腹腔鏡の手術ってお腹がぽこーってふくれるんですよ!
こんばんは
オペ室看護師6年目萩原です。
連日忙しい日々を過ごしております。
今日は前回に引き続き腹腔鏡について少し書かせてください(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
最近本当に腹腔鏡の手術増えてきてますよね〜
腹腔鏡は医療者のなかではラパロと呼ばれます
由来は英語のlaparoscopyからだそうで
お腹の中をカメラで見る場合は腹腔鏡
胸の中をカメラで見る場合は胸腔鏡
関節の中をカメラで見る時は関節鏡
膀胱や膣をみるときは、膀胱鏡や膣鏡と言いわけております。それぞれ略し方があるのですが分かりにくいので省略
私一年目の時お腹の中をカメラでみて手術をすると言われてもパッと想像が出来なかったんです
理屈は分かっても、納得するのはまた別というか.....
例えばお腹のなかの手術をする際。
人間のお腹の中って普段は臓器やら何やらでもうぎゅぅって詰まってる状態なんですよ。
でもそんなぎゅぅって状態じゃ目的の臓器(例えば癌があるところ)を探すのも、大切な血管や神経を処理や保護するのも難しくて困難なんです....(とゆうか多分出来ません。臓器がカメラにベタァってなって視界Not良好です。)
じゃあどうやって視界を確保しているのか.....
答えはお腹の中を空気でふくらまして風船みたいにするのです!
空気(Co2ガス)を入れて膨らますと、腹壁が持ち上がるので、視界が開けるのですよ
ちなみに私が初めてラパロの手術に入った時、この方思ったよりもお腹周り太いんだなぁみたいなアホな感想を抱きました。(ただガスでお腹が膨れてるだけ)
お腹は空気でふくらましますが、胸だと特にそういうことはせず、肺の空気を抜いて小さくして視野を確保します。
関節鏡や膀胱、膣鏡だとお水を入れてその場所を膨らませて視野確保をします。
最近カメラの手術が主流だから〜と言っても全く見たことなければ限りなく未知ですよね
というわけで、今回は少しだけ腹腔鏡のお話とそれにぷらすカメラを使う手術のちょっとしたお話をさせて頂きました!
少し予備知識として頭に入れてみてください(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
知らないより知ってる方がいざと言う時こころの安心感に繋がると私は考えております(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
それでは!
See you by hagiwara