アプリ
昨日はアプリで出会った人と初めてランチをした。
写真では大東駿介似の180㎝以上のイケメン。
わたしはやり取りを始めてから、気になる存在に。
連絡がマメで、自分に気があるのかないのか、気を引こうとラインを盛り上げたりしていた。
数カ所違和感を感じていた。
まず、アプリ上では同い年だったので、たずねてみた。
1990年生まれ?
そうだね。
名前も名乗って来ない人だったので、アプリ上の名前であってるのか確認するために
ひできさん?
スルー
おかしいなと思いながらも、コンスタントに連絡を取り合う内に気になるボルテージは高まっていった。
ある日電話が彼からかかってきた。
あっ、声すきじゃないかも。
受け身な人なんだ。
声の印象はすごく重要。
写真と声が全くといっていいほど、似つかわしくないと感じたのだ。
彼に対して統一感がなく、何者なのか、そういう好奇心が芽生え始めた。
恋愛とは違う視点から。
その通話中に写真の交換を求められ、彼から写真をラインに送ってもらった。
恐る恐る、、大東駿介並の人が存在するのかと期待も高まりながら、彼のラインをタップすると
さかなクン
あの恋い焦がれた写真とは全く別の人だったのだ。
そして、歳をきくと30歳。
嘘を重ねていたのだ。
彼は仮の自分を演出して、女の子の気を引き、実際会うというのを重ねているのだろう。
簡単に嘘を重ねることが、人への信頼をなくすことや裏切り行為だと知らない人なのだろうと感じた。
自分に自信がないのであれば、それでいい。ないってことが原動力になって、何かの努力や根性につながるのだから。
なぜこういうことを知ってもランチに行ったのかというと、まず約束を守りたかったから。そして、彼に対する可能性はどこかにあるかもしれないと思ったから。
実際に会ったことのない人を先入観で判断するようなことしないで、その人をちゃんと見てそのままを受け止めるということを大切にしている。
リアルに会っても、嘘でつくられた彼は薄っぺらい人だと感じてしまった。
彼は人を見た目で判断し、わたしのことをアクセサリーのようにしたいというような発言とか思いやりに欠けていた。
君は隙がない
そう言われてとてもショックを受けた。
あなたに隙を見せる訳ないじゃない!隙を見せて指一本でも触れられたり、惚れられたくないからバリアを張ってるんだよ!
と言いたくなったがグッと堪え
ふふふっと
笑ってみせた。
それ以外は全部言いたいことも言ってきた。上司からの説教のようなランチになり、久しぶりに嫌な気持ちになる時間を過ごした。
しかし、今回の収穫は大きい。
嘘をつく人は自信のなさの表れ。
簡単に嘘をつける人は人を思いやることが出来ずや裏切っているという自覚がない。
声と顔の印象は必ずマッチする。
ツイッターでいいツイートがあったので、
これを心に刻み彼へのはなむけとしよう。
昨日美人の後輩が男友達から「お前もっと色気出せばモテるのに〜笑」って言われて、酔っ払った勢いもあり「誰にでも無闇矢鱈に色気振り撒くようなそこらへんの女と一緒にすんな。出す人には出してる。出す相手を選んでるだけ。黙れ。」って言っててかっこよすぎた
最近のアプリも質が悪くなったなと思い、退会したのであった。