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相談者が占いに求める3つの心理状態
1.同調共感
不安な相談者は、初めての占い師に対して、多少なりとも不信感(本当にこの人大丈夫?)や、恐怖感(怖いこと・聞きたくないことをいわれないだろうか?)があります。
たとえどれほど相談者のせいであっても、今の心理状態に寄り添うことが必要です。今現在感じている、辛さや悲しさに対しての理解を必ず言語化しましょう。
そしてこの占い師さんと話しても大丈夫と思ってもらいましょう。
ここで正論やご自身の固定観念を押し付けるような発言はNGです。
2.安心感を与える
苦しい胸の内を、占い師に理解してもらったことでとりあえず安心してもらえます。そして占い師の「大丈夫ですよ」という魔法の言葉を言ってあげましょう。この意図は決して、あなたの望むとおりになりますよ、という意味よりもっと深いです。
「何があってもあなたは大丈夫」という思いが伝わることが大切なのです。
相談者の人生を俯瞰してみると、今その人が考える「最悪」は決してその人にとって悪いことではありません。むしろそこから学びを得ることで、その後の人生が大きく変わっていく可能性すらはらんでいます。
3. 未来の希望を与える
セッションの後半は、気持ちを挙げていく必要があります。
コーチング的な要素を含んでいきましょう。未来への期待や希望を掘り起こします。これは一人称です。彼がこうしてくれたら、、というより、もう少し先の未来に期待を持たせます。
恋愛に悩んでいたら、「結婚運」はよいですよ。や、最終的にちゃんと元を取れる人生になりますよ、的なものです。また、相談者の眠れる才能を伝えてもよいですね。
絶対にやるべきことは、具体的なアドバイスです。
ざっくりでは、インパクトがありません。そのためにはしっかり相談者の現状を聞いておく必要がありますね。