身体条件
パイロットになるために条件というお話しをします。
心身ともに健康であること。これは航空局が指定する航空身体検査機関にて受診し確認してもらいます。
各国にそれぞれの基準が定められています。アメリカの場合1st class、2nd class、3rd classという3種類があります。3rdより2nd、2ndより1stとクラスが上がれば基準が高く設定されています。それはパイロットとして飛ぶための責任度合いによって変わるのです。
最初はアマチュアパイロットとして3rd classの基準でいいのですが、プロパイロットを目指しているのであれば当然1st classを目指すべきです。
それぞれに有効期限も設定されています。これもそれぞれのクラスに伴う責任で短くて半年長くても5年間となっています。更には加齢による衰えも当然加味しなくてはいけないので40歳未満と40歳以上とでは有効期限が異なります。
プロパイロットを目指すのであれば1st class基準をクリアすること。更には60歳を過ぎてもフライトできる健康な体でいるためには、若い時から基準値ギリギリの数値を目指すべきではありませんね。