息子の価値観
昨日の夜、中二の息子が「マスク買いたい。」と。
ん?
こないだも、またそのこないだも、マスク買ったよね??
そしてそして、これまたこのあいだもマスクだけ求めて一緒にイオンに行ったよね?
また~?
と、こちらはややしかめ面。
いつも買うのは洗えるポリエステル系のマスクで、一枚200円~300円くらいだけど、いつも3枚入りのを買ってるし、何より買いに行く時間がもったいなーい!
「また買うん~?」
「ないとって~。(ないんだよ、母さん)」
いや。あるでしょ。
家にはたくさんマスクはある。
あるのだけれど、息子はこれがいい!と、納得できるものは、ないらしい。
息子は、以前買ったマスクでこれ!といったものがあり、じゃ、追加でネットで買おうと二人で探してみたがサイズがなかったり、好きなカラーがなかったり、結局買えなかったのだ。
わたしだったら、まあいいやとなり、家の中にあるマスクで一日をやり過ごそうと思えるが、息子はこれといったマスクにこだわっていたようだ。
「ん~(ついこないだもマスクを探しに行ったのに、またかい)面倒だなぁ~。お父さんが休みの日に一緒に行ったほうがいいんやない?」
と、夫に御用をなすりつけた。。(いいかた。。( ^^) )
「明日、部活休みやけん。終わってから買いに行けるやん。」
「・・・」
ちょっとだけ考えたり、渋っていたら
「ママは自分のことしか考えてないね~」
?!?!
お前がゆーか!
ふざけんなよ~
と、思いながら普段息子に何してあげているか考えていた。
いや~
やはり、いっぱいあるではないか。
ご飯作ったり、洗濯したり、掃除、野球部の送迎、応援、学校の行事参加、学校の支払い、書類の提出、必要な衣類も買っている!!!
フンガーーーー!!
くそう、私も私だ。
自分のことしか考えていないのかと、一瞬ドキッとした。。。
それは、自分の中の解釈では、いい意味では自分で自分を幸せにすることができているけれど、家族にいろいろしている自分を褒めたりてなかったようだ。
専業主婦のわたしだけど、働いていないからと身分を勝手に低く見積もっていた自分がいたことに気づく。
稼ぐだけが幸せではない。
目には見えない、豊かさに重きを置きたい私は、いまこの家にいる家族をというよりか、自分だけさえも幸せにすることで、手いっぱいだ。(;'∀')
ひいてはそれが家族の幸せに繋がると信じている。
息子の言葉から、いろんなことを気づけた。
そして、息子はこまめに爪を切り、髪も寝癖があれば気になり整える。
思春期で身なりをきれいにしたい年頃なのだろう。
マスクもこだわりがあり、いいじゃないか。
こだわりがあるって、強みでもある。
そして、母親にそんなハートブレイクするような(お母さんは繊細です)言葉も言えるなんて、言いたいこと言えて息子よ、安心したよ。よかったぜ。。
さあ、明日マスクでも買いに行くか。。。