アメリカ航空大学数の半端ない数!そのおすすめの活用方法!
世界を牽引する航空大国のアメリカにある航空関連の大学の数がハンパないほどあります。
大学数252校
全米で5300校あると言われているので約5%弱ではありますが、相当な数だと思います。
取得できる学位も準学士号、学士号、修士号と様々です。
Associate Degree(準学士号)177校
Bachelor's Degree(学士号)104校
Master's Degree(修士号)25校
取得できるコースも様々です。
Professional Pilot 65校
Aviation Management 93校
Aircraft Maintenance 126校
Aviation Business Administration 27校
ATC 34校
Unmanned Aerial Systems 48校
Airport Management 16校
Maintenance Management 22校
パイロットコースを持つ大学数の数、なんと165校!
下の地図画像をクリックして自分で調べてみてください。
Associate Degree(準学士号)
Professional Pilotコースで準学士号を授与される大学数は100校!
標準の修業期間は2年で、卒業するとAssociate Degree(準学士号)が授与されます。短期大学のイメージです。
卒業後は1年間のOPT(Optional Practical Training)を行使する権利が海外からの留学生には与えられます。
1年の一般教養と1年の専門課程が組み込まれているのが普通で、1年の専門課程を先に終わらせ、Certificateを取得する方法もあります。
Certificateを先に取得しても1年間のOPTがもらえます。そしてその後一般教養など残りの科目を修了することでAssociate Degreeが授与され、通常の1年間のOPTがもらえます。
下の図ではAパターンとBパターンを図示してみました。それぞれに長所短所があると思います。
留学生の留学の目的と予算などから、AパターンとBパターンを選ぶことになると思います。
プロパイロットを目指すならBパターンがおすすめ
アメリカで働くための就労ビザ取得は容易ではありません。学生ビザに付与される働く権利を行使できるのであれば最大限利用した方がいいと思います。パイロットとして飛行時間や飛行経験を積むことが非常に大切になってくるからです。
Bachelor's Degree(学士号)
Professional Pilotコースで学士号を授与される大学数は93校!
標準の修業期間は4年で、卒業するとBachelo'r Degree(学士号)が授与されます。一般の大学というイメージです。
前述のAssociate Degreeを取得しているのであれば、半分の2年で終了するはずです。学費も比較的安いAssociate Degreeからの編入でBachelor's Degreeを目指す現地学生も多いです。
授与される学士号に関連する仕事に対してのOPTも更に付与されます。STEM(Science Technology Engineering Mathematics)関連の学士号には3年間のOPTが認められているのでパイロットを目指す方には好都合です。その3年間の間にアメリカでの雇用主を探し就労ビザのスポンサーになってもらう可能性が高まります。
下の図では通常の4年制大学留学のAパターンとお得な短大から編入Bパターンを図示してみました。それぞれに長所短所があると思います。
留学生の留学の目的と予算などから、AパターンとBパターンを選ぶことになると思います。
プロパイロットを目指すならBパターンがおすすめ
アメリカで働くための就労ビザ取得は容易ではありません。学生ビザに付与される働く権利を行使できるのであれば最大限利用した方がいいと思います。パイロットとして飛行時間や飛行経験を積むことが非常に大切になってくるからです。
何より最大9年間もアメリカ滞在できることで、現地で培われるであろう最大の武器「ネットワーキング」がその後のキャリアに大きく貢献できるものと思われます。
日本の大学の単位を認めてもらわない(あえて)
既に国内の大学などを卒業している方々からの多い質問が「単位を認めてもらえますか?」です。
学位が欲しければ別ですが、私がお勧めする学位に付与されるOPTを行使したいのであれば、通常通りのカリキュラムで在籍して、最大限のOPT期間を利用すべきだと考えます。
日本での学位がProfessional Pilotであれば別ですが、文系理系色々あると思いますが、それ以外の学位をお持ちなのではないでしょうか?であれば尚更です。キャリアを変える。プロのパイロットとして人生をかけてみる!のであればアメリカでのパイロットコースで学位を取得することが結果的にキャリアアップにつながると思いませんか。
大学生からキャリアアップを形成するために絶好の機会が就労ビザのチャンスです。特にO1ビザを狙ってみることをオススメします。
2022年7現在の情報ですが、従来の大学卒業生に申請取得の権利がある一般的なH1Bビザは抽選制度により取得の可能性は運に左右されます。一方O1ビザは年間の発行数に制限がありません。自分の努力で動くチャンスが大きいビザです。OPTはO1ビザ取得の絶好のチャンスとして記事を上げていますのでご参考にしてみてください。
あとは自分のプランニングで実行あるのみ
冒頭に書いた全米には252校の大学があります。おすすめのプランで実行するとしても、Community Collegeで100校、編入先のUniversityで93校もあります。
それぞれの大学の入学条件、学費、生活費、そして大学または契約している飛行学校などの条件を自分でしっかり調査して決めてください。
外国人留学生に与えられるOPTをしっかり活用できるように学生ビザのスポンサーになっている在籍する大学での成績をしっかり押さえておくこと。
最初の一年が勝負
実はそれよりもっと大切なのは最初の一年が勝負ってこと
最初のOPTをフル活用するためには最初の1年でCFI(Certified Flight Instructor)資格とCFII(Instrument)の資格を持っておかないとダメってことです。
決して呑気に一年目は英語学校に通って英語をマスターしようとか考えると短大卒業できても、使えるOPTは半分になってしまいますし、そもそも短大卒業までに3年以上かかることになってしまいます。
それに大学生フルタイムをしながら、1年でCFIやCFIIまで取得するためには、それなりの準備をしておかないとかなり厳しいことをここで断言しておきます。通常のアメリカ4年制航空大学留学ではそれを3〜4年かけて実施してることをお忘れなく。
どのような準備をすればいいのか?
これは次のブログで解説していきます。
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