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宇宙酔い、のち、Y字路に立つ

  2日にTOPが無料公開していたので、もしやと調べたら、東京都現代美術館(MOT)もコレクション展は2日と3日が無料なことを発見。ふらっと行ってきました。

東京都現代美術館(MOT)

  横尾忠則とサム・フランシスは一度見ちゃってますが、せっかくのチャンスなのでもう一度ゆっくり鑑賞しようかと。そうしたら、地下でメタバースみたいな実験展示?もやってました。体験できたんだが、数分で宇宙酔い(みたいな気分)・・・仮想空間では暮らせないな、ということでMOTコレクションに移動。

石の壁に展覧会タイトル。これがそのまま絵になるデザイン!

  展示の最初が関東大震災のスケッチや絵で、元旦の大地震と相まって、この写真は気持ち的に撮れなかった・・・

  その後に、旅するクリエイター達の作品が色々。お茶目なもの(ワタリドリ計画)から不思議なもの(STICKS)まで。心引かれたのは、この写真。

石川直樹「THE VOID」と「THE DIMENSION」

  「太古からの営みと自然」を撮っている?らしい。確かに、太古の記録が残る場所って、土地の力があるというか、空気が濃いというか。神様の気配がするかもしれない。

  この他にオラファー・エリアソンの作品がありました。気候変動のせいか、自分が気になっているのか、この人の作品にばったり会うのが3回目。偶然なのか流行りなのか?これは別枠でまとめ紹介にしようっと。

  最後に、お気に入りのサム・フランシスを・・・素人写真で色が綺麗に出ないのが残念。本物は、はっとするような白地の上に、踊るような色がもっと鮮やか。生誕100年ということでばばん、と展示されてます。そういえば2023年はLAの美術館でも特別展示してた。まあ、こちらは偶然でも何でもない、必然ですね。カリフォルニア出身+100年記念。

サム・フランシス
サム・フランシス

  そうそう。MOTは作品紹介冊子が凝ってる。いつも本当に素敵。学芸員さんなのか広報担当さんなのか、センスいいし、現代美術が大好きなんだろうなー、きっと。予算大丈夫なのかな、とひっそり心配しつつもいただいています。2023年はクリスチャン・ディオール展とデイヴィッド・ホックニー展があって、どちらも超・超・良かった。絶対、時間あるときにこの私のMuseumに記録するぞ。

今回のMOTコレクションの小冊子

  あ・・「Y字路に立つ」ってタイトル書いたのに、横尾忠則のこと、何も書かなかった。実は、撮影して良いのか悪いのか、わからなかった。「いいですよー」と言われた後に別の人に「ダメですよ-」と言われて「?」となったので、控えます・・・あ、Y字路シリーズの絵はありましたよー

  色々、私が気になったものを最後に・・・

Unlimited Corridor:説明は次の画像を。バーチャルでずっと真っ直ぐ歩き続けられる空間に!
見るだけでお試しはできません(やっていいですか、と聞いてしまった・・・)
クサナギ シンペイ「荒野へ」
1から9までが点滅カウントダウンする壁。チカチカチカチカチカチカ・・・
美術館のお庭。池に映ってきれいにシンメトリー


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