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モンゴル遊牧民の家畜を大切にする精神。
こんにちは、高野珠希です。
モンゴル遊牧民は、家畜を飼い、
その家畜が食べる牧草地を求めて移動する
文字通り「遊牧」の生活をしています。
遊牧民の飼う家畜は、牛、馬、羊、山羊、ラクダなどです。
山羊の毛はカシミヤとして売り、
牛や羊などの皮は、馬の手綱や道具などに使用します。
乳を搾ってさまざまな乳製品にしたり、
馬乳を自然発酵させて馬乳酒という
醸造酒でもあり、乳製品でもある飲み物を作って飲んでいるそうです。
家畜の肉はもちろん食用になりますから
あますところなくすべてを大切にして生活しているのがわかりますね。
この家畜を大切に扱う心は、
仏教の教えからくるものだそうです。
過酷な自然環境のなか、
家畜とともに家畜をはぐくむ牧草地を大切にし、
自然に感謝して素朴な生活をしてきた遊牧民。
自然との調和、生物への尊敬の念、
仏教の教えがそうさせるのでしょう。
モンゴル遊牧民の中に大切な心が、生き続けているのかもしれません。
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