第11回 スクショで振り返ろう【EASTWARD】
今回は少し前にレビューを投稿したEASTWARDをスクショを見ながら振り返ります。レビューにも書きましたが、このゲームは『ドット絵は小さいキャンバスでいろんなものをデフォルメに表現するもの』という私の固定概念を覆した作品です。(そういう考え自体もう古いのかもしれないけど)さまざまなところで思わず「うわぁ〜〜!」と声を上げてしまうくらい美しく壮大な光景があり、スクショもたくさん撮ってしまいました。デフォルメ化されたドット絵でシリアスシーンを描くのは難しそうではありますが、本作のストーリーにある陰鬱さ、不気味さ、禍々しさといった暗いシーンでもグラフィックの表現力が発揮されていて本当に終始圧倒されていました。そんな魅力的な画面を少しでも見て、知ってもらえたらと思います。
※ゲーム本編のネタバレがたくさんありますので苦手な方は閲覧をお控えください。
まず、ゲームを起動すると毎回流れるアニメOP。こちらもクオリティすご!とびっくりしました。映像中にはこれから訪れるところ、出会う人が描かれているので、初見では一体何が何やらわからないのですが、ゲームを進めるたびにだんだんどのシーンなのか誰なのかがわかってきて何度も見返すことがありました。ドット絵で描かれていたキャラクターたちのビジュアルがしっかり見られるのもよかったです。
わぁぁ…記事作ってたらちょっと思い出し感動してしまった。ストーリーは本当に複雑で100%理解できる人はなかなかいないんじゃないかなってくらい。それでもつらくなったり感動したりするポイントが本当にたくさんあって、その数だけどんどん深みが増していったし、自分もハマっていった感覚でした。画面の綺麗さで興味を持ってプレイしてみたけど、それ以外でも期待以上にのめり込める作品でした。またこういう小ボリュームで濃密な体験をしてみたいです。
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