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「1人では何もできないよね」って話。
ドイツの政治家オットー・ビスマルクの言葉に、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
というものがあります。
この言葉通り考えるのであれば、
私は「愚者」なのだと思います。
先々週から先週にかけての1~2週間ぐらい、
ずっと仕事関連で悩んでいることがありました。
というかこの悩みはずっと無くならないと思っていますが…。
そんな悩みがきっかけで仕事のリズムが狂い、
元々他者に頼ることができない私がもっと他者に頼れなくなり、
自分1人で抱え込み、結局タスクがパンクして、
気付けば他者に迷惑をかける結果となっていました。
そこで「あぁ、自分って1人では何もできないんだな」と
新たに学べたのは良かったんですけど、
よくよく考えてみれば当たり前の事じゃないですか。
人間1人では生きていけないんですよ。
そもそも私自身そこまで能力の高い人間でもないし、
器用でもないので、専門的に学べても、
幅広く何かできるようにはならないんですよね。
そんなことも分からずに、
1人で暴走して、1人で慌てて、1人で泣いてるって
どういう状況なんでしょうね…w
「なんで他者に頼れなかったのかな」って思うものの、
そもそも頼れるほどの人間関係が築けていなかったり、
周囲も忙しいのを分かって気を遣ってしまったり、
そもそも頼ることで自分の評価が下がるのではと考えてしまったり…。
つまり「頼る=負け」って考えてしまっているんですよね。
そうやって失敗してきた歴史上の人物は山ほどいるはずなのに。
そんな経験を通じて、
「自分は愚者なんだな」と実感させられるとともに、
本当に良い経験をできたと思います。
・自分には何もできないこと
・時には人に頼る必要があること
・そんな自分がどうすれば成長できるのか
考えるようになった事。
人ってこうやって失敗して
学んでいくようになるんでしょうね。
今後は自らの失敗だけでなく、
歴史上からも学んでいきたいです。