【プロセカ】推しストーリー紹介の流れに乗る ――鳳えむの回想
こんばんは、飛び亀です。
何度もご紹介しているスマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク」ですが、各々でストーリー紹介をしろと公式サマから各ユーザーに勅令が出ました。
そういうわけで、久々にプロセカのストーリーについてオススメしたいと思います。
今回はシンプルに推しストーリーを10コ並べて、大雑把に語ります。
(というのも、ゲーム内で推しストーリーを10コ並べる機能ができたので、そのまんま使わせていただきます。)
↓プロセカ関連の主な過去記事↓
飛び亀の推しストーリー10
実は今回の推しストーリー、大好きなえむちゃんを語る上で外せないものを主に持ってきています(1コだけ別ですが)。別の観点で集めたらちょっと変わると思いますが、それはまたの機会に。
本当はオススメしたいストーリーがもっともっとあるんですよねぇ……
1.ワンダショメインストーリー
言わずもがな、ワンダショの伝説が始まったスタートアップシナリオ。
えむ推しにとっても、司くんとの観覧車タイマンは彼女の真の魅力を引き出した決して欠かすことのできない名シーンになります。
何言ってるか分からないと思いますので、ワンダショメインストーリーについては先の記事をご参照ください。
出会って、喧嘩して、再び出会って。
みんなを笑顔にしたい。錆びた廃屋で夢見る少女に、本当の仲間ができる。
そうして、彼女の笑顔も守られた。
2.走れ!体育祭!
プロセカのイベントストーリーには大まかに2種類あって、それぞれいわゆる箱イベ・混合イベと呼ばれています。5つあるユニットそれぞれのお話になっているのが箱イベですが、別ユニットのキャラクター同士が交流する話を主に描くのが混合イベです。
そのため、基本的には話が動くわけではない、ほのぼのしたイベントが多いです。が、一部にはシリアス要素を含み、箱イベと同等に話が動く(キーストーリーとされる)混合イベもあります。
この体育祭イベントは、その名の通り宮益坂女子学園の体育祭を描いた混合イベントでありまして、紛うことなきほのぼの系イベントです。しかし、実はプロセカリリース以来初の混合イベントであり、その主役の一人に選ばれたのがえむちゃんでした。すごい!
高1のえむちゃんは、体育祭実行委員に選ばれました。そこで、他クラスの咲希ちゃんや一歌、遥、先輩のまふゆと出会います。目立ったのはまふゆの本質を見抜いて怖がるえむちゃんの姿(いわゆるまふえむ)ですが、司の妹である咲希や、トップアイドル遥と初めて交流したのもこの体育祭になります。
えむちゃんは初期設定でのユニット外交流が、同クラスの穂波のみと極端に少なかったので、少しずつ交流を広げていく姿を見て単純に嬉しく思いました。
(プロセカでは初期設定として別ユニットにきょうだいがいたり、幼馴染がいたり、同クラスに2人以上いたりするキャラがわりあい多いのです)
3.スマイルオブドリーマー
先の体育祭は混合イベでの主役でしたが、こちらはえむちゃん初の箱イベ主役ストーリーです。
メインストーリーの意趣返しとなる(?)再びの観覧車シーンは語るに尽くせない名場面ですが、とかくえむちゃんが意外にも内向的で抱え込むタイプのヒロインであることがハッキリした。これが今でも大切なポイントになっています。ほんとに健気ですき。
このイベントに関しましても、詳細は過去の記事で語っております。
当時はいろいろ議論を読んだストーリーだったのですが、僕は本当にめちゃくちゃ好きな話です。
そしてえむちゃんの一枚絵が良すぎる。レジェンド級。
何よりまた、書き下ろし曲が泣ける。今でも泣ける。
4.ワンダーマジカルショウタイム!
