”学際”学部で、学ぶ
私が見つけ、惚れた大学・学部は
最近できた”学際”と呼ばれる学部でした。
学際学部とは(※Z会様より引用)
新しい枠組みの学問や総合的な学問で
既存の学部系統では上手く分類できない、また
研究テーマがいくつかの異なる学問分野に
横断的に関係している学問・学部、を言います。
私の学部は理系からも、文系からも受験可能で
大学入学後に 5つのコース(現在は4つ)から
好きなコース=専門を選び
学びを深めていく流れでした。
なぜ、私がこの大学・学部に決めたかというと
①自身の専門性を磨きながら
②幅広い学びが得られると感じたから。
そして、そんな幅広い学びが得られる学部を
志願してくる学生というのは、きっと
③興味関心の幅が広くて
個性豊かなメンバーが揃っている。
絶対面白い!刺激的だ!と思ったからでした。
それに、当時の私には
途上国開発・支援に携わる、という
明確な夢はありましたが
それだけを学ぶのは物足りない
と感じていました。
高校時代、学ぶことの面白さに目覚めた私は
未知の世界についてもっと知りたい
できうる限り多用な経験を積みたい
と思っていて、その可能性が高そうな
学際学部に魅力を感じたのでした。
加えて、途上国開発・支援に携わるための
専門を決めきれなかった、というのもあります。
前のNOTEで書いた通り
私は高校時代に、理系を選択していました。
当時、一番興味を持っていた
「飢餓問題」にアプローチしようと
①高吸水性ポリマー等を使った
砂漠の緑地化、農地化素材の開発
②遺伝子組み換えや交配による
砂漠や荒地でも育つ食物の開発
を専門にしたいと考えていました。
そうなると、日本の大学システムでは
①は理学部、②は農学部
への進学が近道ではありましたが
私には、どちらかを選べなかったのです。
極論、途上国開発・支援に携われれば
それでよいと思っていたからでした。
そんな私には、入学して
いろんな学問、分野を横断的に学んだ上で
自分の専門性を決められるということは
チャンスであり、メリットしかなかったのです。