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【読書日記】トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
【ファイナンシャルプランナーが考える「子供の教育」「親子で勉強」「大人の学び」】でnoteを書いているPです。
今日もさっそく書いていきましょう❣️

本日は読書日記です。

タイトル:‎ トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業
著者:梶山 三郎
出版社 ‏ : ‎ 講談社
発売日 ‏ : ‎ 2016/10/19
単行本‏ : ‎ 386ページ

元同僚におすすめされた本です。
すすめられてすぐに図書館に予約。
借りてすぐに読み始めました。
読み始めてすぐに「これはおもしろそうだ」とわかりました。
しかし、なかなかの大作。集中して読んでも3日かかりました。
勧めてくれた元同僚に感謝です!!

内容はというと、

創業家VS.左遷サラリーマン!
日本の救世主は、ハズレ社員だった。気鋭の経済記者が覆面作家となって挑む日本最大のタブー「27兆円企業」に迫る!「失われた20年を、高度成長期並みに駆け、世界一となったあのトヨトミ自動車が潰れるときは、日本が終わるとき。日本経済最後の砦・巨大自動車企業の真実を伝えたいから、私は、ノンフィクションではなく、小説を書きました」

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業

つまり、某大手自動車メーカーの内幕を書いた、ほぼノンフィクションの経済小説です。
創業家、二世社員、たたき上げ社員、新聞記者、政治家、投資家と多岐な人間が登場し、某大手自動車メーカーのとある過渡期の20年ほどが書かれています。
エンディングはたぶん理想なのかな?事実と違うような。
どこまでが真実かはわかりませんが、大企業の派閥抗争、上層部の意思決定プロセス、ロビイ活動の重要性、大手企業と広告代理店との関係などを知ることが出来ました。
会社員は全員読むべき!と思いました。仕事をする上で大事なことがたくさん書いてあります。
過去の社長・役員名、経済3団体、アメリカでの公聴会などを調べながら読むと経済の勉強になります。

創業家社長ではなく、サラリーマン社長を主人公にしているところが良かったです!
実物、実際の出来事と重ねて読むと、ほんとに面白い。取材力のすごさに驚きました。
私は大企業の第一線で働いたことはないので、世の中知らない事だらけだなと思いました。これを読んで世の中の上位のサラリーマンの努力がよくわかりました。尊敬します。

ビジネス本でもあり、小説でもあり。
なかなかの文章量ですが、展開が早く、読みやすかったです。
この小説は3部作で続きがあり、早速続きを図書館で予約しました。
余韻あるうちに早めに読みたいと思います。

余談ですが、スキャンダルで解雇となったトヨトミアメリカの社長のお相手の女性が実在してて、小説になってるとの事。
興味津々です。こちらも早速図書館で予約しました。


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