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フロアスタンダードってどんな会社?ブランド運営とECサイト支援のシステム開発をしてます
はじめまして、株式会社フロアスタンダードの代表の高松と申します。
弊社は「Shopifyアプリ開発」「EC運用/集客支援」「オリジナルブランド運営」の3領域でサービスを展開している会社になります。
この中でも今もっとも伸びているのがShopifyアプリ開発事業です。
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3つの事業をやっていると聞くと、色々手広くやっているな〜と思いがちですが、我々が一貫しているミッションは
「お客様からアンコールがもらえる商売を作る」
です。
ポジティブなLTV最大化ってなんだ?
私たちの事業でメインの市場としているのがインターネット通販の業界です。(=EC業界)
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コロナを経て今ではすっかりスタンダードになったECですが、このEC業界自体には様々な解決すべき課題があり、弊社だけで全ての課題を解決する事は不可能なほど、市場としては大きく、ニーズも多いです。
私達はここの中で「集客」や「売上アップ」のお手伝いになるようなソリューションを展開してるのですが、かなり大きく分けると2つほど課題があると思っています。
①売上が上がらない
②売上を上げる為に手段を選ばない事業者と、それが成功パターンとして当たり前に流布されている
どういう事か1つずつ解説していきたいと思います。
プレイヤーは増えたものの、競争激化で売上が上がらない
プレイヤーが増えるという事は、消費者の大幅な増加がない限りはパイの奪い合いになります。
その中で差別化する為には圧倒的な商品力や集客力などが必要となるのですが、「パッケージがおしゃれで物もそこそこ良い」商品などはもう世の中にありふれており、自社製造工場や研究開発機関がある大手メーカーでない限りは他を圧倒する商品力を持つ事は不可能に近いです。
たいていはOEM工場に製造を委託するのですが、ベンチマークした競合ブランドの裏面表記を見て製造元を調べ、そのOEM会社に問い合わせれば同クオリティの商品などは作るだけであれば簡単に作れてしまうのが現実です。
となると集客力で差別化をするしかないのですが、集客手法も情報化社会により簡単に仕入れられる世の中ですので、例えばInstagramに広告を出す事などはみんなどの企業も当たり前にやるようになったりと広告枠も奪い合いです。
弊社も日々試行錯誤しているのですが、年々顧客獲得コストが上がってきておりWEB集客も難しくなっていると実感します。
悪徳な定期通販や過激な広告をやるのは当たり前
いよいよ事業として苦しくなってくるので手段を選ばずに利益を出そうとする良からぬ人が出てきます。
昨今の日本のリピート通販市場は、顧客のファン化よりも広告費の回収を重視した刈り取り型のビジネスモデルが横行。その結果、法規制やD2Cブランドへのユーザー離れが進みつつあります。
その背景には原価、送料、広告費の高騰や法改正により全体的な利益率が低下している事が要因です。
その為、利益を出す為LTVを伸ばす為に強制的な囲い込み(定期便の縛り等)に頼らざるを得ない状況となり、顧客起点では全くない事業運営を行っている事業者が増えています。
こんな感じで、我々が感じるこのEC業界の集客面においての課題に直面している内容を簡単にご説明しました。
見ていただいてわかるように、こうなってしまうのもある種納得できるようなほど、今の日本のECで利益を出すのは非常に難しいです。
ここで我々が掲げる「アンコールがもらえる商売」を実現するには、EC業界のそもそもの構造を変える必要があります。
高機能なシステムを低価格で提供して、事業者の利益率改善に
事業として利益を出すには非常に苦しい構造になってきているEC業界ですが、我々はまずシステム面での構造を変えるアプローチを行っています。
というのも、ECサイトを運営するにあたって利用するECカートシステムでは、物流、マーケティング、ページ作成、商品登録、分析、決済など、様々な機能を搭載する必要があり、ECカートの開発負担はとても大きいです。
その為、サービスの利用料もそれなりの値段がかかり、高額なシステム利用料が事業者への負担となります。
システムの機能だけでの差別化も難しい飽和した市場なので、そもそも今異常の値下げも構造上難しい状態です。
我々が提供するプロダクト「Mikawaya」は定期通販機能、LPフォーム一体型機能、顧客セグメント別LTV分析などの機能を備わっており、消費財系の商品を取り扱う事業者の方の売上アップにつながるプロダクトとなっています。
もちろんこれらの機能が備わったEC支援系のプロダクトは世の中にはたくさんあるのですが、我々はこれを相対的に見て非常に低価格で提供しています。
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売上を上げる為に必要となるツールを入れたいけど、価格が高いのでコスパ重視で考えて導入を見送る。その結果、もしかしたら上がるかもしれなかった売上が上がらず機会損失になる。
そういった事を減らしていき、どんな規模の事業者でも高機能ツールを当たり前に使いこなせるようになれば、業界全体の集客・運営リテラシーは底上げされていくはずです。
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集客・運営リテラシーが底上げされた上で価格も安いとなると、強制的に顧客に負担を強いる刈り取り型のリピート通販に頼らなくても利益が出るようになります。
そして、そのブランドの商品が欲しくてリピートする本当のファンが出来る事で「アンコールがもらえる商売」になるのです。
実際に、私達が運営するオリジナルブランド「YOU TOKYO」では、定期便の解約も全てLINEで承っており、継続してもらう為のご案内は一定数おこなうものの基本的には希望者からの解約はそのままオンラインで完了できる体制にしています。
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EC事業者が利益を上げるためには
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内製化でECの運営力を付ける。コスト削減する。
我々はこの2つのポイントにアプローチして事業を展開していきたいと考えております。
その為にはただ豊富な機能を開発できる開発力だけでは足りません。
システム開発力×事業運営力の掛け合わせこそが弊社の事業ドメインであり強みです。
最後に
自社オリジナルブランド運営経験と祖業である成果報酬型運用広告の知見を最大限活かし、他のECイネーブラーのSaaSとの差別化を図る事で「Mikawaya」は2023年大きな成長を遂げました。
EC運営だけでなく、システム面からも切り込んでEC事業の改善を図れる環境は、業界内で見ても結構特殊であり面白い環境だと思います。
今年度は採用も加速させれていくので、弊社に少しでも興味がある方はぜひ気軽にお話しましょう!
今すぐ転職を考えていないけど、気になるので話だけでも聞きたいといった方でもウェルカムです。
※Mikawaya事業について、メンバーの実際の業務内容などはこちらでも紹介しています↓↓
オリジナルブランド運営事業についてはこちらで詳しく紹介しています↓↓