アメリカ🇺🇸で肉まんが食べたくなったら
海外に住んでいると、なにかと不便に感じることがあるものだ。
とりあえず、あるもので何とかするしかない。それを工夫するのが楽しい。ライムスターが言うところのK.U.F.U.だ。
例えば、肉まんが食べたくなったとする。
アメリカのコンビニには肉まんは売ってない。替わりに保温ケースに並べられてるのは、タキトスとエンパナーダだ。肉まんは、車で30分かけて、ディムサムの店まで行かないと手に入らない。
そんな時わたしは、外出帰りにウォルマートに寄って、ピザ用の冷蔵ドーを1ドルで買ってくる。
ひき肉と、キャベツのみじん切りと、ウェイバーと、片栗粉をボウルに入れてよく捏ねる。それを具にして、ドーを12等分にしたものに具を包んで、ホットクックで20分蒸せば、美味しい肉まんの出来上がり!
我が家は3人家族なので、ひとり4つずつ。キッチンのカウンターにおもむろに置いておくと、すぐなくなる。
味もテクスチャーも、ほぼ肉まんだ。12個ぶんの肉まんが、1ドルの買い物でできてしまうなんて、とっても家計に優しい、我が家の人気メニューのひとつだった。
ところが、肉まん作りのお助け隊だった、このドーさまが、最近1.75ドルに値上がりした!
元々の単価が安いから、一つ一つ買うぶんには、家計には響かないけど、例えば10袋まとめて買ったとしたらどうだろう?
その値上げ率は暴力的だ。これは一例だけど、最近のアメリカのインフレはそれほどものすごい。
ますますK.U.F.U.の腕が試されちゃうな〜。