#31【my garden journal】涼を呼ぶ金魚草。別の楽しみ方をみつけました。 8 YukiBean (yuki_bee🐝) 2020年6月3日 17:14 こんにちは。夏日が続く今日この頃、金魚草のこのお色、元気なのは良いのですが、もうちょっとクールに過ごしたい時もあります。偶然、金魚草でこんなに遊べるとは、ということを見つけたお話です。 あまりガーデニングとは関係ないのですが、よかったら涼んでいってくださいませ。 昨年9月下旬、金魚草 "カリヨン・ミックス" の苗をタキイ種苗から購入し、貸し農園に植えました。色は、パープル、アンティーク(ダークオレンジ)、ピンク、アプリコット、クリームイエロー、ホワイト、の6色、各2株です。 金魚草は、タネから育てるのは、元職場でも苦戦しているのを見ていたこともあり、苗からにしました。幼苗の間、根っこが弱いようなのです。 11月の初めからボチボチと咲き始めました。 この写真は、その時のもの。幼く、柔らかい感じです。 11月の写真です。金魚草は、いつも脇役、というイメージを持っていました。この写真の主役も、私の中ではコスモスでした。 冬の間も、少しずつ咲き続け、3月、4月、5月と大躍進を遂げました。 青い空に元気一杯です。 収穫のタイミングとして、一般に、一番下の花から数えて、2つか3つ咲いたら受粉する前に摘むと長持ちする、ということで、最初はすぐに摘んでいました。 家に飾りきれなくなってきた、というのもあって、少しずつ農園で咲かせるようになりました。 私流、摘むタイミングは、「下の3つか4つの花が受粉し終わって、花びらが落ちた頃」、に変わりました。 その方が、断然、勢いがあって、上の方の花まで萎れずに咲いてくれるんです。 花瓶での寿命は短くなっても、個人で楽しむには、そちらの方が手入れも短いし、まだ咲いてないうちから、室内に取り込むなんて、植物にも虫たちにも申し訳ないな、という罪悪感も少ないんです。 植物、虫、人間、の順に、家で最後まで楽しませていただきます。 最近の金魚草は、中心ではなく脇芽が立ち上がった2番花で、茎は細いのですが、がっしりとしていて、花は大きく、色も鮮やかです。 一晩、バケツに水を張って、養生してもらいました。 フラワーアレンジメントには、スパイキー(spiky, とんがったもの)な要素も必要だ、ということで、あまり考えずに、背の高い品種を選びました。 ”カリヨン”は、F1の改良品種です。カタログには、「しっかりとした茎で、花上がり抜群。ベル咲き、大輪の極早生品種シリーズ。 秋にも少し開花する。」とあります。他の品種を育てていないのですが、この説明の通りです。 このアレンジメントの主役は、千鳥草ですが、金魚草の色のおかげでうまくお互いが引き立っています。 アプリコット、パープル、レッド、の金魚草。 千鳥草の濃い紫に負けていませんよ。 花のピーク前後まで畑に残しておくと、受粉の終わった花は花びらがまだゴツくて立派なのに、子房を残して、花弁だけ丸ごとスルッと抜け落ちてしまいます。 そういう抜け落ちた花が、バケツの中に24時間以上水に浸っていました。その花をすくい上げた瞬間。。。 まあ、びっくりです。これは何なんでしょう!? この肉厚な花は、まるでロウ細工のようにツヤツヤとして存在感があります。 キクラゲを水に戻したよう、でもあります。プルプルしています。そして、花びらが透き通っているんです! オーバーですが、衝撃的な発見でした。 先ほどのお花、24時間も経たないうちに、ドライになりました。黄色が濃いです。 じゃあ、もう一度作ってみよう、と他の花を水に入れることにしました。 水が花びらに浸透するまでには24時間以上かかります。これは途中の状態です。 もう少しです。 できました! 金魚が泳いでいるように見えるんです。 器を替えたりして、遊んでみました。 やはりオレンジ色の花は、黄色より、金魚に近い感じです。 泡ぶくまでついて、ますますリアル。 金魚の模様のコップに入れてみました。 涼しげです。 陸に上がった、金魚です。 乾ききる前にもうひと遊び。 ローズマリーの葉っぱは水草の代わりです。 せっかくだから、パープルでもやってみました。 ベルベットのような花びらが、金魚のように、は、なりましたが、この色は金魚、って感じではありませんね。 ルビー色の宝石。ガラス細工のような金魚草になりました。 これは、面白くて、楽しいです。 乾くとすっかりドライフラワー。 遊んでいる間に、これまた遅めに摘んだ千鳥草が(見事に!)咲き切って終わりとなり、だんだんと金魚草がアレンジメントのメインになってきました。 金魚草は、別にあってもなくてもよかった、と言っては、金魚草に申し訳ないのですが、今は、植えて良かったと思っています。金魚草、アメリカではスナップ・ドラーゴン (snap dragon)と言います。龍の口が開いていて、指を入れると、パクッと噛みつかれそうです。 一つの花を金魚に見立てた日本語は可愛いですね。そしてその名前にふさわしく、水に入れても楽しめるのでした。 少しでも涼しい気分になっていただけたら嬉しいです。 今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。 #花写真 #ガーデニング #花のある暮らし #涼を呼ぶ 8 サポートありがとうございます。 サポート