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《備忘録》ただ「在ること」に、至福を体験できるようになります。


津留晃一

「働かざるもの食うべからず」
という価値観があります。

「何もしない人間には価値がない」
という考え方です。

「その通りだ」
と思われる方が
多いことでしょう。

「人の役に立たなかったら
生きている価値がない」

という考え方が
現代の道徳律の骨格に
あるようです。

しかしこの考え方の
裏側の作用として、

役に立たない人間を
裁いてしまう

という結果を
生みだしていることも
事実です。

「今、自分は充分に
人の役には
立っていないのではないか」

とその裏面に
意識が向いたとき、

「このままではいけない」
という思いがわいてきます。

「自分にはもっと
人のために何か出来るのではないか」
と思考がまわり始める事でしょう。

そして、
そんな風に考えている自分を

なんだか嬉しく感じていることに
気付いて下さい。

これは思考を使って
自己を満たしている想念作業なのです。

自我はこれで満たされるわけです。

三次元の
人間意識の中にある人は、

こうして自己を満たすという
思考ゲームを続けています。

これが地球人類の
これまでのゲームでした。

特定の価値観を握ると、
そこに満たされた思いと、

満たされなかった思いの
二極を体験することが出来ます。

満たされなかった思いを
満たしてやるというゲームです。

全ての価値観に
表と裏という二面性があるのだ
ということを知って下さい。

どんな考え方であれ、
それを受け入れると、

そこから二極の世界へ
入っていくのです。

もちろん二極性の世界が
悪いと言っているわけでは
ありません。

二極的思考に
なれきっている我々は、

「これこれはこうです」
という話を納得すると、

その瞬間からそうでないものを
間違っている、
正しくない、

異質のものとして
認識し始めます。

ニュートラルな世界へ
入っていくためには、

数学でいう「逆は必ずしも真ならず」

という発想方法を
身につけて下さい。

その反対は
間違ったものでも、
正しいものでもありません。

ただそうであるだけです。

「あの人はこんなことを
言っていたからおかしい」
という考えが浮かんだ瞬間に

「あ、これは二極思考だ」
と気付いていて下さい。

あなたの正しさに反するものが、
間違っているというわけでは
ないのです。

であるならば
「人の役に立っていない」

という状態も
別に問題ではありません。

「人の価値はその存在にある」
と伝えられました。

これまで人類は
この存在の価値を

あまり認めようとは
しませんでした。

それは存在を
当たり前と
受け止め続けてきたからです。

あって当たり前
と思えるものに
価値を見いだせなかったのは、

当然といえば当然でしょう。

健康な人が
健康であることに
喜びを発見できないのと同じです。

病気の人が
健康にフォーカスし始めると、

健康であること事態に
喜びを見い出すようになるように、

我々は単に
「在ること」事態に
フォーカスし始めると、

ただ「在ること」に

至福を体験できるようになります。

そしてこの
「在ること」に意識を向け続けると、

その悦びの大きさに、

人はだんだん
圧倒されてくるように
なってきます。

あまりに偉大すぎる
その「存在」に

強烈なエクスタシーを
体験することでしょう。

https://ameblo.jp/miyairikuro/entry-12571713002.html

#津留晃一 #在ること #至福 #二極 #ニュートラル

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