#27【my garden journal】貸し農園の花が、17世紀のヨーロッパ絵画風に見える工夫 17 YukiBean (yuki_bee🐝) 2020年5月16日 23:26 こんにちは。 雨の土曜日。がっかりされている方もいらっしゃることでしょう。でも、久しぶりに雨が降って、植物が喜んでいるような気がして、私はほっとしています。 昨日は、貸し農園で育てたスイートピーについて書きましたので、今日は残りの花にスポットライトを当てることにします。 貸し農園の狭い畑から採れた花々が、17世紀のヨーロッパ絵画風に見えるように、工夫しながら 写真を撮って遊んでみました。 ご覧いただけると嬉しいです。 昨日、午前中に貸し農園に行って、花を収穫してきました。突然ですが、昨日と今日は、バイオダイナミック農法のカレンダーでは、花を収穫するのに良い日となっています。 バイオダイナミック農法とは、1920年代前半、ルドルフ・シュタイナー博士が、農夫や科学者のために講義した内容を元にして、その教えを弟子と言える方々が発展させていきました。今のオーガニックの原型とも言えます。この話はまたいずれ。 こちらのキンギョソウは、’カリヨン’ シリーズ。背丈があるので、切り花向きだそうです。 苗から購入したものです。 どういうわけか、白のキンギョソウには、黒い色のアブラムシがたくさんついていたので、1本だけにしました。 ニゲラは、’ペルジャン・ジュエル’。 ミックスの種子から育てました。種子を蒔いたのは、昨年の11月。 パッケージの写真には、ピンクやマジェンタも載っていますが、私の選んだ苗は、ブルー系ばかりに偏ってしまいました。 ブルーの方が強いのかもしれません。 この矢車草は、ブログ#24 でお話したもの。 ワシントン州のフローレット・ファームから購入した、’クラシック・マジック・ミックス’。 本当に蛇の目傘みたいで素敵。 蜂🐝が忙しそうに花粉を集めています。なので、私は少し終わりかけのものを中心にカットしました。 デルフィニウムのように見えるのは、千鳥草(ラークスパー. Larkspur)、’ザ・ブルー’。 ようやく咲き始めたので、どんな色のミックスになるかは、まだわかりませんが、最初の花はバイオレット。2、3本目は、濃い紫に青紫のふち。 インスタント・ブーケの出来上がりです。 シャーリー・ポピー (Papaver rhoeas)。 このポピーは、日本では、ヒナゲシ、虞美人草、と呼ばれて群植用に植えられることが多いもの(詳しくは、拙ブログ#5「ポピー入門」 をご参照ください)。花が2、3日しか持たないので、切り花としてはあまり使えないのですが、 スイートピーの有機種子をグリーンフィールド・プロジェクト (www.gfp-japan.com)で注文した時、ついでに試してみようと種子を購入しました。 かわいそうなことに、ウスイエンドウとスイートピーの勢いに負けて、でも健気に一列になって咲いていてくれました。 せっかくなので、少し摘むことにしました。 でも、このポピーはやっぱり青空に向かって、風にそよいでるのが一番似合うようです。 さて、全てをバケツに入れました。 それだけで絵になります。iPhoneで撮る時、少し暗くして撮りました。周りのゴチャゴチャしたものが隠れます(笑)。 フェルメールの絵のように光がうまく差し込んでいるように、光を取り込みました。 それでは参りますよ。 まずは、ニゲラ。 今度は、光を右側から入れて撮りました。白い花が暗い中にぼーっと浮かぶようになりました。 上から見たところです。 古くて錆びた丸い椅子の上に置いて撮っただけです。 アレンジは素人なので、目を半分にして見てくださいね。 ニゲラに 千鳥草を3本、加えました。 次に矢車草を加えました。 実は、こんな風に窓辺に椅子を置いて撮っています。 普通の建材で建てられた、とても昭和な作りの 古い家です。 繰り返しになりますが、このように暗くするとバックが隠れ、花が浮き出てきます。 ここで、違う色を加えました。アプリコット色の金魚草です。 ブルーが映えます。 昨日摘んだ時よりも今日はたくさんのニゲラが咲いています。 やっぱり「花の日」に摘んだからかなあ。花の色が鮮やかで長持ちするらしいんです。 これも実験の一つです。 上から見たところ。 次は、赤い花シリーズです。金魚草の赤とピンク。 アルストロメリア、それにスターチス。スターチス (Limonium cinuata リモニアム・シヌエイタ)は、ミックスの種子を昨年10月に蒔きました。 次回は苗でもいいかも。 せっかく畑からお連れしましたから、ヒナゲシさんにも加わっていただきましょう。どんどん花びらが落ちています。 後ろを暗くしたことで、赤のケバケバしさが少し抑えられたように思います。 それでは、まだ出演していない花々にご登場願いましょう。矢車草と白のスターチス。 レモンイエローの金魚草と青紫のスターチス。 シャーリー・ポピー(ヒナゲシ)さん、どうもお疲れ様でした。 後ろを暗くすると、ひっそりした感じになります。 光の当たる窓辺に置くと、元気に見えます。 ポピーは、光と一緒の方が嬉しいかもしれません。 つい最近、メイクオーバーしてもらった、タミーちゃんにも特別出演してもらいました ( Instagram @miss.bambi.2 ミス・バンビさん)。 今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。 良い週末をお過ごしくださいますように。 #花写真 #ガーデニング #花のある暮らし #光と影 #貸し農園 17 サポートありがとうございます。 サポート