マーケティングリサーチャーの仕事とは? リサーチ歴15年のインサイトプランナーが語る、Z世代リサーチのやりがい
僕と私と株式会社(以下、ぼくわた)は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。今を生きるリアルな若者の視点を取り入れたPR設計からブランドプロデュース、SNS運用までをワンストップで行っています。
そんな、ぼくわたメンバーの素顔に迫るメンバーインタビュー。
今回登場するのは、インサイト事業部でインサイトプランナーを務めるすあまさんです!現在、フリーランスのリサーチャーとして活躍するすあまさんは、リサーチャー歴15年以上のプロフェッショナル。
そんな彼に、リサーチャーの仕事内容やぼくわたでZ世代について調査するおもしろさについて聞きました!
「マーケティングリサーチ」に魅了され、15年以上リサーチ業務に従事
ーーまず、これまでの経歴を教えてください。
すあまさん:
大学院で農学・環境資源学を学んだ後、紙製品メーカーの研究職に就きました。
でも、入社して3年ほど経ったとき「別の職種にも挑戦してみたい」という想いが湧いてきて。
当時は、インターネット黎明期を迎え、IT化が進んだことで社会や一般消費者の価値観が大きく変化していった時代。
僕もインターネットに関わるようなパソコンを使った仕事がしたいと考えるようになり、東京のリサーチ会社に転職をしました。
ーー研究職からリサーチャーへ、思い切ったキャリアチェンジですね! 実際に働いてみて、いかがでしたか?
すあまさん:
最初は泥臭く細かい仕事をこなす日々が続きました。でも、自分で選んで挑戦した仕事だったので、やりがいはとても大きかったんですよね。
リサーチャーの仕事が自分に合っていると感じ、計3社でリサーチ業務に従事して、約15年間リサーチャーを経験。2021年にフリーランスのマーケティングリサーチャーとして独立しました。
自分らしさを体現するZ世代を追いかけたい
ーーそんなすあまさんが、ぼくわたで働きはじめたきっかけは何でしたか?
すあまさん:
リサーチャーとして新たに携われる会社を探していたとき、求人サイトでぼくわたが目に留まったことがきっかけです。
ホームページやnoteでの発信、代表の健登さんの著書などを読むにつれ、「自分らしさ」を求めて試行錯誤を重ねるZ世代の生き方に共感を覚え、Z世代の動向を継続的に追いかけてみたいと思うようになり、応募することにしました。
ーー現在、ぼくわたではどんなことをしているんですか?
すあまさん:
「インサイト事業部」でインサイトプランナーとして、クライアントワークと自社調査の2種類のリサーチを担当しています。
クライアントワークでは、お客様の課題に対して適切な調査方法を提案し、調査を設計・実行・分析・報告を行う仕事です。
最近では、脱炭素社会を目指すプロジェクト「CQ」に関わる顧客インサイト・受容性調査を行いました。
自社調査では、Z世代の意識や行動を定期的に調査する「ZView」で、Z世代の最新トレンドや価値観の変化などについて調査しています。
Z世代を科学することは、現代を生きるあらゆる人々を理解すること
ーーぼくわたならではのリサーチの特徴はありますか?
すあまさん:
やっぱり、スピードと柔軟性が大きな特徴ですね!従来の調査会社では、スピードを犠牲にしてでも厳密なデータ収集や品質管理に重きを置く傾向が強かったのですが、ぼくわたでは品質は担保しつつ、目的に応じて手早く柔軟に調査を設計し、実行に移していることに驚きました。
例えば、新しい企画のアイデア出しのための調査であれば、すぐに実行可能な小規模なオンライン調査を行い、迅速に結果をフィードバックします。
一方で、より深い示唆が必要な場合は、定量調査とインタビュー調査を組み合わせるなど、多角的なアプローチを取ることもあるんです。
ーー目的に応じて、スピーディーに調査ができるんですね!
すあまさん:
さらに、Z世代のメンバーが多数在籍していることも大きな強みだと感じました。調査結果の解釈や企画立案の際に、疑問に対する答えや新たなアイデアがほしいとき、メンバーに相談すれば、即座にZ世代の視点を直接取り入れることができる。そのおかげで、よりZ世代の実態に即した提案ができていると思いますね。
ーーぼくわたでZ世代についてリサーチを重ねてみて、すあまさんにとって理解が深まったポイントはありますか?
