ファシリテーション:会議のやり方
会議は4つのフェーズに分けられる
1.会議前に=会議の進め方を考える
2.会議のはじめに=終了条件、時間配分
3.会議中=議論を整理してゴールに向かわせる
4.会議のおわりに=決まったこと、やるべきこと確認
1.会議前に=会議の進め方を考える
1-1.そもそも会議をすべきか考える
・集まって議論すべきこと
・要合意形成(結論を出す議論、選択肢から選ぶ議論)
・集まらなくて良いもの
・選択肢を挙げる(チャットなどで良い)、結論のための情報を集める
1-2.準備(会議の進め方)
1.会議の目的
・会議で何を達成したいのか?を吟味する
2.参加者
・不要な人は参加させない
・迷う時はその人がいないと困ることはあるか?で考える
3.参加者の状態
・参加者は何を知っているか、何を知らないか?を把握しておく
4.参加者の疑問、不満に思うことを想定しておく
5.どの順番で何を議論するのか?
・時間配分は?
6.議論に必要なものは何か?
・事実、定性、定量データ、現場の声
・会議室の予約、ホワイトボード、プロジェクター、付箋など
2.会議のはじめに=終了条件、時間配分
2-1.会議の目的は何かを決めて合意を得る
・どういう結論が出たら会議終了かを決める
2-2.会議の進め方を提案して合意を得る
2-3.会議の時間配分を決めて合意を得る
3.会議中=議論を整理してゴールに向かわせる
3-1.会議の発言はそのまま書き出す
・意見=発言の意図がわかれば要約で良い
・論点=質問、議題などは、丸で囲んで「問」と書く
・決定事項=決まったこと、やるべきことは、丸で囲んで「決」と書く
・決まってないことは、丸で囲んで「?」と書く
・挙がった案には番号かアルファベットを頭に書く
・数字が出たら必ず書いておく
3-2.会議を進め方は以下の課題解決5段階を意識する
・進める中で、今どの段階の話をしているのか?を意識する
・意見が噛み合ってない場合は段階を合わせるようにファシリする
1.事実=課題についてどんな事実があるか?
2.問題=どんな風に困っているのか?
3.原因=その原因は何か?
4.施策案=その解決策は何か?
5.優先度=1番良い策は何か?
3-3.意見を出し切ってから重要度の高い意見を決める
・意見が出ると改善案の議論に入ることが多い=NG
・出し切ってから次の議論に入るように仕切り直す
3-4.曖昧な発言は最後まで聞き切る
・曖昧な内容では議論が噛み合わなくなる
3-5.黙っている人のケアをする=後で物言いがつかない
・黙っている人の傾向分類
a.ついていけてない
b.言いたいことがまとまってない
c.言いたいが遠慮している
d.同意している
c.興味がない
3-6.時間オーバーしそうな時は以下を選んでもらう
1.延長する
2.別日を設定する
3.急ぐ
4.メールなどで議論する
4.会議のおわりに=決まったこと、やるべきこと確認
4-1.会議終わりの確認
・決まったこと(決まってないこと)
・やるべきこと
・誰が
・何を
・いつまでに
・切り出し方の例
・理解が合っているか確認させてください。
今日決まったことはこれとこれ、やるべきことはこれ、で合ってますか?
4-2.議事録をメールする