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“3つのNot”を超える具体的な方法

先日、「コピーライティングでは“3つのNot”を超えることを目的とした文章を書くべき」という記事を書きました。
その3つのNotとは、

・Not Read(読まない)
・Not believe(信じない)
・Not Action(行動しない)

結局コピーでは、この3つのNotを読み手に越えてもらうように書かないと、
読み手を動かすことはできません。

ではそれぞれ、どうやってNotを越えてもらうのか?
例えば、
・読んでもらうためには何を書くべきなのか?
・信用してもらうためには何をすればいいのか。

そういった少し踏み込んだ話をしていこうと思います。


それぞれのNotを、どうやって超えてもらうか

ざっくり言うと、以下の通りになります。

・Not Read(読まない)…ヘッドラインで関心を持ってもらい、常に興味を引いた状態にする
・Not believe(信じない)
…口コミや実績・権威性などを利用する
・Not Action(行動しない)
…反論処理を行い、動かない理由を消す

「Not Read」を超えてもらうために最も重要なのは、ヘッドラインです。
ヘッドラインで興味・関心を持ってもらえなければ、読み手はついてきません。
とある広告会社の社長は、「本文を読む約5倍の人が見出しを読む」と言っています。

つまり読んでもらうためには、「ヘッドラインでどれだけ興味を持ってもらえるか」というのが重要になるんです。
「いやいや、本文を読めばきっと満足してもらえるから」なんて思ってるかもしれませんが、ヘッドラインを読まれずにスルーされれば、本文を読まれることもありませんからね。
読み手は私たちにとって、都合よく動いてくれるものではないので。


次に「Not believe」を超えてもらう方法ですが、これは簡単です。
口コミといった第三者からの評価を入れたり、実績や経歴を書いて権威を見せるんです。

例えば、
A:私がダイエットに成功したたった1つの方法
B:医師監修!主婦のダイエットを成功させたたった1つの方法
だと、どちらのほうが信用できそうですか?

当然「医師監修」とは言っているBでしょう。
なぜなら私たちは、「医師」という肩書に権威を感じるからです。
このように権威を見せることによって、読み手は信頼して読み進んでくれます。


最後は「Not Action」ですが、これは反論処理をするのが重要となります。
反論処理とは、読み手の疑問に先回りして答えてあげることです。
文章を読んでいるときに、「これってどういう意味だろう?」って思うタイミングで、その回答を書いてあげるんですね。
そうすることで、読み手は行動しやすくなります。

基本的に人間というのは、情報が足りなかったり、疑問点があると行動を起こせません。
例えばあなたが、Amazonで靴を買おうとしています。
デザインも気に入って、値段もお手頃。
それに今ならセールで割引もされている。
そんな商品を見つけた時、きっと「自分に合ったサイズはあるのかな?」と探しますよね。

でももしサイズの表記が無ければ?
あなたはきっと購入しませんよね。
なぜなら、その商品の情報が不足していて、買い物に失敗する可能性があるから。

このように行動してもらうには十分に情報を与え、疑問点を無くしてもらう必要があります。


まとめ

ここまで3つのNotを超える方法を簡単に紹介してきましたが、まだまだ詳細はあります。というよりこんなものではありません。
なので今後は、この3つのNotを超える方法について紹介していこうと思っています。
その中で心理テクニックを利用したりするので、ぜひ楽しみにしていてください。

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