ロッド式玉那覇クラスのご案内:知識座学編
ロッド式で実施する玉那覇クラスの説明をします。今回は一般的に言われているGround Schoolについて。なぜ知識座学とタイトルをつけたかと言うと、別講座でフライトに必要な知識をフライト座学と呼んでいるから。
MCFIを取得できた理由の一つに、”インフォーマルな親睦と公式な教育の機会を通じて、インストラクター間のアイデアの交換を奨励すること”との実践があります。ロッドさんとの親睦から生まれた情報交換で公式な教育の機会を提供すること!これがこのクラスの生まれた背景です。
オリジナルのロッド式は一回の授業を3時間とし、週に2回の実施にて、全18回を9週間で修了するシラバスです。
最後のレッスン18は模擬試験となっているため、玉那覇クラスでは最後のレッスンを除いた17回の授業として組み立ています。
週2回の授業として計画されていますが、英語が第二言語の者にとってはフルタイム学生以外は厳しいと思い、玉那覇クラスでは週1回として組み立てています。
このシラバスの特徴として、どのクラスから参加可能となっていることです。
同じく玉那覇クラスもいつからでも参加を受け付けています。更には個別のクラス受講も可能です。これは既に自家用操縦士学科試験を勉強されている方や既にパイロット資格をお持ちの方にとって、自分の気になる科目だけを勉強したいというご要望も多くありますので設定しました。
下の表が17回のクラスの予定です。毎週土曜日の午前9時から3時間のクラスとなっています。クラス8までの黄色の部分は、ロッド式に書かれている「最初の単独飛行までに必要な知識」という授業内容が組み込まれています。航空法でも明確に書かれていることです。
これらは自分でやったよ!と自己申告ではなく、インストラクターの確認をとりインストラクターエンドースも必要とされる大切な内容です。
自家用操縦士訓練課程の中でも最初のハードルとなるのがFirst Solo(最初の単独飛行)です。ここで脱落する者も多い第一の関門です。仮に関門クリアしても、この段階をスクールから提示された数字で終えることができず、訓練予算の多くを費やしてしまい、最終的に予算不足で資格取得に至らなかった。もちろん他の理由も多くありますが、下のAOPAの調査によると70%から80%の方々は途中で脱落していると報告されています。
出典元:Survey of Students, Pilots, and Instructors - AOPA
この知識をしっかり身につけてフライト訓練時にはフライト訓練に集中することができるでしょう。事前に準備できることは全てやっておく。これ鉄則です。
第1期スケジュール
これ以降のスケジュールは2022年の1月8日が開始予定です。日程はFSOホームページ、FSO関連情報サイト、玉那覇のツイッターからもお届けいたします。
下のNOTE別回でも書きましたが、英語での講座が聞き取れ理解できて、英語での教科書が読める方は玉那覇クラスへの参加は不要です。何故なら玉那覇クラスはロッド式を日本語で実施するだけですから。ロッドからもそれならやっていいよという許可ももらってるほどパクリ授業をします(笑)
クラスのコンセプト
ビデオ講座のロッド式と違うのは、玉那覇クラスはリアルタイムの授業です。リアルタイムに受講生からの質問を受け付けます。録画もしません。これがロッドとの約束です。仮に予定していたクラスが受講できない場合は、お互いの時間が合えば、1時間半に凝縮してリアルタイム個別授業を実施します。
本音を言うと、玉那覇クラスを受講せずロッド式クラスを自分の耳で理解できるほど英語力を向上させてほしいというのが願いです。それができるとやはりフライト訓練に入った時のスピードも圧倒的に違うからです。
そのような方々、前述した既にどこかで勉強されたことある方々、パイロット資格を持ってらっしゃる方々への自習のアドバイスとして、ロッド式のオリジナル教材を使えば週2回で終わる計画が提示されているのです。活用しないてはありません。
自習の最大のメリットは「自分でタイムマネジメントができる」ことですが、これは逆にズルズルと結局最後まで終われないというよくある自習の罠、脱落への道へつながる可能性が大きいのも事実です。そのためにもロッド式で提示されたスケジュールは役に立つものと思います。
クラスの進め方
それでも玉那覇クラスを受講していただけるのであれば、上のリンクをクリックしてMasterInへの登録が最初のステップです。登録は無料です。登録後にMasterInクラス一覧から玉那覇クラスを選択し、料金をネット上で決済し、授業日を待ちます。
授業日までに各クラスのレッスンプランに記載された指定されたページを読んでおいてください。下はレッスン1のレッスンプランからの抜粋です。
ページ数にして33ページあります。テキストで600ページ余りありますので、その後のレッスンも大体このようなペースで進む感じです。ロッド式のビデオ講座でも全体で約40時間あり、一回のレッスン分で約2時間ある量となります。
おすすめ方法は、さらっと目を通す。豊富に掲載されている絵や写真を見ておくことです。(ここでは著作権の理由で掲載できません)
その後にマインドマップ方式で自分なりにキーワードを書き出し、関連する情報を書き出してみる。実はこれが別ブログで書く勉強会の基礎となります。
玉那覇クラスの特典として、そのレッスンの勉強会が無料でついてくるということです。その勉強会については別のブログにて紹介します。週末の3時間の授業の後は、容赦ない課題の嵐(笑)、休む暇ありません(笑)、玉那覇クラスのでデメリットとしては、ガッツリやると4ヶ月他のことできなくなります(笑)
※ 2021年8月8日現在。玉那覇クラスがまだ公開されていません(苦笑)
ご心配なく!クラスは実施します。もうしばらくお待ちください!
必要な教材
ロッド式を踏襲しますので、ロッド式と同じ教材が必要です。表記されている7つを説明します。
① Handbook
玉那覇クラスで使用するテキストは左のハンドブック。500円玉の直径より厚い本です。書籍版もデジタル版もあります。
② Workbook
右のワークブックはテキスト情報を確認するための学科試験と同じ問題に対して解答3択方式として書かれています。これはデジタル版しかありません。
これら二つの教材を事前に購入しておいてください。二つ合わせて(デジタル版であれば)$69.90ですがお得な情報があるようです。
下のオンライン動画講座は$279.00するようですが、上の二つの教材が無料でついて実質$209.10。
よく見ると他にも色々ついてくるので実質$139.20ってこと!
しかも一度購入すると常に最新版に更新された情報が永久的に視聴できる!
お得です
③ E6B Flight Computer
ロッドの資料にリンクされているものを記載しました。リンク貼っています。
④ Plotter
ロッドの資料にリンクされているものを記載しました。リンク貼っています。
⑤ Sectional
ロッドの資料には、各スクールの所在地に応じて準備するように指示されていますが、玉那覇クラスではLos Angelesを使用します。有効期限が半年間ということと、実際のフライト訓練ではボロボロになりますので、常に最新のものを現地で購入することになります。リンク貼っています。
⑥ Terminal
ロッドの資料には、各スクールの所在地に応じて準備するように指示されていますが、玉那覇クラスではLos Angelesを使用します。ロッドの資料には、各スクールの所在地に応じて準備するように指示されていますが、玉那覇クラスではLos Angelesを使用します。リンク貼っています。
⑦ FAR/AIM
航空法と運航の手順書が一冊にまとめられています。リンク貼っています。
以上7つの教材をご自身でご用意して玉那覇クラスに臨んでください。アメリカから配送されてきますので、配送期間も考慮して早めに購入しておくことをお勧めします。
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