4.1/fゆらぎは何故発生するか(2)
前回に枝分かれモデルを説明したい図4と同じ図を再び示します。
前回の記事では、初めに全体でk個の粒子があった場合、ごく微小な時間⊿t後に粒子数がn個となる確率P(k,n,⊿t)を考えて、粒子数が変化する様子を考えました。今回は粒子観測に関連した量を考えます。初めにk個の粒子があったとして微小時間⊿t後に粒子数がn個となり、その 間に粒子を1つも観測(検出)しなかった確率P(k,n,0,⊿t)も、確率P(k,n,⊿t)とほぼ同じ方法で、数学的に厳密に計算できます。
確率P(