『魔法使いと黒猫のウィズ』を布教したい
珍しくソシャゲ記事です。スマホの普及率も高い現代では、何かしらゲームアプリを入れている方がほとんどだと思います。いろんなスマホゲームが世の中にはあると思うんですが、私が習慣的にもう何年もやり続けているのが『魔法使いと黒猫のウィズ』(以下黒ウィズ)というゲームです。
こちらは株式会社コロプラが運営されているゲームで、同社は他にも『白猫プロジェクト』という有名タイトルも扱っています。実は黒ウィズはかなーーーり古参のソシャゲで、どのくらい古いかというとパズドラと同じくらいの長寿アプリとなります。なんと来年の3月で10周年!先述した白猫プロジェクトやグランブルーファンタジー、FGOより先輩なのです。そのわりには知名度が低いのが最大の欠点。
●ゲームシステム
ゲームジャンルは『クイズRPG』。まずはデッキに5体まで精霊をセットしてクエストに行きます。
敵が出現したらジャンルパネルが出現します。パネルにはそれぞれ属性があり、精霊の強化を最終までしていれば編成した精霊の属性が優先的に出てきます。例えば下の画像に仮に水属性のパネルがあって答えても編成したメンバーに水属性の精霊がいないため誰も動くことはできません。また、パネルの色は1〜3色あり(右下は3色)、基本的には色が多くなるほどクイズ難易度が高い、その代わりクリティカルが出やすいという仕組みになっています。パネルに書かれているのはクイズジャンルです。
ジャンルパネルを押すと下の画像のように4択問題がスタートします(イベントによっては4択問題以外も稀にある)制限時間は20秒。5秒経過するごとに右端の精霊からアンサースキル(後述)が使えなくなっていくので解答が早ければ早いほど有利に戦えます。間違えたり20秒経っても答えられないと不正解となり攻撃することができません。早押し問題のようなスリルが味わえます。
精霊の攻撃手段は『アンサースキル』『スペシャルスキル』『EX-アンサースキル』の3つあります。全ての精霊にいろんな種類で設定されています。
アンサースキル
制限時間以内に解答すれば発動するスキルです。デッキ編成画面で右側にいるほど制限時間がシビアになってきます。(右から5秒以内、10秒以内……となって一番左は20秒以内に解答すれば発動)画像のスキルは早く答えれば少しダメージがアップ。解答した時のチェイン(連続正解数。スキルで増やすことも可能)次第でさらにダメージアップできます。
スペシャルスキル
設定されている解答数を達成すればいつでも使えるようになる必殺技です。こちらも様々な種類があります。この精霊は6問正解すればスペシャルスキルでダメージを与えつつチェインを稼ぐことができます。
EX−アンサースキル
数年前に突如出現した新スキル。持っている精霊と持っていない精霊がいます。設定されている条件を満たせばアンサースキルに加えて攻撃時に自動で発動します。オート周回向きかも。前項のスペシャルスキルと一緒には使えず、デッキ編成時にスペシャルスキル体制にするか、EX-アンサースキル体制にするか精霊ごとに選ぶことができます。
このようにどの精霊をどこにどういうふうに組み込んで連れて行くか、というカードゲームのようなRPGのような戦略性もあるため、単純なクイズゲームよりずーーっとやりがいのあるゲームになっています。
●ストーリー
といった感じです。主人公はゲーム内で「キミ」「魔法使い」「黒猫さん」など様々な呼称で呼ばれており、自分に重ねる人もいれば『黒猫氏』としてキャラを確立しているユーザーもいます。私は後者。
長寿アプリということもあり、急なサービス終了で中途半端にならないように、去年メインストーリーは完結しました。びっくりです。ソシャゲのストーリーって終わるんですね(笑)これに関しては結構賛否両論で、途中まで長く続きそうな雰囲気だったのに完結が決まってからすごい勢いで終わりに向かいました。まさに急転直下。それこそサービス終了するのかと思うくらいで、ストーリー完結後はガチャ精霊が減ったりなど業務縮小もされました。しかし、これまでの冒険の集大成ともいえるフィナーレは多くのユーザーに感動を与えました。
