Redbird Migration 2020開始前のちょっとしたネタばらし
UBER
ウーバーイーツではありません(笑)
海外旅行でウーバーって使ったことありますか?
玉那覇も海外出張時には使っています。一度使うとレンタカー使う気になれません。というほど便利なものです。
携帯のアプリを使って自分の行きたいところや利用したい車のサイズを入力すると、アプリが近くを走っている車の中から選んで「個人ハイヤー」を手配してくれる。
その車と運転手の情報が写真入りで分かる。運転手のこれまでのウーバー履歴が一目瞭然!何回の実績があるか?評価は何点か?(星の数で表示)気に入らなければ他の運転手を選ぶことも可能。
決定ボタンを押すと、その車が自分の場所に向かってくる様子が地図上で表示。後何分というのも表示され、後1分というところからは肉眼でもわかります。
到着後は運転手から「あなたは〇〇さんよね?」と確認され、こちらもアプリ表示の車の車両番号と運転手の顔を確認して乗車開始。
運転手は行き先も当然把握しているので、極端な話一切運転手との会話がなくとも目的地までは連れて行ってくれる。運転席のウーバーのアプリから地図情報が目的地までの経路と時間をリアルタイムで表示されているのも安心な点。もちろん自分の携帯の地図アプリでその確認もしながらさらに安心。
到着後は登録しているクレジットカードで自動決済。チップの額も自由に設定できる。
本当に便利です。
乗車中に運転手と話すようにしている。いろんな人たちがいて話して楽しい。仕事の帰りに使っている人もいれば、休みの日にまとめて使っている人、フルタイムでガッツリ運転している人。メディカルスクールに通うためにお金をためている人。
要は自分の余っている時間を上手く使ってお金を稼いでいる人たちなのです。
移動したいというユーザーと移動手段を提供したいというドライバーのニーズを上手くマッチングさせたビジネスですね。
乗車中や降りた後に考えました。これってパイロット訓練生とインストラクターとマッチングできるサービスに応用できないかな。と。
パイロット訓練生はウーバーのユーザー
コロナ渦でもパイロット志望者は続々出てきています。その方々の対応するインストラクターの数は圧倒的に足りていません。
単純に習いたい人と教えたい人がネット上でマッチングできるといいなあ。と考えていました。ウーバーのような便利さで。
アメリカと日本の教官の人数の差って驚きの数字です。
アメリカは現状資格を保持している数は2019年12月31日現在113,445名とFAAから報告されています。日本はこれまでの歴史の中で資格発行数が2,000名を超えたくらいです。
インストラクターはウーバーのドライバー
インストラクターとしての教育技術を磨くには多くの実務経験が必要というのは常に感じていたところです。教えることで学ぶことになるというのこれまで何回もこのブログでも伝えてきたところですし、多くの経験あるインストラクターからも伝えられてきたところです。Redbird Migration 2020のBreakout Sessionの次のセッションは毎年恒例のように実施されています。
CFI: Can't Fully Instruct: Building Better Flight Instructor
Does Good Teaching Drive Customer Satisfaction?
訓練生が豊富にいるアメリカでもこのような問題が出るほどです。国内教育業界でも同じ問題があるはずです。
できるだけ多くのタイプの訓練生を教える経験をつけるには、リモートで世界に存在するといえば大袈裟ですが、ネット上で繋いだネットワークで教えることができればインストラクターの経験と技術が向上するのでは。と考えました。
教育版ウーバーはすでに誕生していた
玉那覇が考えることなんてすでに世界中に存在している。と大学卒業論文の担当教授に言われたことを思い出しました(笑)
そうなんです。生徒と先生をマッチングするサービスはすでに存在していて、香港のベンチャー企業が作成し、すでに日本含む8カ国以上の300万人の生徒に利用されているとのこと。スナップアスクという会社。CNBCから「教育版ウーバーの誕生!」と絶賛され、すでに多くの投資家から出資を受けている香港のベンチャー企業。
六本木フライトシミュレーターフライトサロンの事業パートナーであるソフトバンクグループからの紹介で、スナップアスクCEOのティムさんと繋がり、「航空版教育ウーバー」を作ろう!と持ちかけました。
そして誕生したのが今回Redbird Migration 2020で発表するサービスです。
タイトルはずばり!