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祭ブリスベン!草月ブースでいけばな展示をしました

みなさん、こんにちは。ブリスベンフローリストのYukinaです。

本日、9月7日(土曜日)は、1年に1度ブリスベンにて開催される祭ブリスベンという日本で言うお祭りのイベントでした。日本の文化である習字やいけばな、お茶をはじめ、踊りや音楽、食、そしてたくさんの物販マーケット出展がありました。

私は、一昨年に初めて先生からお声かけをいただき、祭ブリスベンのいけばなブースにて作品を展示。去年はお休みをさせていただきましたが、今年は再度こうして展示をさせていただくことができました。

祭ブリスベンのいけばな展示スペースには、池坊流、小原流、そして草月流の3流派が集まりそれぞれの生花を展示します。この展示スタイルは、なかなかある機会ではないので、他の流派を知り、学ぶとても特別な機会だと思っています。

私は、草月流を学んでいるので、草月ブースにて生花を展示。

本日の私のいけばな

本日使用した花材はこちら。

  • Crab Aopple(小さな野生りんごの枝物)

  • チューリップ

とってもかわいいお花がついていて、素敵な流れを持つりんごの枝。

crab apple

こちらは、先日私が働いているお花屋さんに届いたもの。一眼見て、この枝を使いたい!と数本お店から購入してきました。


チューリップ

りんごのお花の蕾のカラーにあう、こちらのチューリップもマーケットにて即買い。


  蘭

こちらの蘭は、お庭で私が育てたもの。1年前の蘭が蕾をつけてくれて見事にこのタイミングでお花を咲かせてくれました。

お庭で育ったので、切花のようなぎっしりしたお花はついていないし、ダメージがあった部分もあり、このように2つのお花がついている状態となりましたが、このカラーもとっても他の花材とマッチしていたので使用しました。


今回のお花器

今回の私のテーマ、”春を感じる”に合わせて、りんごの枝を使用、そこに好きな色と好きなお花を組み合わせます。

お花器の選択は今回一番最後。

縦に大きく展開するアレンジメントを作成したかったので、縦長のお花器をいけばなの先生からお借りしました。そして、このお花器にもよくみると紫色が入っている!お花とも合うなぁ。

なんと先生もまだ使用したことがなかったのだとか、、、。でも先生は快く貸してくださいました。


MY IKEBANA

このお花器を使用するにあたり、剣山はもちろん使用できない。

そして、枝をお花器の淵に十字にクロスして枝を止めるベースも作れない、、、。

さぁ。どうやってお花と枝を固定しようか?と考えながらお花をいけはじめました。

幸いなことに、りんごの枝の一部が三叉になっていて、お花器の淵にはまり込みました。そこにチューリップを長さを見ながら人束にまとめて輪ゴムで縛りました。

チューリップのまとめた部分の茎通しの間にまた違う枝を少し固定させて、、という方法で今回のアレンジメントが完成。

とてものびのびと春を表現できたのではないかなと思います。

会場では、多くの人がいけばな展示ブースにも足を運んでいただき、私も草月をご紹介できる機会をいただけてとても幸せでした。
これからもこんな感じで多くの人にいけばなを、そしてお花を知っていただけるような活動をしていきたいなと思います♪

Yukina💐

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Yukina Sakabe |ブリスベンフローリスト
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