#23 【my garden journal】狭くて悪条件の玄関先で、育てています。 8 YukiBean (yuki_bee🐝) 2020年4月24日 14:28 こんにちは。寒い一日ですね。金曜日。今週もお疲れ様でした。 今日は、私の玄関先の草花の様子をシェアさせて頂きますね。ここは、英語でいうところの「チャレンジ」の場所(難しい、と言いたくない負けず嫌いのアメリカ人が言いそうです)。 狭い上に西向きで、おまけに日が当たるのは、午後の2、3時間。近所には、ほとんど木や林もないのに毛虫も青虫もやってきます。ナメクジ問題は頭が痛いです。そしてご近所の「猫ちゃんず」の通り道です。時々植木鉢が倒れたり、草花がぺちゃんこになったりしています。 限られたスペースをコンテイナーで埋め尽くしています。ぎゅうぎゅうに植えてしまいましたが、チューリップとヴィオラ、パンジーを色々試してみました。 中輪のヴィオラ、パンジーの色は、似ていても、育種会社によって微妙に違うのですが、育ち方も、実際育ててみるとよくわかりました。最初に言っておくと、この中で私が一番いいなと思ったのは、左から3番目の赤と黄色が入ったもの。川越rokaさんのセレクション、だそうです。スッキリと上品な姿、複雑な色合いがその理由です。品種名の札が付いているのは、高いですけれど、毎年同じシリーズが欲しい場合には、覚えておけるので助かります。 ’フリズル・シズル’ (タキイ種苗、一番右)は、好きか、嫌いか、微妙なところでしたが、ここへきて、好き、に傾いています。案外丈夫で花が次々と咲くからです。その左は、虹色スミレ(サカタのタネ)。顔の中心に黒いブロッチがないので明るい感じ。でも、真冬は花が咲きません。そのほか、よく咲くスミレ(サカタのタネ)、名も無きスーパーブランドも試しました。ナメクジに弱いのが、よく咲くスミレのローズに白の中心(左端)。 それにしても日本のヴィオラ、パンジーの種類は、世界一じゃないでしょうか。溢れかえってますね。すごいですね。去年の春は、種類の多さに圧倒されてしまってました。 昨年12月から良いスタートを切ったのが、こちらのヴィオラ。チュニチュニシリーズの ’カスタード・ブリュレ’ と ’チョコベリー’ ((株)ケブラナガトヨ)。美味しそうなネーミングがいいですね。 同じ会社からのミステリアス・シリーズ、’マリア’。このブルーのようなグレーのような、ラベンダーのような、そしてくすんだオレンジ色の組み合わせのヴィオラが、今年私の中でのナンバーワンです。花つきもパフォーマンスも抜群です。でも、さすがにそろそろ間伸びしてきました。 チューリップは、新潟県花卉球根農業共同組合から、数点。ほとんど日本産です。 ヴィリディフローラ系から、おなじみスプリング・グリーン。5球植えても全部綺麗に咲きそろうことは少ないですね。 遅咲きの八重からは、’アンジェリーク(Angelique)’。八重咲きのチューリップ、アメリカではピオニー咲とも呼ばれます。この品種は、安定、貫禄のピンク。迷ったらこれにしましょう、と言いたいくらいです。 パロット咲きからは、'ヴィクトリア・シークレット (Victoria's Secret)'。カタログよりも濃い色合いで、私は満足しています。この狂った感じ、パロット咲きは色だけじゃなく、形も楽しめて気に入っています。 フリンジ咲きは、’ブルー・ヘロン (Blue Heron)’。花が大きく、長く持ちました。中を見ると万華鏡のようです。 丈が長いので、先日の強風で2つ折れてしまいましたが、水に挿しておくと、まだ持っています。とっても妖艶な雰囲気も出てきました。 ペラゴウニアム(Pelargonium)は、冬の終わりから春によく咲くんですね。夏の花とばかり思っていました。ラベル(品種’カリオぺ’)にも5月からと、ありますが、去年の夏は、葉が白くなって花もお休みでした。こちらの赤は、ちょっと寒色系の赤。ご近所の奥様方がよく褒めてくださいます。 でも、おしゃれなブルーの訪問者は、その横のナツメグ・ゼラニュームの、地味な花の方がお好きな様子。 このチューリップは、休憩用、かな。足もとが滑らないでしょう。 この春、買ったクレマチス’マリー・ルイーズ・ジェンセン (Marie Louise Jensen)'は、一足先に咲いています。他に置くところがなくて、ハンギングバスケットに植えましたけど、これからどうしようかしら。。。。 