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4月の韓国ドラマと本の記録
にわか韓国ドラマウォッチャーです。自分の記憶のために、一言感想を記録しています。4月は個人的にイム・シワン祭でした。
「39歳」
よくある女性の友情モノかなあと軽い気持ちで見始めたら、毎話いろんなシーンで泣けてしまい大変でした。いくつかのテーマが並行で進んでいきますが、やっぱりがんで余命をつげられるという設定には自分を重ねることも多く、自分の死、大切な人の死を、どんな風に受け入れていくかについて、改めて感じ、考えることの多いドラマでした。
チャニョン役のチョン・ミドがすごくよかったし、こんなにも周りの人に愛されていることをうらやましく思いました。それにしても最近見る映画や読む本に必ずがんの人が登場します。そういう時代なのかな。そういう時代なのでしょうね。
イム・シワンが人気俳優という本人役でカメオ出演していたのも、おもしろかったです。
「ミセン」
以前、途中まで見ていたのをやっと見終わりました。最終回でやっと第1話冒頭の追跡シーンの意味がわかってスッキリ。
韓国の学歴社会や上下関係の不条理さ、商社の仕事の難しさ、サラリーマンの悲哀みたいなものが描かれていて、少し前だけれど、韓国で人気になったのがわかります。
個人的にはとにかく主演のイム・シワンを見ているだけでも楽しめるというか、じっと黙って考えている姿をずっと見ていられるなあと思いました。カン・ハヌルもよくて、個人的には「椿の花咲く頃」よりこっちの方が好きかもしれません。
韓国ドラマでは「じっと黙って見つめる」というシーンが日本のドラマ以上に多く登場する気がします。その「間」を持たせるのは、役者さんの表情を含めた演技も大きいですが、カメラワークも重要だなと思います。韓国ドラマはカメラワーク自体が、音楽のようにリズムや感情を構成しているなあと思わされることが多いです。
映画「弁護人」
「パラサイト」の主演ソン・ガンホが、弁護士として公権力に立ち向かっていく姿を描いていて、韓国の歴史の一部が垣間見えたような作品でした。イム・シワンが冤罪で逮捕される役で出ており、拷問シーンがなかなか壮絶で見ていてつらくなるほどでしたが、当初から演技力高かったのねえと感嘆したりも。ますますシワンの他の作品も見たくなりました。
映画「エクストリーム・ジョブ」
小技が利いていてクスクス笑ってしまうところもあれば、「なんでやねん!」という展開で笑ってしまうところも。とにかく、大真面目にやりきるからこそおもしろくなるという典型のような映画だったなあと思います。手を抜かない完成度の高さがあるからこその笑い、おもしろさに加え、これぞエンタメという爽快感とかっこよさでした。
その後は、Netflixで「それでも僕らは走り続ける」のイム・シワンを堪能していたのですが、試しに見てみた「私の解放日誌」と「私たちのブルース」が両方とも好みのど真ん中だったので、そちらを見つつ、「トッケビ」「マイ・ディア・ミスター」などもちらちら見ています。
あと、アベマで「THE ORIGIN- A, B or What?」「QUEENDOM 2」というサバイバル番組が放送中なのでそちらも毎週楽しみに観てます。
4月は韓国関連本はなし、です。
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