モンゴル遊牧民の住居「ゲル」
こんにちは、高野珠希です。
現在、クラウドファンディング中の
モンゴルの希少ヤク革を贅沢に使用した
ビジネスバッグ&トラベルボストンバッグ。
このクラウドファンディングは
モンゴルの遊牧民の伝統の存続に貢献するプロジェクトです。
モンゴル遊牧民の暮らしは、
定住地を持たず、自然と向き合い、
季節ごとに移動しながら牧畜を行って生活しています。
移動しながらの生活なので、住居もそれに対応した
移動式住居「ゲル」というテントのような形状の住居に暮らしています。
ゲルは1~2時間ほどで組み立てができる仕組みになっているそうです。
木材やフェルト、床材などの構成でシンプルなつくり。
おうちがそんな短時間でできちゃうんだ!と驚きましたが、
慣れていないモンゴル人だと大人数で作っても半日以上かかるそうです。
遊牧民は常に組み立て解体を繰り返しているので
作業には手慣れているんでしょうね。
ゲルの中は、床に馬や牛のフンを乾燥させたものを敷いたもので
地面からの寒さを防いでいます。
フンの上に座るの??と思っちゃいますが、
その上にフェルトをかけてすごしますのでご安心を。
場所も日当たりのよい場所を選んで玄関は南向きに・・など、
いろいろ考えられていて、冬でも快適なのだとか。
極寒のモンゴルを快適に過ごせるだなんて
とんでもない断熱材だな!と感心してしまいました。
このように先人の知恵が詰まった、移動式住居「ゲル」。
モンゴルの草原の中で、
一度このゲルの生活を体験してみたくなりました。