12月から保険証が変わる!?【マイナ保険証への移行】
ご覧いただきありがとうございます!朝倉です。
今回は「マイナ保険証移行に伴う対応」についてお伝えします。
移行まで2ヶ月!対応等で慌てないよう概要や登録方法を再度確認していきましょう。
はじめに:マイナ保険証ってなに?
これまで医療機関・薬局に行った際、健康保険証を使用していたと思います。マイナ保険証は、現行の健康保険証の役割をマイナンバーカードに移行し、マイナンバーカードを医療機関・薬局で健康保険証として利用することができるようにしたものです。
利用する際は「顔認証付きカードリーダー」で受付を行います。
現在(令和6年8月25日時点)、マイナ保険証用のカードリーダーを導入している医療機関は約9割となっており、ほとんどの医療機関で使用することが出来ます。
なお、現行の保険証の発行については令和6年12月2日に終了します。
(マイナンバーカードでの保険証利用を基本とする仕組みに移行)
※最大1年間現行の保険証も有効とする経過措置が設けられています。
ただし、経過措置期間中に下記に該当した場合は失効します。
・発行済保険証の有効期間到来
・転職・転居などによる保険者異動の発生
どうやってマイナ保険証を登録するの?
登録方法は3つあります。
①医療機関にある顔認証付きカードリーダーより登録
②マイナポータルよりお申し込み→登録
③セブン銀行ATMよりお申し込み→登録
12月までに医療機関に行く機会がある方は、診療等受付と同時に登録が
可能な①カードリーダーより登録、が楽でしょう。
医療機関に行く機会がない方は、②③のどちらかの方法で行いましょう。
マイナ保険証は、何が便利?
いつもの通院はもちろん、保険証が手元にない期間をなくせたり確定申告にがスムーズに行えるようになったりします。
(下記は一部です。詳細はこちらよりご覧ください。)
①カードリーダーの顔認証機能
→医療機関や薬局での受付を、スムーズに!
②過去のお薬処方履歴や特定健診の結果を、共有が出来るためお薬の飲み合わせや分量の調整がしやすくなります(本人の同意必須)。
→正確なデータに基づく診療・薬の処方が可能に!
③限度額適用認定証を提示なしで、窓口で高額療養費制度の限度額を超えた額の一時的な支払が不要となります。
→急な手術や入院が必要の場合も、安心して医療を受けることが可能に!
④就職や転職、引っ越しをしても、マイナンバーカードを保険証としてそのまま使うことが可能です。
→保険証の切り替えが不要に!
⑤マイナポータルとe-Taxを連携すると、医療費控除に使用できる医療費通知情報をマイナポータル経由で取得して、確定申告書へ自動入力が可能です。
→確定申告に伴う煩雑な作業が楽に!
会社はどうすればいいの?
マイナ保険証への移行に伴い、会社の対応として
①従業員がマイナンバーカードを発行しているか
②移行対応は済ませているか
の確認・対応の促進が必要となるかと思います。
また、資格取得の届出は引き続き必要となります。
会社としては保険証の郵送が不要となるため、若干負担が軽減されるでしょう。
まとめ
いよいよ12月にマイナ保険証が基本となりますね。
猶予として12月以降も1年間現行の保険証は使用できますが
来年慌てて移行対応をしなくて済むように12月以降にマイナ保険証にする方はタイミングを決めておくとよいかもしれません!
【参照URL】
マイナポータル
マイナンバーカードの健康保険証利用について
マイナンバーカードでの手続き
オンライン資格確認の都道府県別導入状況について
最後までお読みいただきありがとうございました!
FLOW社会保険労務士事務所
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