メインストーリー終わったけどまだやることあるの?って思うでしょう。実はこのゲーム………メインと言っておきながらこのストーリーはわりとサブみたいなところがあります。このゲームの1番面白いところは『イベント』なのです。ではそれを含めた黒ウィズの魅力をご紹介しましょう。
●長年プレイし続けられる黒ウィズの魅力
1、多種多様な異界で繰り広げられるイベントストーリー
ストーリーのあらすじで書いた108も存在する異界。イベントストーリーは主人公がこの異界を冒険するお話になります。異界も様々であなたの好きな世界観をもった異界が必ず1つはある。そう断言できるほどに本当に種類が多いです。例をいくつか紹介します。※画像は公式サイトやゲーム内から引用しています。
他にも軍記や怪盗、童話、マフィア、アイドル、天使、悪魔、SF、現代、シリアスからギャグまで、まだまだまだまだたーーーくさんの異界があります。全部紹介したいけど多いから難しい。1つのゲームでこんなにたくさんの世界観を楽しめるのって単純にすごいと思います。
2、カードイラストのクオリティがめちゃくちゃ高い
世界観が様々だからか可愛い女性キャラ、格好いい男性キャラ、果てはケモノまでなんでもあります。メインストーリーが終わってからガチャ精霊は減ったものの、配布精霊(ストーリーを進めれば手に入るものなど)のクオリティが上がっていたり、昔は特別なカードにしかなかった背景まで現在の精霊にはほとんど描かれています。性能が微妙でもイラストが良すぎて欲しくなることも多く、精霊一人一人にファンもいます。
ハッ……また貼りすぎるところだった……。
3、最終強化が基本、素材に困らない
これは周回嫌いの私にとってとても重要な要因だと思います。他にもソシャゲに手を出してはいるものの、継続できないのは周回ができないからです。欲しい時にすぐに集めに行けるし、メイトガチャという古参ユーザーの9割が使っていない無料ガチャがあるんですがそっちでもたくさん出てくるし、ログインや報酬で大量に手に入るので素材に困ったことはありません。(サービス開始時は素材ごとに曜日縛りがあって困ることはあった)そのため、黒ウィズでは基本的に精霊は手に入れたらすぐに最終強化が完了します。育成要素に不安を感じることなく、デッキ構築力とクイズを解く頭さえあれば難なく挑戦することができるのです。素晴らしい。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。少しは黒ウィズに興味を持って頂けたでしょうか。本当に好きすぎてガチャとか魔道杯とか協力バトルとか語り始めるとめちゃくちゃ記事が長くなりそうなんでこのあたりにしておきます。すでに長いけど。
このゲームを入れた時はほぼリリース時期だったんですが、今に比べるとあの頃はすごく不便だったなと思います。素材足りないし、UIも使いにくかったし、カード喋らなかったし(今は昔の精霊以外全員ボイスあり)。黒ウィズ運営は結構ユーザー目線でいろいろ考えてくれるところがあって、こうだったらいいなぁと思ったことがわりと実現することが多く、その結果現在の遊びやすい環境になっているんだと思います。
メインストーリーが完結してとっつきにくさがすごいですが、本当に面白いのはオムニバス形式のイベントにあります。過去のイベントはある程度メインストーリーを進めると、いつでも開放できるようになるので好きな時には好きな異界を楽しむことができます。正直メインストーリーの最後は様々な異界の冒険もあってのストーリーになっているので、やはりイベントも比重が大きいと思います。
クイズに自信がある、美麗イラストを実際に見てみたい、などなど理由は何でもいいです。とにかくちょっと見てみて下さい。ゲーム本体でもYouTubeの動画でもいいです。それで良かったらぜひ教えて下さい。すごく面白くて好きなのに知名度も人気もいまいちな黒ウィズ、もったいなさすぎるんです。よろしくおねがいします。
ちなみに…新作アプリが開発中らしく、現在のアプリをベースとして何か計画されているそうです。動くとしたらやはり10周年記念の時でしょうか。一緒に記念すべき瞬間を迎えられるといいなと思います。
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