Natsuwa

音楽を創っています。 必要に迫られて 歌詞のようなものもつくったりします。

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最近の記事

おひとり様の石渡り

「おひとり様の石渡り」 (verse) 今年も暑い この季節 お一人様で やってきた 何も目当ては ないけれど 加茂の流れに 目を向ける バンド仲間は 帰省中 お一人様で 歩いてる そうだ帰りに 植物園に 寄って睡蓮 見るとしよう   (Chorus) 向こうの川辺も 納涼の 催し盛んで 賑わっている 加茂の流れをのぼるよう のんびり歩いてる (verse) 去年も暑い この季節 お一人様で いたけれど 何もする気が 起こらずに 窓ごし空の雲 眺めてた 昔の仲間から 連絡

    • 彼と彼女は○△

      「彼と彼女は○△」   ※ ちょっと待ってよ 待ちなさいよ もう一度 聞かせてよ今の話 早口で言うから 聞き取れなかったよ   雨あがった帰り道 信号待ちのわたし 自転車にのった アイツがやってきた   去年まで同じ クラスで過ごしたから 他愛ないあれこれ 一分間話した   青にかわり ぺダルを踏み込み 走り出す瞬間 「おまえ○△✕やなあ。。」   ※ ちょっと待ってよ 待ちなさいよ もう一度 聞かせてよ今の話 小声で言うから 聞き取れなかったよ   なんて奴だよほんとに 呼

      • 手をつなごう

        君の事 大好きさ けれどもね 今の言葉 許せない 私のことを どんなふうに 思ってるの   さっきから わたしが 期限が 悪いことに ようやくね 気がついた 額に手をあて 悩んでる   手をつなごう わたしから 手をつなごう 差し出して 手をつなごう このあたりで 手をつなごう 許してあげよか   そんなふうに 思ってたら 大学まえの 駅についた そっぽ向いて 座ってた シートを立ち 飛び降りた   慌ててる わたしが 想定外の げしゃした事に 狼狽えず 真っ直ぐに 私の跡を

        • シーズン・パス (完成版)

          「シーズン・パス」 待ち合わせはいつも 北山駅の出口前 顔をあわせるなり さあ今日はどこへ行く?   しばらくふたり あれこれ考えるが 行きたい所が出ない 取り敢えず植物園へ   ※ こんなやりとり なんどもつづき ぼくらは、買った そうさシーズンパスを 二人一緒に いれば良かった ぼくらは、買った そうさシーズンパスを 今年の待ち合わせは お京阪、西京極駅 顔をあわせるなり さあ今日は勝てるかな?   今度は二人 地元FCクラブを 応援することとなり 取り敢えずスタジ

          シーズン・パス

          「シーズン・パス」 待ち合わせはいつも 北山駅のでぐち前 顔をあわせるなり さあ今日はどこへ行く?   しばらくふたり あれこれ考えるが 行きたい所が出ない 取り敢えず植物園へ   ※ こんなやりとり なんどもつづき ぼくらは、買った そうさシーズンパスを 二人一緒に いれば良かった ぼくらは、買った そうさシーズンパスを

          シーズン・パス

          パープル・平次

          「パープル・平次」 男か女か関係なく ギターにかける 切れた六弦張り直しとく 誰が呼ぶのか誰も呼ばない パープル・平次 食の上方・なにわ・おおさか 今夜も決め手のスローハンドで しずく型ピックが飛ぶ 野暮なテクは 見せたあないが 聞かせて唸らせたい時がある ギターキッズにゃギターキッズにゃ パープル平次 俺のノウハウ思いもよらへん こんなもんさ、こんなもんだよと うすら笑いでソロ終える (間奏) やりすぎてアームの バー曲げてまう 一気にチョークするのが俺の道 何度上

          パープル・平次

          風鈴オーケストラ

          風鈴オーケストラ   1. 毎度見飽きた 駅前の景色 散々な週末のせいで 疎く感じている   そんな時鳴った 携帯の着信音 予期せぬ君から ゴメンネの電話   涼しい風が 不意に吹き抜けて 路地裏飾る 風鈴たち いっせいに鳴るよ 電話の向こうでは 男って単純よね なんて思われてるかも 事実そうなんだよ   重かった週明けの 気分はすっかり 上機嫌に変わってるよ ホントに単純さ ※ 涼しい風が タクトを振りかざし 路地裏に響く 風鈴オケラ 路地裏の讃歌   (間奏)   そ

          風鈴オーケストラ

          やっかいなもの

          「やっかいなもの」 恋とは、まったく やっかいなものだよ 長い人類の歴史上 だれも溶けない謎さ   人生の春を迎える ボーイズ&ガールズ 不安はあるけど 覗きたくなる   ※ まるで、まるで 切り立つ渓谷で ゆらゆら動く 吊橋をジャンプで 渡るみたいな   恋とはとつぜん やって来るものだよ 数え切れない人達 誰も極意を得られず   人生退屈と嘆く ボーイズ&ガールズ 油断を見せると いきなり来るよ ※ まるでまるで バンジージャンプさ 思いもよらず 恋におちる ドキドキ

