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[フライト日記] CAが教える時差ボケの治し方

どうもこんにちは、やっと夏っぽくなりましたオランダからさやです。

昨日バンコクから戻ってきました。
オランダとタイの時差は5時間。
なかなかなものです。聞く話によると、時差は2時間がくらいが限度のようで、それ以上は睡眠サイクルに支障をきたすので身体に負担がかかるそうです。

仕事だから往復便とも元気でありたい(飛行機で寝ればいいよね!っていうオプションがない)、そして滞在先で美味しいもの食べたり、観光もしたい!そんなクルーの希望と願いを阻む時差ボケ!その対策です!

🗓️フライトスケジュール

私の会社のスケジュールはその時により違って、現在オランダからタイへのフライトは客室乗務員だと4日間プランです。

今回のパターンを例にとると..

🛫オランダ出発(現地時刻)18:00
  フライト時間 11:40
🛬タイ到着(現地時刻)10:40
🇹🇭50時間のレイオーバー
🛫タイ出発(現地時刻)12:00
  フライト時間 12:00
🛬オランダ到着(現地時刻)19:00

今回のスケジュール

出発も到着時間もいい感じじゃーんって思いますが、これを私の体内時計(オランダ時間)に合わすととんでもない!
18時に出発して到着はオランダ時間の朝5時!
タイを出発するのもオランダ時間の朝7時 (ホテルを出発するのはその約2時間前...準備の時間を考えて朝4時起きです)

初日はオールで働いて、2日後には朝イチで起きてお仕事です。
アジア便の多くは復路便が日中のフライトなのでお客様の大半は元気もりもりで、寝ませんwすなわちひたすら忙しく、時差でしんどい身体に鞭を打ちます。

絶対成功するとは言い切れませんが、比較的心身ともに健康な時は時差ボケをあまりせず、私はどちらの便も元気に働けます、そして、現地でも楽しく過ごせています。

⏰現地の時間に合わせる

アジア行きの便の場合、私たちは夜通しお仕事です。長距離フライトなので休憩時間があり、その間に仮眠をします(専用の寝るところがあるんです)
この休憩は最初のサービスと2回目のサービスの間を2つに分けて半分ずつクルーが休むことになっています。

2回目のサービスを終えていよいよ到着!
タイのステイ先のホテルに着いたのは午後12時でした。
私はシャワーを浴びてしまうと、どうしても眠たいモードになってしまうので、
とりあえずそのまま1時間仮眠。

そのあと起きて街にでます。
私は時差ボケだと食欲がおかしくなり、いくらでも食べれるモードに入ってしまうので
現地の夕方くらいまでは我慢して、夕飯を食べ
ホテルに戻り、シャワーを浴びて早めに寝ます

コツはここでしっかり朝まで寝れるか!と言うことです。
もちろん身体はしこたま疲れてますので、さっと寝れるんですが....

🕰️魔の2時

魔の夜中の2時に目が覚めるんです
そりゃーもう快適に目が覚めるんです。
これ、西に飛ぼうが東に飛ぼうが、時差が何時間であっても、フライトが満席とかそうじゃないとか関係なくです。
旦那さんも日本に行くとこれ、オランダに帰ってもこれ。うちも母が来ても帰ってもこれ、性別も年齢も関係ないようです。(本当なんなんだ、魔の2時)

トイレに行きたくなるパターンが多いのですが
行ったら最後、オールナイトニッポンコースです。
朝までギンギンです。
携帯なんていじったら最後、2度と寝れません。
そして朝8時くらいに眠気に襲われ寝て、半日以上を無駄にします(せっかくのステイをエンジョイできません!)

この魔の2時を超えるため、身体は疲れてるから自動で寝れますが
私は睡眠補助剤を摂っています

メラトニンというそもそも身体に元々ある睡眠を促す成分です
睡眠薬とは違い、中毒性はなく(でも使いすぎはダメよ!)、寝る30分くらい前に摂取します

全く同じものは見つけれませんでしたが
こんな感じのサプリです


これを寝る前に仕込んでおくと
魔の2時に起こされることなく朝まで寝れます。
あと同僚の中でもこのメラトニンと同じく、睡眠を促す成分があるものとして、マグネシウムも人気です

私は脚が攣ったりした経験がないのですが、マグネシウムは筋肉の緊張をほぐす作用もある(だから眠くなる)らしいのでこむら返りを頻繁に起こす人にもお勧めです。

私の愛用品

とりあえずこの魔の2時に脅かされて
時差ボケを引き起こすのは最初の2日間!
1日目は興奮してるから、結構イケちゃったりするんですが、油断すると2日目の夜に...

私は昨日家に着いたのが21時半。
当然ながら眠い時間なのですが、念のため仕込みました(写真下のSLEEPって書いてあるやつ)
そして朝は7時に起き、しっかりと娘を学校に送り届けれました😊
これで油断すると今晩振り返すので、今日も仕込んで寝たいと思います

こうして私は時差ボケを現地の時間に合わせ過ごしています

あとはやっぱり太陽の力、あとはご飯の時間が大切!

🍖都市伝説?

これは本当かどうかわかりませんが、クルーの間で囁かれている、時差ボケ直したかったら肉を食べろ。です。
でも腹持ちがいい(消化に時間がかかるから)起きていたい時に食べると内臓がというか胃が活発化していいのかもしれません?
お腹いっぱいになるから、変な時間にお腹すかないからかもしれません?
旅行先がお肉が美味しい国だったら、到着日にお肉を食べるのいいかもですね!
日本からだと韓国と時差がありませんが、私は次回韓国便が入った際には、この都市伝説「肉食べろ」を本場の焼き肉を食べて検証したいと思います🫡(理由をつけて焼肉食べたいだけw)


コロナのパンデミックが世界的にも終了し、マスクしないで、ワクチン接種証明書や抗原検査の陰性証明なんてものが要らなくなった2023年夏!(国によりルールは変わります)
やっと海外旅行にも行ける今年の夏☀️
時差ボケなんかに負けず現地でおもっきり楽しんできてほしいです😊
メラトニンやマグネシウムは海外の方がたくさんオプションがある(そして高価でない)ので、現地調達おすすめですが、時差ボケ退治には最初の2日が大切なので(普通に海外旅行されるのであれば予め機内で摂取するのもよさそう、そこから時差ボケ対策ですね!)なので出発前に準備しておくのが良きかもしれません😊

それではこの夏時差のある外国へおでかけの方!めいいっぱい楽しんできてくださいね🩵


それではまた!Doei!

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