はい。このイベントに関しましても、過去の記事で語っております(3回目)。
先の「スマドリ」の続編にあたる、ワンダショ結成後の第1部完結編。このストーリーを語らずしてワンダショは語れない。
メインストーリーでは、ワンダショ結成によって彼らの舞台「ワンダーステージ」も廃止の危機を免れました。しかし、彼らの所属する由緒ある遊園地「フェニックスワンダーランド」そのものが少しずつ経営危機を迎えており、ファミリー向けから若者向けへの転換を図っていることが判明します。
「みんなを笑顔にする」夢をもったえむちゃんは、今までの、今でも通ってくれるお客さんたちを切るようなことには大反対。その想いを知ったワンダショのメンバーも乗っかって、園全体を巻き込んだショーを考案。
大反撃からの大団円を迎える名ストーリーです。とにかく読むべき。本当に劇中劇で泣けるというすごい経験をしました。
5.リバイバルマイドリーム
フェニックスワンダーランドを救ったワンダショのメンバーは、経営層から宣伝大使として出張公演をすることを依頼されました。このイベントは宣伝公演の第2弾を描いた、ワンダショの演出家神代類が主役のストーリーです。
えむ主役回ではないのですが、類が演出する劇中劇において準主役級の活躍をします。というのも、えむが木から建物へのリアル大ジャンプをするというリスクの大きな演出が、類の抱える問題に繋がっていたからです。
えむ自身は運動も得意ですし、大丈夫だよ!頑張るよ!と類を励ます可愛い役柄です。ついでに着地先で司くんにキャッチされます。良い展開ですね!
6.pop in my heart!!(ポッピンマイハート!!)
ワンダショ、アメリカへ立つ!
記念すべき箱イベえむ主役回その2。
提携先のアメリカ超有名遊園地へ視察へ行き、そこでえむのおじいちゃん(フェニックスワンダーランド創設者)の過去を知るお話。
えむ祖父のルーツが語られるのも大きいですが、何より「あたしは夢ばっかりで役に立たない」と悩んで、とにかく勉強しようとするえむに対する仲間たちの想いが激アツ。
司くんの「そんなことはない!」「それは違う!」がえむちゃんに刺さります。えむの夢こそがワンダショの始まり。えむの夢がなければ何も動かないのですよ。
このイベントの頃には、「えむちゃんってワンダショの中でどんな役割があるんだろう」と、そんな話がユーザーの中でちらほら聞かれていました。そこに直接答えるようなお話だったと思います。
7.夢の途中、輝く星たちへ
箱イベえむ編の第3弾にして、大多数のえむ推しの心を叩きのめしていった問題作にして最高の名作。ポッピンと毛色が違いすぎる。
宣伝公演を続けるワンダショのメンバーは、少しずつ互いの追う夢が最終的に交わらないのではないかと気付き始めます。司の夢は世界的スター。ワンダショの歌姫である寧々も世界を夢見ています。類やえむは現状そうした舞台を考えているわけではないため、いずれはワンダショに別れの時が来ることを各々が悟り始めていました。
えむは、それでもみんなの夢を応援したいと純粋に思っていました。そんな中、突然告げられる宣伝公演の終了。これは十分な結果が出たための任期満了でしたが、世界を目指す司にとって元通りワンダーステージのみの公演では物足りなさを感じるようになっていたのです。そして彼は一人、演技のワークショップに挑むのでした。
もちろんえむちゃんも、そんな司を本気で応援する……したいと、そう思っていたのです。思っていたのに。
なぜだか胸がもやもやする。
司くんがスターになるために頑張っているのに。
司くんがしてくれるワークショップの話も、その成果の発表公演も楽しみ……なはずなのに。
えむちゃんが、こんな……こんな……
こんな話、ありますか!!????
いつだって明るくみんなを、みんなを応援してきた鳳えむが、初めて誰かを純粋に応援できなくなる。それが、よりによってワンダショを作り上げ、ワンダーステージとフェニランを救ってくれた司くんだなんて。いや、司くんだからこそなんですね。たまんねぇ。
飛び亀が最初から最後まで泣いた(えぇ…)奇跡のストーリーです。
果たして、このえむちゃんの想いがどんな結末を迎えるのか。もちろん納得のいく、しかしまだまだ続くという要素も残した終わり方になります。ぜひぜひここまでお読みください。
ついでに、続きとなる司主役のストーリー「天の果てのフェニックスへ」もオススメです。このイベントを踏まえて、えむちゃんの司を応援する姿を見ると一層複雑な気分になります。
8.きっと最高のSummer!
