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『魔法使いと黒猫のウィズ』を布教したい

珍しくソシャゲ記事です。スマホの普及率も高い現代では、何かしらゲームアプリを入れている方がほとんどだと思います。いろんなスマホゲームが世の中にはあると思うんですが、私が習慣的にもう何年もやり続けているのが『魔法使いと黒猫のウィズ』(以下黒ウィズ)というゲームです。

こちらは株式会社コロプラが運営されているゲームで、同社は他にも『白猫プロジェクト』という有名タイトルも扱っています。実は黒ウィズはかなーーーり古参のソシャゲで、どのくらい古いかというとパズドラと同じくらいの長寿アプリとなります。なんと来年の3月で10周年!先述した白猫プロジェクトやグランブルーファンタジー、FGOより先輩なのです。そのわりには知名度が低いのが最大の欠点。

●ゲームシステム

ゲームジャンルは『クイズRPG』。まずはデッキに5体まで精霊をセットしてクエストに行きます。

属性は主属性が火水雷+複属性が火水雷光闇
画像は火光属性で統一している

敵が出現したらジャンルパネルが出現します。パネルにはそれぞれ属性があり、精霊の強化を最終までしていれば編成した精霊の属性が優先的に出てきます。例えば下の画像に仮に水属性のパネルがあって答えても編成したメンバーに水属性の精霊がいないため誰も動くことはできません。また、パネルの色は1〜3色あり(右下は3色)、基本的には色が多くなるほどクイズ難易度が高い、その代わりクリティカルが出やすいという仕組みになっています。パネルに書かれているのはクイズジャンルです。

3色パネルの正答率は飛び抜けて低く0〜59%
その代わり会心率が40%と最も高い

ジャンルパネルを押すと下の画像のように4択問題がスタートします(イベントによっては4択問題以外も稀にある)制限時間は20秒。5秒経過するごとに右端の精霊からアンサースキル(後述)が使えなくなっていくので解答が早ければ早いほど有利に戦えます。間違えたり20秒経っても答えられないと不正解となり攻撃することができません。早押し問題のようなスリルが味わえます。

1つ前の画像の左上のジャンルパネルの中身
これぐらいなら楽勝ですね

精霊の攻撃手段は『アンサースキル』『スペシャルスキル』『EX-アンサースキル』の3つあります。全ての精霊にいろんな種類で設定されています。

画像半分より下にそれぞれの精霊のスキルが書かれている

アンサースキル

攻撃、回復、防御、サポートなど精霊によって様々

制限時間以内に解答すれば発動するスキルです。デッキ編成画面で右側にいるほど制限時間がシビアになってきます。(右から5秒以内、10秒以内……となって一番左は20秒以内に解答すれば発動)画像のスキルは早く答えれば少しダメージがアップ。解答した時のチェイン(連続正解数。スキルで増やすことも可能)次第でさらにダメージアップできます。

スペシャルスキル

設定されている解答数を達成すればいつでも使えるようになる必殺技です。こちらも様々な種類があります。この精霊は6問正解すればスペシャルスキルでダメージを与えつつチェインを稼ぐことができます。

EX−アンサースキル

数年前に突如出現した新スキル。持っている精霊と持っていない精霊がいます。設定されている条件を満たせばアンサースキルに加えて攻撃時に自動で発動します。オート周回向きかも。前項のスペシャルスキルと一緒には使えず、デッキ編成時にスペシャルスキル体制にするか、EX-アンサースキル体制にするか精霊ごとに選ぶことができます。

このようにどの精霊をどこにどういうふうに組み込んで連れて行くか、というカードゲームのようなRPGのような戦略性もあるため、単純なクイズゲームよりずーーっとやりがいのあるゲームになっています。

●ストーリー

この世界には108の異なる世界、異界が存在する。精霊魔法を使うクエス=アリアスの魔道士達は叡智の扉を開き、異界の精霊の問いかけに答えることでその力を借り、魔法を使うことができる。そんな世界の四聖賢(魔道士の四天王的なやつ)、ウィズに弟子入りした主人公。しかし師事してまもなく、ある事件で師匠のウィズが黒猫になってしまう。師匠を人間に戻すべく、キミの冒険が始まる……!

といった感じです。主人公はゲーム内で「キミ」「魔法使い」「黒猫さん」など様々な呼称で呼ばれており、自分に重ねる人もいれば『黒猫氏』としてキャラを確立しているユーザーもいます。私は後者。

長寿アプリということもあり、急なサービス終了で中途半端にならないように、去年メインストーリーは完結しました。びっくりです。ソシャゲのストーリーって終わるんですね(笑)これに関しては結構賛否両論で、途中まで長く続きそうな雰囲気だったのに完結が決まってからすごい勢いで終わりに向かいました。まさに急転直下。それこそサービス終了するのかと思うくらいで、ストーリー完結後はガチャ精霊が減ったりなど業務縮小もされました。しかし、これまでの冒険の集大成ともいえるフィナーレは多くのユーザーに感動を与えました。

