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67歳の日常:クルムホルンってなに?

Aloha!

クルムホルンとは、、、

クルムホルンのテナー

クルム(曲がった)ホルン(笛) という意味。
写真が実物だけど、傘の柄に見えなくもないか(^◇^;)

かいつまんで言うと、木管楽器に区分されるでしょうか。

オーボエ・ファゴットのようなダブルリードが発音の元ですが、
リードはくわえません。リードのセットされている空間を密閉して、
吹き込み口から入れた息で、間接的にリードを振動させる。
管には穴が開いていて、リコーダーのような指使いで音階を奏でる。

最盛期は16~17世紀で、ルネサンス期。日本だと戦国時代から江戸時代でしょうか。

プログラムの記述より

オーボエはくわえて吹くけれど、息のコントロールが大変。
それを間接的な空気圧でならすなんて、想像するだけで気が遠くなりそう。

管の長いものはファゴットみたいにリードが大きくて息の量が必要だけど、ソプラノはリードが小さくて、息の圧力が必要になる。
オーボエと同様で息が楽器に入りにくいから、たまった息を吐いてから吸うそうです。お腹を減らすには絶好の楽器らしいです(^^ゞ
吹くのが大変だから、合奏練習の休憩時間には、コーヒーとケーキで元気を補給してる、いや、それが目的で吹いてる?と言ってたような(^◇^;)

という、とても珍しい楽器ですね。
ご興味のある方はWEBで調べてみて下さいね\(^_^)/

恥ずかしながら、私はまったく知りませんでした(^◇^;)

なんで突然「クルムホルン」の話を始めたかというと、
私の知り合い「S君」が「クルムホルンアンサンブル」のコンサートに出演したので、滝野川まで聴きに出掛けたからなんです(^^)

じつは、「S君」と会うのは42年ぶり。
彼は私が社会人になって初めて勤めた会社(楽器販売店)の一年後輩くんだったんです。
彼は入社時すでにリコーダーの名手でしたが、↑の会社を辞めてから実家に戻って別の仕事をしながら、古楽器にも演奏の幅をひろげていったとのこと。

残念ながら、二人とも会社を辞めて別々の道を歩くようになって、音信不通になっていました。
ところがなんと、Facebookで二人の共通の友だちがいたんですよ(・O・)

その共通の友だちはこれまた「S君」で、「私の音楽遍歴」大学編から登場するフルート吹きなのですが、長野・白馬で音楽活動をしています。
その彼も古楽器を演奏するので、その繋がりで↑の「S君」を知っていたのです(・O・)
そこから、糸をたぐるように、白馬の「S君」と私が友だちだということがわかって、という今の時代ならではの話が展開したのです。

Facebookがなければ、決して実現することのなかった再開に感謝感謝多謝でした。

最後に演奏会について。
アンサンブルの名前は「象使いの会」という名前の四人組。「S君」はゲストとして出演していました。
名前の由来は、楽器の形が「ゾウの鼻」みたいだから、だって(^◇^;)

演奏曲目は1500年代半ばに書かれた作品が主で、
プログラムの後半は「ティールマン・スザート」の作品でした。

スザートの名前をどこかで聞いた気がずっとしていたのですが、
演奏者のお話に、「フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル」の名前が出てきて合点がいきました。
そうなんです、スザートの作品を演奏していたんです「フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル」が。

演奏を聴きながら、なにか懐かしい気持ちになっていたのは、そのせいだったんですね。
「フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル」は若い頃に聞いて衝撃を受けた記憶があります。
この話はまた別の機会に。

42年ぶりの再開を噛みしめた夜でした。
それでは、また。

Mahalo!

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Flute Papa
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