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ふんだりけったり、とはこういうことである。

出張(3回目)で南アジアの島に来て4ヶ月が経とうとしています。

あっという間だったと感じる反面、え、まだ半分ちよっとか…という感じもします。

さて、最近あった「ふんだりけったり」な出来事について書きます。

週末が明けた1日目、朝から喉の違和感に気付き、いや~な予感がしました。

なんか喉がちょっと苦しい感じがするのです。

その日は普通に仕事をして帰宅するも、2日目からいよいよ節々の痛みが出てきました。そしてなんだか熱っぽい。

こ、これは…

コロナ?インフルエンザ?風邪?ナニ?

現地スタッフが言うには、このところインフルエンザとデング熱が流行ってるとのこと。

やばくなる前って分かるものですね。
それだけ経験値上げてきてるからね。

その日はスタッフに、I think I should go home.と言い残し、昼には撤退。

帰宅するやいなや、ベッドで横になると、みるみる熱が上がってくるのが分かりました。

体温は38℃超をたたきだし、頭の中で今日やりたかった仕事と明日以降やらなあかんことリストがグルグルと回ります。

3日目、熱が下がらん。
解熱剤を飲むとちょっと下がるけど、また上がってくるというループ。
そしていよいよ咳が酷くなってきました。

体全体で咳をするような、そんな強い咳のせいで、普段使わないお腹の筋肉が痛くなります。これはこれで良いエクササイズと思うことにします。

なんだかずーっと喉の奥に痰が絡んでいるような気がするのですが、ぜんぜん出てきてくれません。やばいやつがへばりついている気がする。

そうこうしてるうちに4日目。
あまりにも改善が見られず、さすがに仕事も気になるので、やっとクリニックへ行く決意をしました。(自力で治せると思ってたけど無理だった。もう若くないということなのか。)

受診した結果、何かよう分からんけど風邪薬っぽいものを処方してくれたので、最寄り(と言っても10分くらい歩いたよ?)のファーマシーまでヨロヨロと歩いて向いました。
まだ熱38度あるからね。

ファーマシーのカウンターにはおばさんが一人座っていて、それはそれは愛想が悪い人で、お店に入ったばかりなのに「え、私なにかした?!」と思わせるほどでした。

処方箋を見せると薬をポイポイとカウンターに出してくれたので、支払いを済ませてまた徒歩でヨロヨロと帰宅します。

家に着くと、とりあえず薬を飲むぞ、ということで早速中身を取り出し、一つずつ確認していくと、なんと、処方箋には6種類の薬が書いてるのに、おばちゃんにもらったのは5種類だけだった…ことが家で発覚したのです。

薬局でちゃんと確認しなかった私が悪いのは、分かってます。

でも私も意識朦朧としてたからね!

おばちゃんがそこはしっかりしてくれんと困るよ!って、人のせいにしたいけど、この国でそんなこと通用しませんので私が反省します。

やっぱり自分で何でも確認すべし。

結局私は1週間熱が下がらず、その後の1週間は咳が残り、翌週には謎の胃痛に襲われ、更に翌週くらいにまた熱と咳の組み合わせをやっちまいました。

そんなことある?

2回目の熱が出た日、さすがに今回は一晩で熱を下げないと仕事がヤバイということで、スイカを丸々1個食べ(小さいやつね)、解熱剤と風邪薬と万能サマハンティーを飲んでカッとに寝たら、汗だくで目覚め、熱は下がっておりました。

根拠はないけど、きっとスイカが効いたのだと思います。

そこから私はスイカを信仰するようになり、周りに発熱者が出る度(最近変な風邪が本当に巷で流行ってる)、スイカをせっせと配達するようになりました。

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