「まなざしの革命」を届けたい
拙著「まなざしの革命」が、書店に並び始めてから本日で三カ月を迎える。売れ行きは上々のようで、既に多くの方がお読み下さっているようだ。新聞などのメディアの書評はまだこれからで、東浩紀さんが立ち上げられたゲンロン書評に、先日取り上げて頂いたことが弾みになればと思う。
近日中に上海のロックダウンに関しての記事をウェブメディアに公開する予定だが、感染や露烏戦争に関しても拙著で予想した通りのことになっている。そしておそらくこのまま行けば、その先の予想として書いたことも的中するのではないかと思う。
本を書くのは何かを変えたいと思うからであり、そして悲観的な予想が外れてほしいと願うからだ。読んだ人は理解してくれていると思うが、そう簡単に受け入れられることが書いてあるわけではない。だが一人一人がリアルに真摯に刮目せねばならない状況が来ているのは間違いない。
知っているとタカを括らず、理解していると慢心せずに、自分のまなざしに革命を起こし続ける態度が必要になる。だからどうか想いのある方にお願いしたい。是非本書を周りの方々に届けてほしい。情報のシェアでもどんな形でもいい。そこにご自身の言葉を添えて欲しい。
まだこの本に出会っていない人がたくさんいる。その間に状況はますます深刻になっていくこともあり得る。今世界で起こっていることは対岸の火事ではなく、誰も守ってはくれないだろう。そんな中で生きていくヒントを込めたつもりだ。是非多くの方々に届くことを祈っている。