見出し画像

5月~12月の韓国ドラマの記録

数年前からの韓国ドラマウォッチャーです。自分の記憶のために、一言感想(印象)を記録しています。考察も分析もありません。今年の5月以降の視聴記録をざくっとまとめて。

◎ドラマ

「イルタ・スキャンダル」

見終わるまで結構かかってしまいましたが、韓国ドラマらしく人情味要素、ミステリー要素、コメディ要素、苦悩・葛藤要素などがいろいろ散りばめられていてよかったです。主人公だけでなく意外と若い世代の方々がドラマの安定感を支えているなと、「私たちのブルース」にも出ていたノ・ユンソ(ヘイ役)などを見ると思わされます。

「昼と夜」

外れがないと言われるナムグン・ミン主演ドラマ。最初あまりにも展開に無理があるんじゃないかと思ったりもしましたが、イ・チョンアとの組み合わせはよかったですね。展開はどうかと思ったけど、役者さんで最後まで信頼してみれたなという感じでした。

「セレブリティ」

これはかなり面白かったです。おそらく日本でも同じようなことが起こっているのだろうけれど、SNS中心のインフルエンサーの世界で起こっていることを結構赤裸々に描き出したのではないでしょうか。といいながら、自分の知らない世界なので、どのくらいリアルなのかどうかは判断できませんが。イ・チョンアは品がよくて芯のある役が本当に似合いますね。

「マスクガール」

これはさらに面白かったです。なんだろう、ルッキズムにここまで正面から向き合うことができるというのが、韓国ドラマだからなのか、Netflixだからなのか、両方だからなのかわからないですが、セリフも展開もかなりぐりぐりと描いていて、見ていて本当に考えさせられるところが多かったです。これはちょっともう1回見てあらためて考えたいなと思います。

「復讐せよ」

他はNetflixが多いですが、これはPrime Videoで。なんで見始めたのかは忘れてしまいましたが、個人がネットの力を使ってテレビ局や財閥などの巨大な悪に立ち向かっていくという展開に引き込まれました。フィクションだからと言われればそれまでですが、今後こういうことはリアルに表に出てくるのではないかということが予見できるドラマでした(かといって私警察的なものが増えればいいと思うわけではないのだけれど)。

「その恋、断固お断りします」

主人公の女性がかっこよくて、その女性に男性が憧れるという、人類が繰り返してきた物語の逆をいくような設定がおもしろくて。役者さんの演技ももちろん素晴らしいですが、この説得力はやっぱりキャスティングの妙なのでしょうかね。キャスティグディレクターという職業を子どもの頃に知っていたら、自分はそれを目指したいと思うくらい興味を惹かれます(ドラマの内容と関係ないですが)。

「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」

ほのぼの系のドラマかと勝手に思ってみていたら、かなりずしーんとくる重めの内容で、正直にびっくり。それでも、等身大に生きようとしている姿を、説明がToo Muchになり過ぎないところで構成されていたので、精神や心の不調を訴える人が多い現代に、多くの人に見てもらう意味のあるドラマだと思いました

「悪魔判事」

これもかなりおもしろかったです。チソンってこんなにかっこいいのかという発見だけでなく、罪をつぐなうとはどういうことか、人を罰するとはどういうことかなど考えさせられました。大統領をこんなにも滑稽に描いて大丈夫なのかと心配になるほどだったけど、コントラストがはっきりしていてよかったです。特筆すべきは、キム・ミンジョンの本当ににくたらしい演技と、かすかな純粋さを見せるところのギャップ。ものすごく見ごたえのある演技でした。「セレブリティ」のパク・ギョヨンが刑事役で出ていたのも、こっちの方があっている気がしてよかったです。

◎映画

「ドリーム~狙え、人生逆転ゴール~」

よくあるストーリーとも言えるけれど、俳優さんたちの細やかな演技で、おもしろさやしんみり感を感じながら楽しんで見れる作品でした。パク・ソジュンはどの作品を観ても一定以上の演技をこなしているなあという感じですが、IUは見るたびにちょっとずつ違う魅力を発揮させていて、その度毎に魅力にうなります。今回も小憎らしい愛らしさ爆発でよかったです。

◎見かかり中ドラマ

「キング・ザ・ランド」

ミステリ要素の強いものに比べて、続きが気になるという要素が薄いので後回しにしていますが、主演の2人がよい味を出していておもしろいので、ちゃんと見終わりたいです。

「マイ・デーモン」

遅ればせながらソン・ガンの魅力にハマってます。なるほど、こうやって沼るのね、と納得。配信が1月まであるので、いっぺんに見過ぎないようにセーブしながら見ています。ドヒ役のキム・ユジョンって、あまりちゃんと見たことなかったけど、こんなに演技が上手なのですね。微妙な表情を使い分けていてとても見ごたえがあります。

「医師ヨハン」

「悪魔判事」がかなりおもしろくてチソンの他の作品を観てみようと見始めました。イ・セヨンのまっすぐな意志の強さとよい化学反応が起きているなと思いつつ、今半分くらいなので後半どうなるのか楽しみです。

◎オーディション(サバイバル)番組

アイドル産業は若者の夢をエサにして人を消費することにつながるなど、賛否両論あるかと思いますが、私は純粋に、ひたむきに自分のやりたいことを頑張ろうという気持ちにさせてもらえるので、引き続き結構見ています。今年の後半はガールズグループが続きましたね。

「RU NEXT?」

途中のプロセスはとても見ごたえがあったのだけれど、最終メンバーが「ほんとに??」という感じ。私の感性が単にずれているだけなのかもしれませんが、納得感が薄めでした。

「QUEENDOM PUZZLE」

すでにデビューしている方々が参加者なので、見ごたえがあり、逆に落とされることが不憫に思えるほどでしたが、実力だけでなく表現力も含めてトータルで人に判断されるのだなという世の中の酸い甘いを垣間見れるような番組でした。

「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」

これはそもそも日本向けの番組ですが、韓国発祥ということで。
見るためにLeminoに加入しました。ガールズグループは、最終メンバーに予想があたらない人が何人か入ってくることが多いです。今回はそういう意味で一番違和感があったかも。ついでにJO1やINIのときの「PRODUCE 101」の2シーズンもすべてもう1回見返しました。

「UNIVERSE TICKET」

現在進行形で見ています。知り合いの娘さんが出ていたのだけれど、脱落してしまって残念。ただ、レベルの高いグループになりそうな期待感があります。

その他、「The Debut: Dream Academy」はプロセスが省略されているので、見ていません。「FANPICK」はみんな頑張っているんだけど、途中で脱落しました。モゴモゴ。

◎ライブ

「BTS: Yet To Come」

Prime Videoで見れます。
全員が兵役に入るというタイミングで公開されてありがたいですね。いつも私はBTSの音楽を聴いていますが、ビジュアルとしてBTSのメンバーが歌って踊ってという姿を見ているとやっぱりジーンとします。特にジンががんばっている姿にジーンとしますし、一人ひとりの個性がまき散らされている感じがして感動です。はやく兵役後の完全体が見たいですね。1年半?2年?自分もしっかり大きくなって待ちたいなと思います。

サポートいただけたら跳ねて喜びます!そしてその分は、喜びの連鎖が続くように他のクリエイターのサポートに使わせていただきます!