メインストーリー終わったけどまだやることあるの?って思うでしょう。実はこのゲーム………メインと言っておきながらこのストーリーはわりとサブみたいなところがあります。このゲームの1番面白いところは『イベント』なのです。ではそれを含めた黒ウィズの魅力をご紹介しましょう。

●長年プレイし続けられる黒ウィズの魅力

1、多種多様な異界で繰り広げられるイベントストーリー

ストーリーのあらすじで書いた108も存在する異界。イベントストーリーは主人公がこの異界を冒険するお話になります。異界も様々であなたの好きな世界観をもった異界が必ず1つはある。そう断言できるほどに本当に種類が多いです。例をいくつか紹介します。※画像は公式サイトやゲーム内から引用しています。

ゴッドナンバーズという12神の力をもつ
ヒーロー達を中心に、神々の力を持つヒーローが
公務員として働く異界
夢と現実の間にある都市の異界
夢を持たない〈メアレス〉達と
叶えられなかった見果てぬ夢〈ロストメア〉の戦いが
日々繰り広げられている
可愛いくて恐ろしく強い魔道士達のドタバタギャグ異界
海に行ったり遊園地作ったり宇宙に行ったり
ハローワークに行ったりするけど深く考えてはいけない
審判獣によって正義と悪が一方的に決定される異界
正義と分類され審判獣を称えるサンクチュア軍と
悪と分類され聖域を追放されたインフェルナ軍は
常にお互いのことを憎み合い争いが耐えなかった
自然豊かで夜の来ない天上岬のある異界
調香師の姉妹のゆるふわ日常ストーリー
雰囲気がアトリエっぽい

他にも軍記や怪盗、童話、マフィア、アイドル、天使、悪魔、SF、現代、シリアスからギャグまで、まだまだまだまだたーーーくさんの異界があります。全部紹介したいけど多いから難しい。1つのゲームでこんなにたくさんの世界観を楽しめるのって単純にすごいと思います。

2、カードイラストのクオリティがめちゃくちゃ高い

世界観が様々だからか可愛い女性キャラ、格好いい男性キャラ、果てはケモノまでなんでもあります。メインストーリーが終わってからガチャ精霊は減ったものの、配布精霊(ストーリーを進めれば手に入るものなど)のクオリティが上がっていたり、昔は特別なカードにしかなかった背景まで現在の精霊にはほとんど描かれています。性能が微妙でもイラストが良すぎて欲しくなることも多く、精霊一人一人にファンもいます。

ハッ……また貼りすぎるところだった……。

3、最終強化が基本、素材に困らない

これは周回嫌いの私にとってとても重要な要因だと思います。他にもソシャゲに手を出してはいるものの、継続できないのは周回ができないからです。欲しい時にすぐに集めに行けるし、メイトガチャという古参ユーザーの9割が使っていない無料ガチャがあるんですがそっちでもたくさん出てくるし、ログインや報酬で大量に手に入るので素材に困ったことはありません。(サービス開始時は素材ごとに曜日縛りがあって困ることはあった)そのため、黒ウィズでは基本的に精霊は手に入れたらすぐに最終強化が完了します。育成要素に不安を感じることなく、デッキ構築力とクイズを解く頭さえあれば難なく挑戦することができるのです。素晴らしい。

素材は3桁超えがほとんどで全然使い切れない
使う量より手に入る量の方が圧倒的に多い

●まとめ

いかがでしたでしょうか。少しは黒ウィズに興味を持って頂けたでしょうか。本当に好きすぎてガチャとか魔道杯とか協力バトルとか語り始めるとめちゃくちゃ記事が長くなりそうなんでこのあたりにしておきます。すでに長いけど。

このゲームを入れた時はほぼリリース時期だったんですが、今に比べるとあの頃はすごく不便だったなと思います。素材足りないし、UIも使いにくかったし、カード喋らなかったし(今は昔の精霊以外全員ボイスあり)。黒ウィズ運営は結構ユーザー目線でいろいろ考えてくれるところがあって、こうだったらいいなぁと思ったことがわりと実現することが多く、その結果現在の遊びやすい環境になっているんだと思います。

メインストーリーが完結してとっつきにくさがすごいですが、本当に面白いのはオムニバス形式のイベントにあります。過去のイベントはある程度メインストーリーを進めると、いつでも開放できるようになるので好きな時には好きな異界を楽しむことができます。正直メインストーリーの最後は様々な異界の冒険もあってのストーリーになっているので、やはりイベントも比重が大きいと思います。

クイズに自信がある、美麗イラストを実際に見てみたい、などなど理由は何でもいいです。とにかくちょっと見てみて下さい。ゲーム本体でもYouTubeの動画でもいいです。それで良かったらぜひ教えて下さい。すごく面白くて好きなのに知名度も人気もいまいちな黒ウィズ、もったいなさすぎるんです。よろしくおねがいします。


ちなみに…新作アプリが開発中らしく、現在のアプリをベースとして何か計画されているそうです。動くとしたらやはり10周年記念の時でしょうか。一緒に記念すべき瞬間を迎えられるといいなと思います。


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