよりも本当にプロフェッショナルで、見習うべきことばかりです。
お話させていただいて、いつも驚くのは、
・スパイクを見ただけで誰のものか一瞬でわかる!
・この人のスパイクは紐を上から通す・下から通すかわかる
・スパイクどころか、インソール片方見ただけで誰のものかわかる
んだそうです。驚くことはまだまだあります。
足の踏み込み具合とか、利き足の調子でわかるのだとおっしゃっていました。
私が関心していると、自分はサッカーというよりサッカーのスパイクとかウェアが好きだから大したことじゃないんだよ〜とおっしゃっていますが、本当に「プロ」です。
私は、今自分のチームが降格圏にいるということもあり、マネージャーの存在について少し考えていることもありました。
私たちは、普段の練習はグラウンドには出ず、事務作業をしています。長い歴史、伝統を持つソッカー部においてとても大切な仕事であることは自負していますし、とてもやりがいは感じていますが、果たしてそれはチームを勝たせることに繋がっているのだろうか、悩ましい部分もあります。選手でもできる仕事を、選手がサッカーへ支障が出ないように障害を取り除いている、という状況にすぎない、チームにプラスをもたらしているわけではないのではないだろうか。
そう考えると、ホペイロのお仕事は、選手がより良いパフォーマンスをするためにより良い道具を用意することが出来る。チームに自分の力を還元することができる、本当にかっこいいお仕事だなあ、と感じます。
このお話を、ホペイロの方にしたところ、
「降格圏にいるなら仕方ないかもしれないけど、勝敗にこだわりすぎてる。プロの世界にいる自分が言ってはいけないかもしれないけど、勝敗はこだわってない。選手にとって一番嬉しいことは、試合に勝つことはもちろんだけど、毎日怪我なくサッカーが出来ることなんじゃないかな?」
というお言葉をいただいて、またサッカーを楽しく感じることが出来るようになりました。本当は、ホペイロみたいなもっと選手にコミットしたお仕事がしたいな、と思いますが、私は私のマネージャーの立場で、選手が毎日満足に怪我なくサッカーが出来る環境作りに邁進したいと思いました!
サッカーが大好きな、Jリーグが大好きな私にとって、このようにプロの世界で働いている方とお話出来るのは、本当に幸せなことです。活力になります。
チームの母と言われるホペイロ。みなさんにも少し知っていただけたら私も嬉しいです。以前、「サラメシ」で紹介されていました。URLを貼っておきますので是非見てみてください!
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