ファンサービス道
練習場での「ファンサービス」
その名の通りプロ選手が応援しているファンにサービスすること
サービスを受けるのはファン。
サービスを受けるのだから、練習場に訪れた多くの人たちが満足して練習場を後にする。
しかし、僕の友人が練習場でのファンサービスについて、現在後悔していることを知って、この題材で書いてみる
※選手の数だけファンサービスの姿勢があるとは思うけど、ここではファンサービスが得意でない選手の無愛想なファンサービスを受けるという低レベルの話はしないでおく。
あくまでもプロ選手としてあるべきファンサービスが行われていることを前提に書く
最初に断っておくと
ファンサービスの場においては色々な楽しみ方があって
その全てを僕は支持している
練習場にわざわざ行って・・・その時点でリスペクトする。
試合会場、スタジアムとは違う空間にわざわざ足を運ぶ、その手間をかける行為自体を全面的に支持していることを前提に書いているので読んでほしい
考える人
さてファンサービスを受けて後悔することなんてあるのだろうか?
先ほども書いた通り多くの人は満足する
そもそもエンタテインメントな場なのだから、基本的にみんなが楽しんでほしいと思うし、そうであってほしい
本来はパッシブ(受動的に)にサービスを受ける立場なので、何も考えずにサービスを受けて
それを楽しんで帰って来ればいいのに
かつての自分もそうだったように、
深く選手のことを考え、
どんな言葉をかけるべきか(今日話した内容、使った言葉は適切だったか等々に悩む)
どう振舞うべきか(今日の自分の振る舞いが選手にとって不快でなかったか?等々に悩む)
などなど練習場に行く前も行った後も、悩みながら練習場に通う人もいる
わざわざ苦しい道を選ぶ人たちだと思う
応援している
ただ 僕はそういう人たちを応援している
もう一度言う 僕は練習場で考え、悩む人をずっと応援している
おおいに悩みなさい
おおいに考えなさい
練習場でのただただ受動的にサービスを受けるのも良し(決して否定しない)
その一方で考えて、悩んで、後悔もしちゃうそんなサポーターは同志だと思ってエールを送りたい
後悔する理由
さて本題
練習場に行く前に
多くの人が
どの選手と一緒に写真を撮りたいとかサインをもらいたいとか
どんな言葉をかけたい、応援していることを伝えたいとか
そんなことを思いながら足を運ぶ
事前にイメージしておいたことが、スムーズにできる人もいれば、直前に緊張してしまったり、気負ってしまったりして素直に表現できない人もいる
そしてそういう人は、人一倍感受性が豊かで、選手から返ってきたリアクションやその時撮った写真を振り返って客観視した自分にがっかりして、振る舞いや言動を後悔してしまう。
次に活かす
そこで、負けないでほしい。
負けて、後悔しっぱなしとか、もう練習場には行かないとか、絶対あってはならない
それだけ感受性が強いんだもの、後悔や反省を次に活かすことを考えてまたトライしてほしい。
大丈夫!考えて、悩んで、自分が客観視できるあなたなら次はもっと楽しいファンサービスができるはずだよ。
かつて自分も、思っていること、事前に伝えようとして準備したことがちゃんと伝えられずに後悔しへこんだたことが山ほどある。失敗したことも多々ある。でもその反省を生かしてそれ以上にステキな経験をした回数も多いと自負している。
そんな僕が言うんだから間違いない。その失敗を次に活かすかどうか。そういう経験の回数が人間としての成長を促すはずだから。
たかがファンサービスと思わず、いい経験をしていると思って挑戦してほしい。
学ぶことは多い
サッカーを通して学ぶことは多い。これは僕の持論だけど、たかがファンサービス、されどファンサービス。人と人の繋がりであることは、社会生活での人付き合いと変わらない。
練習場でできないことは社会生活でもできない。
逆に言えば
練習場で得た経験は社会生活に活きるはずだよ。
それが大好きなサッカーだったら僕は嬉しいから、考えて悩み、ときにヘコミ反省する人を応援する
練習場で何も考えない人より、考えて行動している人の成長を応援している。
僕ができるアドバイス
失敗した回数が多い自分だからこそ、思い悩む人たちにできるアドバイスがある。
僕もかつては悩んだよ。
そんな僕がたどり着いた結論は
練習場で素直になること
これに限る
オープンな気持ちで素直になったら
お目当の選手に言ってごらん
こないだは緊張しちゃってうまく言えなかった
しょうがないよね、緊張しちゃうんだもん と
まずはそこから始めようよ
さて、刺激的な練習場に次はいつ行こうかな。
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