すあまさん:
先日、僕が公開した「【入社エントリ】アラフィフからのリスタート。Z世代の熱量の中で。」のなかでも書きましたが、Z世代を調査していくうちに、Z世代を科学することは、現代を生きるあらゆる人たちの深い理解に繋がるのだと考えるようになりました。
ーーおお!どうしてでしょうか?
すあまさん:
Z世代は、現在の社会や技術の変化をもっとも敏感に感じ取る世代なんですよ。彼らの価値観や行動パターンを理解することは、今後の社会トレンドを予測するうえでとても重要なんです。
例えば、環境問題への意識の高さや、多様性を尊重する姿勢など、Z世代が重視する価値観は、徐々に他の世代にも広がっていく傾向があります。
また、新しいテクノロジーやサービスの採用スピードも速いため、Z世代の動向を見ることで、今後普及する可能性のある製品やサービスを予測することもできる。
つまり、Z世代を理解することは、単に若者市場を理解するだけでなく、社会全体の未来の姿を垣間見ることにつながるんです。
ーーリサーチを通じて、そんなことまでわかるんですね。
すあまさん:
僕はマーケティングリサーチは「人間理解」だと考えています。
僕らの仕事は基本的にはデータとにらめっこをしていることが多いですが、単なる数字に見えるデータもよく分析していくと、回答者の生活スタイルや価値観が見えてくるんですよ。
Z世代に関するリサーチも、そんな人間理解の視点で見てみると、他の世代からも共感を得られるような特有の価値観を持っていることがわかります。
日々の業務を通じて、人々の思考や人生を紐解き、新たな価値を生む発見があるのがこの仕事のおもしろいところですね。
最前線のZ世代リサーチをぼくわたで続けたい
ーーそんなすあまさんは今後、ぼくわたでどのように活躍したいですか?
すあまさん:
大きく分けて、3つの目標があります! まず1つ目は、ぼくわたオリジナルのZ世代に特化した調査プラットフォームを作ることです。従来の調査会社のパネルとは違い、Z世代が積極的に参加したくなるような仕組みを作りたいんです。
このプラットフォームを通じて、Z世代の生の声をリアルタイムで捉え、クライアントのニーズに迅速に応えられる体制を整えたいと考えています。
2つ目は、Z世代のインサイトやエモーションを定量的・定性的に測定できるスキームの開発です。Z世代の複雑な心理や行動を、より深く、正確に理解するための新しい調査手法を確立したいですね。
最後に、ソーシャルでの情報発信などを通じて、Z世代リサーチに興味を持ってくれる仲間を増やしていきたいと考えています。
僕のこれまでのリサーチ経験や、ぼくわたでの新しい取り組みについて積極的に発信することで、Z世代研究の重要性や面白さを広く伝えていきたいです。
この3つの目標に取り組むことで、ぼくわたをZ世代研究の最前線に立つ企業として確立し、クライアントにさらなる価値を提供できるよう尽力していきたいですね。
ーー最後に、ぼくわたに興味のある方に一言お願いします!
すあまさん:
ぼくわたは、副業や複業を考えている方にも、新しいキャリアにチャレンジしたい方にも、おすすめの会社です。自分の経験を活かしながら、新しい視点を得られる環境があります。
Z世代が7割の会社なので、僕のように年が離れていると不安に感じることもあるかもしれませんが、多様な世代が集まることで、より深いZ世代理解に繋がるからこそ、ぜひ飛び込んでみてほしい。
ぼくわたを通じて、一緒に社会へ新しい価値を生み出していきましょう!
僕と私と株式会社について
僕と私と株式会社は、Z世代を代表する企画・マーケティング会社です。Z世代ならではの多くの企画を咲かせています。
今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れたインサイト調査、企画、クリエティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当いたします。
また、リモート制度やサウナ採用、地方へのワーケーションなどを取り入れた新しい働き方も実践中。「メンバー全員天才」を目指し、社内からも多くの企業が生まれています。
※僕と私と株式会社は、ギルド型組織であり、業務委託契約を前提としています。ご理解のうえ、エントリーにお進みください。