あなたのチームは未来を創造するエネルギーを使いこなせていますか?
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この記事のテーマ
この記事でつたえたいこと
はじめまして、能力解放おじさんと申します
こんにちは、てつぴーと申します。アカツキでは、能力解放おじさんと呼ばれています。 (自分で名乗っています)
アカツキでは、セルフコンディショニングプログラムの開発・運用などをしています。アカツキ以外では、認知科学をベースにしたコーチングを経営者やリーダー向けに行っています。
しかし、「能力解放おじさん」ってすごい響きですよね... なんか、めちゃめちゃ怪しそう... (自分で名乗っています)
「アカツキには、能力解放おじさんがいるらしい…」
最低限今日はこれだけ覚えて頂いたら、記事書いた意味あったので覚えて帰って下さい。
…
ウソです、帰らないで〜
頑張って書いたので、最後まで見てくれたら嬉しいです!
何をやっているおじさん?
端的に言うと、メンバーの能力を解放すること、これが僕の仕事です。
もう少し噛み砕くと、「未来を創造する力」 の獲得を支援するプログラムの開発・運用をしています。全然噛み砕いてないですね… よく言われます。
もう少し一般的な表現に置き換えると、「セルフコンディショニングスキル」を、高い解像度で使いこなせるようにするプログラムの開発・運用をしています。
「Mind・Body・Habit」を高いレベルで使いこなせるようになるためのプログラム
どういうプログラムかというと、ハイパフォーマーに必要な3つのスキル領域である、「Mind・Body・Habit」の3つの領域のスキルを、高い解像度で使いこなせるようにする e-ラーニング + グループコーチングを合わせたプログラムです。
プログラムの名前は、High Performance Fitness Program (ハイパフォーマンス習慣最適化プログラム)の頭文字をとって「HPF」とか「HPFP」と呼んでいます。
単なる「セルフコンディショニングスキル獲得プログラム」ではない
先程自分で言っておいて、すぐにそうじゃないと否定するなんて、自分でももはや意味不明ですが、実は単なる「セルフコンディショニングスキル獲得プログラム」ではありません。
このプログラムが提供しているのは、あくまで 「欲しい未来を創造する力」つまり、「未来を創造するエネルギーの使いこなし方」の獲得支援です。
それによって、「やりたいことで、突き抜ける人を増やすこと」、そして実際に「いろんな未来が創造されること」が、このプログラムのゴールです。
具体的に何をしているのかを話すと、思い入れがありすぎてそれだけで終わってしまうので、その話はまた別の機会にお話します。
今日話したいこと
ここ数年間「人の本来持っている能力を解放して未来を創造するために、何ができるのか?」というテーマについて、試行錯誤しながら取り組ん出来ました。
「能力解放」「未来創造」について、寝ても覚めても「学び・実践・開発・提供・観察・内省」を繰り返していると、いろいろと見えてくることがあります。
なので、今日は、そんな現在進行系で試行錯誤している中でみえてきた「未来を創造するエネルギーの活かし方」について、偉大な先人からの学びや、試行錯誤の中で得た自分なりの解釈をお伝えしてみようと思います。
私のコーチングの師匠である 李 英俊 (著),さんと堀田 創 (著)さんの共著
「チームが自然に生まれ変わる」を参考に自分なりの解釈を入れているので、正しく知りたい方はそちらの書籍を是非読んでみてください。
今日のテーマは「未来を創造するエネルギーを活かすも殺すも、あなたのマインド次第」というテーマでお伝えしてみます。
ここで言う「未来」は「そこそこイケてる未来」ではない
ちなみに、ここで言っている「未来」とは、あなたが今立っている現状の延長線上にある「そこそこイケてる未来」ではありません。
創るのは、どうやって到達するかわからないほど現状の外側にある、でも自分が心の底から実現したい未来です。
また、他の人から見て、イケてるかイケてないかは1mmも関係ありません。自分がどうしても実現したい未来です。
その現状の外にある未来を創造するために、「未来を創造しようとする際に生まれるエネルギーをどう活かすのか?」という話です。
早速本題に行きましょう
未来を創造する際に鍵となる2つの力
「欲しい未来を創造する」ために、重要になってくる力が2つあります。1つは前述の「未来を創造しようとするエネルギー」です。
1つめの力は、「人は、欲しい未来を創造するエネルギーを使いこなすことで、様々なテクノロジーを発展させ、今という未来をつくってきたよね。」という話ですね。その原動力はいつも「ここにない未来を創りたい」というエネルギーから生まれてきたし、そのエネルギーは人間なら誰でも生まれたときには持っているものです。
もう一つの力は、その未来を創造するエネルギーと対になっていて、未来を創造するエネルギーを打ち消してしまう力、「現状と言う名の重力」です。
人間は本来誰しもが、欲しい未来を創造するエネルギーを持っているのに、そのエネルギーを自分の見たい未来の創造に解放できている度合いは、人によってバラバラです。100%解放している人もいれば、5%の人もいます。
その違いを生み出す大きな要因の1つとして、この「現状と言う名の重力」が関係しています。
重力が大きすぎると、無力感を感じてしまいやすい
この重力は、1人の個人としての世界観の中にも存在するし、例えば会社のチームなどの集団が共有する情報空間にも存在します。
もしあなたのチームが現状に対する重力が大きい場合は、その空間の持つ重力に、未来を創造するエネルギーを奪われてしまいやすいので、あなた自身が創造エネルギーが高い人だったとしても、躍動しづらくなってしまいます。
たとえば、あなたが心の底からやりたいと思っている未来があるとします。極端なケースですが、20人がいる空間で、あなた以外の19人は、
と思っていたらどうでしょう?
