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リーディングマラソン#13
読んで語るを繰り返すリーディングマラソン。初めてから1年が過ぎました。10月に読んだのは写真の3冊。
1冊目は映画「プリズン・サークル」監督の坂上香さんの本。今月、修復的正義の研修に参加するため、事前に3冊の本を読もうと思っていて、そのうちの1冊。ある事件の被害者の方の被害に関わる語り、そして加害者との関わりについての章を読みました。時間が短くて読み切れなかったけど、自分がその立場になったときにどう感じるかをじっくり想像できるように描かれていて、引き続き考えていきたいなと思いました。
2冊目は未来倫理に関する本。未来倫理というのは、倫理学の延長線上で、未来世代への責任を考える応用倫理学です。環境問題や原子力発電についてもそうですが、「現代世代は未来世代を傷つけることができるが、未来世代が現代世代を傷つけることはできない」という「絶対的な非相互性」があるからこそ、私たちはその影響について考えなければいけないということを実感しました。
3冊目は、以前からBTSをテーマに哲学対話をしようという話が出ていて、その課題図書にどうかなと思った「BTSを哲学する」という本。様々な哲学者の考えを引きながら、BTSの歌詞や活動に込められたメッセージを解釈しているのだけれど、内容がちょっと断片的な気がして(私の理解力が追い付かないだけだと思うけれど)、違う本がいいかなという気がしてます。BTSに関しての本はたくさん出ているので、他を探してみます。
先月から、最後の時間に読書や共有を踏まえて、もう少し一緒に考えたいトピックについて話しました。自分に向かわずに人の話を聞けるときってどういうときだろうか、どうしたらそのように聞けるんだろうかということを考えました。次回も楽しみです。
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