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〇〇しちゃう俺~♪・・で僕の行動が説明できてしまうことに気づいた

サイボウズ社キントーンCMで豊川悦治さん演じる部長さんが嬉しそうにつぶやく「シュシュっと作れちゃう、俺〜♪」セリフ。

これって意外に深いよなと思うわけです。

僕はミーハーで色んなことに手を出して、結局、モノにはならず・・みたいなことを繰り返してきました。
ギターしかり、バイクしかり、テニスしかり。
プログラミングは仕事としてもしてますが、正直、自己評価としてもスキル的に大したことなくて・・まあ、そのへんにゴロゴロいるレベルでしょう。

やってるときは、真剣に一生懸命はやりますし、10年とか20年とか続いたものもあるんだけど、なんか中途半端感はぬぐえません。
特によくないのが押しなべて我流で、根気が必要な基礎的なトレーニングが決定的にたらない=基本がしっかりしてないから、ある程度のレベルで頭打ちになるというパターンが多いことです。

なんで、そうなるのか?
その答えがこのCMにあった・・って気づいたんです。
僕の場合。
やってきたことはみんな、例えば。
ギターが弾ける俺~♪
バイクに乗れる俺~♪
テニスができる俺~♪
プログラミングができる俺~♪
でしかなくて、その先の目的・・、例えば「演奏会でだれかに披露したい」とか「レースや試合にでて勝ちたい」とか「このようなシステムを作って人の役に立ちたい」みたいな・・が無いんですね。
だから、なんとなくできるようになったで満足してします、しんどい部分は避けて通るし、頭打ちになって面白くなくなるとやめてしまうことになってたんじゃないかと。

申し訳ないですけど。
誰かが用意してくれた道の上で「〇〇しちゃう俺~♪」なんて良い気になってるのは偽物です。
一瞬は良くても、すぐ陳腐化します。
そして、振り返っても何も残らず、何も蓄積されていません。
僕が今までやってきたことのほとんどは、これだったみたいです。

ほんとなら。
〇〇を実現したい・・だから〇〇をできるように頑張ろうみたいな、本当の目的があるものなのに、目の前の「〇〇できる俺~♪」の自己満足にひたることで満足してしまったまま、なんとなく60年以上もやってきて、今頃、それに気づいた僕はなんなんでしょうね。

まあ、気づいたからには改善したいのですけど、改まって考えてみると、僕には「やりたいこと」がなかったりするので、困ったものです。

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