ライネッケ作曲「ウンディーネ、水の精」
この曲はドイツの初期ロマン主義作家フリードリヒ・フーケが1811年に発表したファンタジー小説に基づいています。
魂を持たない水の精『ウンディーネ』と人間である騎士フルブラントの悲しい愛の物語です。
ゲーテからも賞賛を受けたと言われています。
第1楽章、水、波のテーマ。2人が出会う。ウンディーネは人間の魂に憧れを持つ。
第2楽章、16分音符のスタッカートが精神の飛翔と人間の世界を表す。
第3楽章、ウンディーネと騎士フルブラントの濃密な愛の対話。しかし途中に水の世界から邪魔が入る。
第4楽章、騎士フルブラントの裏切りにより大洪水が起こる。水の精の掟に従いウンディーネは水によって、フルブラントの命を奪う。そしてその後、水がいつまでもフルブラントの墓の周りを流れる。
https://youtu.be/1FIotH1uoXs
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