四万十の靄に包まれて
念願のTシャツアート展まで足を延ばした後は、四万十の山間へ。東西に長い高知県。四万十市(旧中村市)の辺りは、幡多(はた)地方と言って、幡多出身の方と話すと、同じ土佐人とは思えないほど言葉もイントネーションも違うのですが、それはさておき、中村と言えば、この赤鉄橋です↓↓ 日本最後の清流、と言われた四万十川が太平洋へと行き着く手前ですね。
ドラマの中でもよく出てくるみたい(最近では「遅咲きのヒマワリ」?見てないけど)。大正15年に架けられた四国でも最初の鉄橋で、もちろん?昭和21年の南海地震で壊れたのを2年がかりで復旧したものだそうです。
欄干の間からのぞく四万十川。昨日は雨が降ったり止んだりで、川の中からも白い靄が。赤鉄橋は四万十市のシンボルとして有名ですが、四万十川と言えば橋!!もちろん風情があるのは幾つかある沈下橋でしょうが、ほかの橋もどれもこれも味わいのある橋ばかりです。
この橋も素朴でまっすぐでいいなあ。ここから、靄の立ち上る山の中へと、四万十町(旧大正町、四万十市やら四万十町やらでややこしくなりましたーー;)へ向けて国道439号に入っていきました。
またまた‥。ガードレールすらなく、これでも国道かというような酷道。こんな道大好き\(^o^)/
時々降りて深呼吸(すれ違う車もありません。一応GWなのに‥‥)。マイナスイオンたっぷり\(^o^)/ こんな山野草も露に濡れてひっそりと咲いていました。たぶん浦島草^^
浦島草とはサトイモ科の多年草。「晩春,花弁状の苞の中から花軸が長く糸状に伸びて下垂する。和名は,そのさまを釣り糸をたれる浦島にみたてたもの」(Webio辞書より)だそうですから、これはきっと後ろ姿ですね。有毒植物のようですので、触らなくて良かった^^
山道をぐるぐる上ったり下りたり。狭い国道を1時間ほどかけて走ってようやく大きな道へ。四万十の悠久な流れを見下ろす道の駅のカフェで休憩。
帰り道、鯉のぼりの川渡しで有名な(ものすご〜く長いんです。上から撮らんと分からんーー)スポットも通りましたが、いかんせん、このお天気じゃあねえ。。
最後はやっぱり橋。沈下橋のすぐ上を緑の鉄橋(JR用)が通る場所です。
鉄橋を汽車(高知の人間は、電車とは言わず、汽車と言います。電車は市内を走るちんちん電車です。きっぱり)が通るまでは待てなかったけれど、ここはいつ来ても絶景。
雨に、靄に煙る四万十川ドライブ、最高でした\(^o^)/
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