ご近所さんも私も大好きなのは、こちらのクレマチス ’ジョー’ (Clematis x cartmanii 'Joe' クレマティス・カートマニアイ ’ジョー’)。南半球のクレマチスを親に持っていて、ツルがないんです。春一番に咲きます。葉っぱも切れ込みが入って肉厚で、半常緑。かわいいです。ニューヨークでは、冬は温室に入れてましたが、大阪では、ずっと外に出しっ放しでも大丈夫でした。 ニューヨークでは、あまりよく育たず、過保護にしていたのに、こんな環境でも夏と冬を越してくれたロックガーデン向け植物といえば、この2つもそうです。上の部分がチョウジザクラ(と言っても桜じゃなくて、ジンチョウゲの仲間。 Daphne genkwa。ダフネ・ゲンクヮ) と、下は、ミヤマホタルカズラ (リソ(th)ドーラ Lithodora)。ガーデンセンターで安く売ってるなんて、元同僚が知ったら、、、。 日本の気候に合いそうなのが、イカリ草(Epimedium。エピミーディアム)。日陰で乾燥したところによく育つ、とニューヨーク近辺では人気の、タフな植物です。これは’楊貴妃’という品種。あえて派手な色合いにしました。一株ですからね。 錨(イカリ)を下ろしているみたいです。このイカリ草については、またブログに書きたいと思っています。 サクラソウの仲間 (Primulaceae プリムュレイシイー)が好きなので、思わず買ってしまいました。シコク・カッコソウ (Primula kisoana プリミュラ・キソエイナ)。葉の表面は薄い毛に覆われて、くじけにくい、のですが、ナメクジは花が大好きで、、、(涙)。 サクラソウ(Primula sieboldii プリミュラ・シーボルディアイ)は、この微妙な花の違いを育てて楽しむ、とっても日本的な園芸趣味かと思います。こちらは’桜川’。波打つ花弁と裏と表の花びらの色が違うのが魅力です。こういうのって、ひとつ、またひとつ、とコレクションが増えていくパターンですよね。 シクラメンもサクラソウ科ということをご存知でしょうか? 私はシクラメンも大好きです。特に原種。これは シクラメン・クーム (Cyclamen coum)。冬から春先に咲いて、タネをつけています。うまくタネができたら蒔いて育ててみたいです。 これはスミレ。どこから来たのか。芽が出そうにないヤマアジサイの植木鉢の中に。スミレは雑草のようでいて、雑草とは言えない高貴な感じがします。私には抜けません。 京都の蚤の市で、買ったのが、オモト。オモトって、昔から家にある、万年青。と思っていたら、趣味園芸の世界は全く別物なんですね。初心者なので、「育てやすく、あまり大きくならず、斑入りのもの」とリクエストして、二つほどみつくろっていただきました。 「何もしなくていいです。水やりを2日に一度くらい。オモトは、今年一枚葉が出るか、くらいで、それでもう今年は終わりです」と、言われましたが、それだけでいいんですね。やることないですね(笑)。 だんだん趣味がオジサマ化(おじさまがた、ごめんなさい)して来ました。こちらは椿。もちろん鉢植えで育てようと考えています。’三河雲竜’の名前の通り、枝がジグザグ、昇り竜のようです。お店の人にどこを切ったらいいか、と尋ねたら「椿はあんまり切らへんのどすけど」と、3分の1あたりを指さされたので、その辺を切ることにしました。 切りました。どうなりますか。やってみなくちゃわからない。 こんな花が咲いていましたよ。来年は咲きますかどうか。花芽がなさそう。。。 こちらは、小さな和風庭園。山椒、三つ葉、モミジ。あとは、シダなど。まだ未完成です。ゆっくり少しずつ。割り箸をさしているのは、猫がベッド代わりにしていたからです。 肥料はハイポネックスを使っていましたが、最近はずっとEM菌を使っています。土壌を改良、活性化してくれるそうです。放射能汚染された土にも良いそうですよ。500倍から1000倍に薄めて好きな時に使っています。ついでにキッチンの生ゴミをEMボカシを混ぜながら、バケツで堆肥にして土に混ぜています。というわけで、色気のない写真にて本日は終了とさせていただきます。 今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。良い週末をお過ごしくださいね。 #ガーデニング #花のある暮らし #鉢植え #コンテイナーガーデン 8 サポートありがとうございます。 サポート