閑話休題、再び混合イベントのお話。
こちらは「ワンダーマジカルショウタイム!」直後くらいの夏イベ。いわゆる水着回となります!
海で泳ぐ姿も見られますが、話の主軸となるのは臨海学校で何故かグループ発表をするという展開。同じ宮益坂女子学園の1年生同士で試行錯誤、ユニットの垣根を超えて助け合い、ちょっとしたミュージカルみたいなことをします。
とにかくかわいい。
あとえむちゃんだけじゃなくて咲希ちゃんも主役なのが良い。謎のマジックショーコンビ。
そうそう。えむと咲希は先の体育祭で出会っているけど、咲希ちゃんが司くんの妹で、えむちゃんがお兄ちゃんのショー仲間だと知るのは体育祭より後。咲希たちレオニードがフェニランに遊びに行く話なのでした。
そうやって関係性が深まった後で、さらに臨海学校で仲良くなる展開。
すき。
9.秘密のバレンタイン大作戦!
シンプルなバレンタイン回。ほのぼの混合イベ。
何と言っても、これもまたえむちゃん咲希ちゃん、そして愛莉の3人が主役となってバレンタイン同盟を組むお話なのです。3人とも大好きな飛び亀のために作られたようなストーリー。
よって、紛うことなき神回となっております。
読んでてひたすらニヤニヤニコニコする。
10.No seek No find
こちら、えむちゃんではなく咲希ちゃん主役のレオニ箱イベとなっております。レオニ咲希イベントとしては第3弾にあたります。
こちらはもう入院時代の咲希ちゃんの名演に尽きます。
幼少期から中学生まで体が弱く入院を繰り返していた咲希ですが、現在はもう体調万全で音楽づくりに励んでいます。しかし、ある日出会った大人気バンドの音楽と比べ、自分の作る曲には何かが欠けていることに気付きます。
そして咲希は、知らず知らず入院時代の自身の想いに蓋をして、閉じ込めていたことに気が付くのです。特に深い想いが残されていたのは、彼女が遠方への入院を余儀なくされた中学時代。幼馴染のレオニメンバーと一緒に過ごせない寂しさ、苦しさ、辛さ……容赦なく彼女の心を蝕む闇。
この闇を吐露する咲希は、いまの明るい咲希とは全く違う姿であり、ものすごく心に響くものがありました。ぜひこの名演と、その後彼女の心を救ったものが何なのかをご覧いただきたい。
合わせて、このイベントの少し前に出ていたワンダショ司のイベント「まばゆい光のステージで」もオススメです。こちらワンダショ箱イベではありますが、司くんの成長のキーとして描かれたのは、司から見た咲希の入院時代でした。両イベント比較してみると、なかなか一層胸に来るものがあります。
このあたりの天馬兄妹のお話を読むと、多少の困難が二人に降りかかろうが、全力で生きられる今が幸せなんだろうなぁと思ってしまいます。
まとめ
以上、とりあえずえむ咲希中心に10コ+α、おすすめのイベントストーリーを挙げ連ねてみました。
正直こんな記事一本では語り尽くせぬほどプロセカのストーリーは長く、深く書き込まれていて、魅力的です。そして、正しい意味で――読み手に何かを感じさせ、考えさせるという意味で、とても道徳的です。若者向けのゲームですが、それが何より良いところ。若い人が読むにあたって、すごく人生の糧になりそうだなぁと思います。言い過ぎかね?
とか何とか言って、もうちょっとオススメしたいコメディ寄り混合イベントもあります。もちろんシリアスなドキドキする話もあります。モモジャンにもビビバスにもニーゴにもぜひ読んでほしい話があります。
それも紹介しだしたら、プロセカ記事は何本になってしまうんだ……
機会があればまた!