そうなると、いくらあなたが、未来を創造するためのエネルギーを持っていても、現状を打破するために釘付けになってしまい、その現状を変えることはむずかしくなってしまいます。
現状という重力をどう切り離すのか?
したがって、あなたとあなたのチームが、未来を創造するためには、現状という重力をいかに未来と切り離すのか?ということが、重要なテーマの1つになります。
ということで、今日はこの現状という重力をいかに未来と切り離すのか?というテーマについて掘り下げていきましょう。
なぜ現状に引っ張られてしまうのか?
では、なぜ現状に引っ張られてしまうのでしょうか?
結論から言うと、それは、現状に対して、臨場感がありすぎるからです。
自分と関係性を持っている、過去の情報を含んだ現在の空間 (= その空間を構成するもの)に対して、臨場感がありすぎるために、そこから抜け出しづらくなる。
例えば、
と言ったように、この先に本当にその未来があるのかわからない暗闇で光を模索するよりも、「今までの経験を活かして、そこそこ活躍できる、見慣れた現状の延長線上の未来」の方を選んでしまう。
つまり、「行けそうか? 行けなそうか?」で決めてしまっているから、現状と地続きの「行けそうな未来」が選択されやすいというのがカラクリです。
「行けそうか?or Not」で始めるから重力にとらわれる
行けそうか、どうかで始めると、現状の世界に臨場感たっぷりになってしまうので、重力にとらわれてしまいうまくいかない。
じゃあどうするか?というと、大切なのは、現状という重力は一旦無視して、まずとてつもないゴール、重力なんて関係なくなるほど実現したい未来を決めること
つまり、「月に行く」と決めることです
大切なのは、自分にとっての月を決めて、内部モデルを書き換えること
「重力なんて関係なくなるほど実現したい未来を決めること」「自分にとっての月をきめること」がなぜ大事なのか?というと、
「月を決めることで、内部モデルを書き換えることが大事」だからです。
ゴール設定からの一連のプロセスで、自分が持っている内部モデルを書き換えることで、重力を切り離し、未来を創造するエネルギーを解放すること
この一連のプロセス、「内部モデル変換プロセス」によって、「現状という重力からの切り離し」と「未来創造エネルギーの解放」を同時に行うというのが、今日の内容のハイライトです。
未来を創造するための内部モデル変換プロセス
内部モデル変換プロセスを整理すると、以下の6つになります。
(個人の解釈も含んでいます)
言葉にすると陳腐に聞こえてしまいますし、ひとつひとつをどうやるかが大切で、技術が必要なのですが、簡略化するとステップとしては上記のようになります。そして、これを使いこなせるようになると、未来を創造するセンサーとエネルギーが解放されるようになります。
つまり「自分のゴールに生きて、未来創造エネルギーを解放しよう」が今日伝えたかったことです。
実際にどうやってやるのかに興味がある方は、気軽にご相談ください
おわりに (番外編)
上記が、今日のメインの内容になりますが、もう少しだけ伝えたいことがあるので、少し五月雨になりますが番外編として読んでいただけたら嬉しいです。
「行けそうか?or Not」ではなく、「行きたいか or Not」
番外編1つ目は、未来を決める時は、
「行けそうか?or Not」ではなく、「行きたいか or Not」で未来を決めようです。
ここにない「未来を創造する人たち」は、現時点の自分の実力を考えて行けそうだから行くといった、行動原理では動いていません。自分の強烈に実現したい未来を現実にしたい、つまり「行きたいから」行くのです。
その時点の自分が行けるかどうかと言うのは、1mmも関係無いのです。
だから、誰がなんと言おうと自分が実現したくてしょうがない未来があるなら、誰がなんと言おうと、行きましょう。
一方で、行ける気しかしていない
番外編2つ目は、過去と現在は未来とは関係ないということです。
未来を創造する人に、決めた時点で、道筋が見えているのか?と、彼らは「どうやってやるかは現時点ではわからない」と答えます。一方で、じゃあ実現できると思っていないのか?と聞くと、彼らは「行ける気しかしていない」と答えます。
どういうことかと言うと、彼らはゴールを実現している未来しか見ていないのです。現在の自分ができそうかどうかではなく、未来の自分ができそうかどうかが大事。で、「未来の自分は出来ている気しかしない」ということです。
彼らは、過去と現在は未来には関係ないということがわかっているのです。
そして、決めた後は実現している未来の臨場感を持った世界に生きているので、その未来を現実に手繰り寄せています。
つまり、「行きたいか or Not」で未来を決めて、そのゴールを実現している未来から現実を引き寄せる これが彼らのマインドの状態、彼らが見ている世界です。
未来に過去と現在は関係ない。行きたい未来を決めたら、未来に生きて、未来側から現実を引き寄せよう
これが、番外編の2つめです。
それはあなたの本当にやりたいことか?
番外編の3つめは、「あなたが決めた月は、本当にあなたがたどり着きたい未来ですか?」です。
もしあなたが決めた未来が、あなたの真なるwant toとは関係ない未来だと、あなたの持っている未来を創造するエネルギーは躍動しません。
イマイチ躍動しないな?と感じたら、この質問に立ち戻ってください。
あなたのチームは未来を創造するエネルギーで溢れていますか?
番外編最後は、全人類のリーダーに対しての質問です。
この記事が、誰かの未来を創造するなにかのきっかけになればうれしいです。どこかで、お会いできることを楽しみにしています
読んでくださってありがとうございました!
内容についてのご感想・ご質問など頂けると嬉しいです^^