          やっかいなもの

          彼女は可愛いフード・ファイター

          彼女は可愛いフード・ファイター   1. 同僚と出張は東京なんです。 宿舎は渋谷駅前 南北ホテルだったのです 朝食が付いてるプランだったので 地階のレストランへと 二人降りていったんです たくさんのお皿が高く積まれてる テーブルそのお隣の 空いてた席に決めました 和と洋のビュッフェ形式でしたから 盛り皿確かめながら 好きな物を揃えました。 ※ ・・・・・と となりの席の人が戻ってました ちら見すると 20才(はたち)くらいの 華奢な感じの女の子 座って一人で食事中

          彼女は可愛いフード・ファイター

          スティールできたら

          スティールできたら   この街はいつだって ザワザワしてる そんな雰囲気が 俺には愛おしい   初めて彼女に 声をかけたのは 北へ2ブロック 賑やかな通り   ※ 「すまないけど」 「なに?探しもの?」 「君の時間をすこし  俺に預けないか?」   ホーム・タウンに帰っても ソワソワしてる 「はあぁ?」と返した 彼女の顔浮かぶ   週末待ちかねて 北を目指したよ 長い2ブロック 考えながら   ※ 「お願いがある」 「また?探しもの?」 「君の愛を丸ごと  俺にくれないか?」

          スティールできたら

          夕焼けのエレベーター・ホール

          夕焼けのエレベーター・ホール (詞:ろまんざ、曲・歌:C&P) 夕焼けの エレベーターホール 窓を背に 君は立っていた   表情はまるで わからなかったけど 退屈そうに 待ってるみたい ※ チラッと こちらに 視線が向いたので 柄にもなく 手を振ってみたよ   夕陽挿す エレベーターホール 少し離れて 僕は立っていた   思い返して 後悔し始めてた うれしそうに 手を振ったこと   ※ チラッと 白い歯が 見えたと思ったら 照れくさそうに 手を振ってくれた   チャイムが

          夕焼けのエレベーター・ホール

          Good Choice

          Good Choice.   いったいどうして こんな事ができるのか いったいどうなってる あなたの頭の中は   小さい街の中で やることじゃないわ あんな若い娘連れて あるき回るなんて   ※ わたしも生身の女 なんでも許せる訳じゃない 自由に出入りできる 便利なお店じゃないから   今ごろあんたに わたしとても怒ってる いまごろあんたにも 噂が届いてるはず   ちいさい心の中は 悲しみに満ちてる こんな事繰り返しても 嫌いになんかなれない   ※ わたしも生身の女 なんで

          キミの愛ください

          「キミの愛ください」   キミの愛をください 君の愛欲しいんです キミの愛ありませんか 君の愛をください   優しさをください 優しさが欲しいんです 優しさはありませんか 優しさをください   キミの愛をください 君の愛欲しいんです キミの愛ありませんか 君の愛をください   いてもたっても 落ち着かない 寝ても覚めても 忘れられない   こんなわたしは 好きじゃない 待っているだけ どうしよもない   キミの愛をください 君の愛欲しいんです キミの愛ありませんか 君の愛をく

          キミの愛ください

          僕はスーパーじゃない

          僕はスーパーじゃない   君は僕を愛してる 痛いほどわかる 君は僕を頼ってくれる それはとても嬉しいこと   僕は凛々しく立って テンションを上げる 背伸びじゃなくて 旨を張って歩くのさ   ※  でもね 僕はスーパーな男(マン)じゃない 迷いもするし 自信を無くすこともある 君は分かってくれるかな   私はあなたを愛してる 抑えきれないほどに あなた私を分かってない それは少し悲しいこと   私はあなたの全て 丸ごとを愛してる 大袈裟じゃなくて いつも真っ直ぐ言える   ※

          僕はスーパーじゃない

          Alone on a strange night

          Alone on a strange night    どうも変な夜だよ、今夜は。 年が開けたばかりなのに 年末のような空気が 街中にながれているよ   馴染みの店にいってみた 何かがおかしい、なんだ いつも混み合っていて 足の踏み場もないのに   ※ 人がいないんだ 見る人がいないTVが スポーツ中継を むなしく伝えている   ショートヘアよく似合う カウンターのジェニーも 手持ち無沙汰な様子で いらっしゃいと言った   ※ 人がいないんだ 店をそそくさと出ても 通りには犬

          Alone on a strange night

          風のワルツ

          風のワルツ   ドアを開けて  一歩踏み出すと みかん色の日差し ふり注いでいる   顔を何気なく あげてみると 空はあまりに そら色で満たされて   ※ 風が誂(からか)うように 鼻先すぎてゆく ふ、ふ、ふ くしゅん ふ、ふ、ふ 風がワルツ(円舞曲)を舞って

          風のワルツ