試験会場に行くまでが最大の難関

 日本語教員試験まで1週間切りました。

タイトル通り、この1週間がとても大切です。勉強以外のことも。

先月行われた日本語教育能力検定試験。無事に受験することができました。
しかし、実は受験の5日前に事件が起こっていました。

長女が大流行中の手足口病になってしまったのです。
小学校で少し前から流行しており、警戒していたものの、しっかりと手と口に発疹ができていました…。

長女は幼い頃から体がとても丈夫。
めったに風邪も引かず、インフルエンザにもノロウィルスにも1度もかかったことがありません。幼稚園も皆勤賞、小学校もほとんど休んだことがありません。

そんな病気知らずの長女が、よりにもよってなぜこのタイミングで……😭

手足口病は、名前の通り手足口に発疹ができます。熱を伴い、特に口の中の発疹は口内炎のような痛みにより飲食が難しくなってしまう。という病気。

厄介なのはこの病気、薬がなく自然治癒。1週間ほどで治るとのこと…
子どもは比較的、軽めに終わることが多いですが大人にうつると高熱をはじめ重めの症状が出て、大変厄介な病気らしいのです。

なぜ試験の1週間前なの!😭神様ひどい…

アルコール消毒は効果がなく、手洗いとうがい、飛沫接触を避け、食事、お風呂やトイレを別にして次亜塩素酸で消毒と、とにかく大変。

接触させずに気を付けていたのに、試験の3日前に2歳の息子にも手足口病がうつってしまい、絶望…。

長女は小学生なので、1人で飲食したりお風呂、トイレもできました。熱もなく症状も軽めでした。口の中が痛くても、我慢ができるので水分も栄養(麺類しか喉を通らない)も取れました。

息子の方は高熱が出て、足、おしり口の中の発疹がたくさんできてしまいました。
水分が取れなくなり、喉が痛くて泣いてつらそうな姿がとてもかわいそうでした。

息子は、調子が悪くていつも以上に甘えん坊になり常に抱っこ、鼻水、涙、オムツ換え。飛沫を避けられませんでした。
もう無理だ。感染するんだと、諦めの境地に入りました…。

受験できない可能性が出てきて、どんなに準備をしても、努力を重ねても、自分にはどうにもできない困難が生じる場合もあるということを目前に感じました。

実際、毎年、日本語教育能力検定試験の申込み者数は受験者数より2000名近く少なかったことを思い出しました。過去問に記載してあります。
おそらく、受験したくてもできない人が多くいるのだと痛感しました。

試験までの毎日、自分の手足や口の中を確認。
37度の微熱が下がらず、疲労困憊の中、試験勉強もつづけました。

こうして、地獄のように長く感じる5日間を過ごし何とか感染せずにすみました。

手洗いと次亜塩素酸による消毒による手荒れがひどいくらいでした。不幸中の幸いとはまさにこのこと。

こんな試練を乗り越え、受験会場にたどり着けた時は本当に嬉しかったです。
⚠️私の隣の席の人は欠席でした。


ちなみに、子どもたちは1週間程度で口の発疹も消えて元気いっぱいに回復しました。よかった(^-^)/


とにかく、今週は健やかに健康に、風邪を引かずコロナやインフル(例年より早く流行りはじめているらしいですね…)にならないよう平穏に過ごすことを最大限に気を付けたい。
そう心に決めています。

受験者の皆さんも日本語教員試験会場にたどり着けますように。

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