児童扶養手当から見える”今”
先日久々に市役所へ
そう
「児童扶養手当現況届」の申告にね
この現況届は毎年8月に申告しに行くもの
この作業をサボると
大事な大事な児童扶養手当がいただけなくなる
なんせ1ヶ月も申告期間があり
土日も開設してくれている週もある
それをなんやかんやと先延ばしにし
月末に申告しに行ったワタシ
だって夏休みなんですもの
息子が毎日一緒にいるもんだから
なかなかチャンスを見計らえなかった
しかも私が行く市役所は
とにかく混んでいて時間がかかるから余計に
足が遠のいていたのです
そんなこんなで意を決して向かった市役所
結果、とんでもなく空いていた
待ち時間ゼロ
これをスムーズと言わずになんと言うんだ
ってくらいにね
私は市役所の雰囲気が何気に好き
清潔感に溢れ、良い意味でピリッとした空気
そして対応してくれる方々は
皆、とても感じが良い
そして自身の担当分野が明確なので
管轄外のことを尋ねた時は
「それに関してはあちらの窓口で聞いてください」
と、潔い
しかも担当部署への誘導先が明確
今まで一度も
「う〜ん…ちょっとわからないなあ」と
マゴついた場面に遭遇したことがない
私はその度に
「この人たちは自分の管轄に対してはとてもプロフェッショナル
それだけでなく何がどこの窓口かも全て把握している」
と毎度感心してしまうのである
しかも自分自身がなんだかベルトコンベアーに乗せられた気分で
なんだか楽しい気持ちにもなる
おかげで今回は滞在時間30分ほどで終了
今回私は初めて児童扶養手当の現況届を申告しに行った
内容としては前年度の養育費と所得の提出
なぜならその所得によって
翌年の支給額が変わるから
そして更には担当の方と軽く面接もする
「面接!?」と聞いて
なんだかちょっぴり緊張したのだけど
なんてことない
一緒に私の提出した書類を読み合わせるだけ
正気私は
「あれ?こんなもんで終わるのかい?」
となんとも拍子抜け
もっと申告に虚偽がないか裏を取ったりしないのだろうか…
なんて思ってしまったよ
と言うわけで無事に現況届申告作業は終了
すると帰り道、別居&離婚当初の頃を思い出してしまった
当時の自分の感情だったり
息子の小ささだったり
当時は週末に私と息子2人きりで
外食したりお出かけしたりすることに
どこか寂しさや周りの目を気にする自分がいたな…なんて
週末は家族で行動するものだから…
そんな価値観が自分の中で刷り込まれていたことで
親子2人だけでいることが
なんだか恥ずかしかった
だけど不思議
今はなんとも思わない
慣れってやつだろうね
どこへ行くにもいつも2人
動物園も遊園地も
外食も旅行も海遊びも
ぜーーーんぶ2人きり
寂しいなんて全く思わないし
むしろそれが当たり前
しかも今となっては
「この2人きりに入ってこれる人なんていないだろうな…」
と思う始末
それを”強くなった”と思う人もいるかもれないけれど
もはやそんな次元じゃない
それが私たち親子の当たり前なのだから
皆、各々の幸せを探すこと
周りと比べないこと
今目の前にあることに納得すること
そして向上心を常に持つこと
但し、向上心と嫉妬は違う
きちんと己を知ること
そして足るを知ること
そんなことを今回の市役所作業で感じてしまった
て考えると、年に1回くらいは市役所へ行くのって良いかもね!