咳と寝不足に苦しんだ4週間は何だったのか!
長引く風邪かと思ったら咳喘息だったという話です。
2/7の夜から咳が出初めて体の節々が痛くなり、翌朝起きたら38.5度(はかる場所によって39度以上になったりも)。猫がピッタリと私の腕枕で寝ていたので、いの一番にスマホで「ネコ、インフル、うつる」と検索して、大丈夫ということを確認。その後かかりつけの病院に連絡して、発熱外来を受診しました。
お仕事で行っている高校がインフルで学級閉鎖になったので、てっきりインフルだと思ったら、インフルもコロナも陰性でした。ただ、私としては高熱による悪寒がずっと続いてつらいのと、とにかく体のあちこちが痛いので、先生に薬を出してくださいとお願いして、インフル用の薬一式を出してもらいました。
あとはもう、イオン飲料を飲みながら、ビタミン摂取のためにいちご、りんご、みかん、バナナを食べ、胃に負担をかけないよう梅干しと卵のおかゆ、くたくたに煮たうどんを食べ、夜は軽く野菜スープ、ヨーグルトに。そうやってひたすら休みました。
3連休に参加予定だったワークショップは、参加できる機会も払った数万のお金も失ってしまいました。
発熱後、そんなに間を開けずに薬を飲み始めたので、そんなにひどくならずに済むかなと勝手に期待していましたが、そんなことはなく、3日間全然熱が下がらず食事以外はずっとベッドの中。
咳がとまらなすぎて、夜はあまり眠れないし、咳し過ぎて腹筋と背筋、腰が痛いし、横になりすぎて頭に血が上ったのかずっとズキンズキンするし。夜中に耐え切れず追いカロナールをしたりも。
そんな風に数日間安静に過ごした結果、咳以外はいったん症状が落ち着いたかに見えました。が、10日くらいしてまた咳がひどくなり、扁桃腺が切られるように痛くなり、再度発熱。
このタイミングで声がまったくでなくなってしまい、再度病院を受診したものの、処方されたのは、咳止めとたんを出やすくするお薬のみ。薬を飲んでもまったく回復の兆しが見えませんでした。
この期間ほとんどお酒を飲まなかったし、食欲もなく体重も減るので、外的な強制リセット力が働いて、不健康な状態だけど、ちょっと健康的にすごす期間になりました。
タイミングが悪いことに2月末から3月上旬にかけて、ファシリ6連チャンという予定が入っていて、咳をしながら、マスクをしながらなんとかこなしました。
一ヶ月咳が続いているなかで一番つらかったのが、夜眠れないことでした。1時間おきに咳で目が覚めて、毎日断続的な3~4時間睡眠しかとれず。なんとか昼寝をとりながら対処しました。
また電車のなかも大変でした。咳がとまらなくなると、みんなからものすごい目でみられて、その場にいられなくなる感じでした。ある日は咳が止まらなくなり、途中で電車を降りて、各駅停車でいつでも途中下車できるように帰っていたらいつもの倍近い時間がかかりました。
対策として編み出したのは、水分を口に含んで、鼻呼吸をし、少し上を向くというもの。その状態だと少し咳がおさまる感じがありました。
そういったもろもろのことを3月の頭にFacebookに投稿したところ、「それって咳喘息じゃない?」と何人かの方にコメントをもらい「咳喘息」と調べたら、まさに自分の症状そのまんまでした。
そこで再度かかりつけの病院に行って、咳喘息のお薬一式を出してもらいました。いくつかのお薬がプラスされ、さらに喘息の吸引薬のおかげで、夜はやっと少しラクに寝ることができるようになりました。
悔やまれるのは、咳と睡眠不足に悔やんだこの4週間の時間はなんだったのかということ。もっと早くわかることはできなかったのかなと思います。
例えば薬局で、2回咳止めを買ったとき、「咳がずっと治らない」と薬剤師さんに説明しています。そのとき薬剤師さんに可能性として咳喘息というものがあるとは教えてもらえないのかな。
またはせめて2度目に受診した際に、風邪ではなく咳喘息の可能性があるとは内科の医師は思わなかったのかな。
3度目に行った際には「呼吸器内科の先生でお願いします」と指定をし、「咳喘息ではないかと思うのですが」と伝えて、スムーズに診断と処方をしてもらえたけれど、思わず「1週間前の時点で、今日の診断を受けることはできなかったのでしょうか?」と先生に聞いてしまいました。
いずれにしても、ひとまず回復の見通しができたので一安心。昨日もまた病院を受診し、飲み薬の他に胸や背中の痛みに貼る湿布も追加してもらいました。咳をするのは、普段使わない筋肉を使うので、筋肉痛でしょうとのこと。
いずれにしても、単なる風邪や咳喘息でよかったといえばそれまでですが、その過程ではやっぱり「がんが肺に転移したのかな?」とか「初期の肺がんなのかな?」とかそういうことが何度も頭をよぎりました。
まだ咳も続いていますし、背中や胸が相変わらず痛いですが、ひとまず一番の苦しみの寝不足から解放されたことで、まともな精神状態に戻ってこれてよかったです。
そして、1か月苦しんだ副産物として、体重が4キロ減りました。4キロ減らすのは相当大変なこと。これは唯一よかったことです(笑)。
サポートいただけたら跳ねて喜びます!そしてその分は、喜びの連鎖が続くように他のクリエイターのサポートに使わせていただきます!