日本語教師になる3つのルート
現在は、以下の3つのルートがあります。
①大学で日本語教育を専攻/副専攻。
②文化庁届け出が受理された日本語教師養成講座を受講し修了する。
③日本語教育能力検定試験に合格する。
①は、学生のときから目指し専攻している方がなるルート。
②文化庁が示した「日本語教師養成のための標準的な教育内容」の指針に沿った講座内容であり、この養成講座を受けると修了証をもって資格認定されます。
国家資格化されるにあたっての新カリキュラムにも対応している養成講座も多いです。
日本語教師になりたい方の大半がこのルートを選択しているのではないでしょうか。
③は独学で試験を目指す方。
年に1回(10月)開催される、日本語教育能力試験に合格することです。
以上が現在、民間資格の日本語教師になる方法です。
2024年国家資格化されるにあたり、それぞれのルートに追加でやらなければならないことも増えているようです。
国家資格化「登録日本語教員」となる場合。
たとえば、①や②の場合は基礎試験は免除になりますが、応用試験を追加で受けなければならない。養成講座を受けている方は教育実習も免除になる見通し。
③は、基礎試験を受験した者は応用試験を受験、さらに教育実習をしなければならない。
いずれも現在、過渡期であり応用試験の内容も不明です。
これまでの民間資格から国家資格への格上げとなるので越えるべきハードルが多くなりそうです。
もう少し制度が確立してから受けたほうが良いのかとも思うのですが、日本語教育能力試験の内容が大幅に変更になるとは考えにくく、基礎的な部分は必要だと思い、まず日本語教育能力試験を受験しようと考えています。
過渡期にあたるため、教育実習や応用試験は移行期間としての特別措置をとられる可能性もあります。
また詳しい情報がわかったらアップしたいと思います。
制度が日々更新されるため、私も不明確ながら情報収集しながら進めております。
間違っていることなどがあれば教えていただけたら幸いです✨