Xデザイン学校ベーシックコース #1 ブートキャンプ
Xデザイン学校のベーシックコースが始まりました。
毎月1回5時間を来年2月までの全10回、計50時間学びます。
1回目は大前提の講義。
「学びとは」「世の中の流れ」「そこで起きているゲームチェンジ」
の講義を短い時間の中でみっちりとお話頂きました。
そして後半はワークショップ。
上記講義の中で気になった分野・範囲について、同じく気になった人達と解釈をするディスカッションをする形式でした。
自分はディスカッションでは、「プラットフォームとは?」というテーマに参加。PDUピラミッドへの理解を深めたかった。
8名程度のグループで、さまざまな意見がある中で、最終的には
・プラットフォームはある実現したい「世界」があり、それを実現するための器を用意する。
・多種多様な人や価値観がある中で、それをすべて自分で行う事は難しいので、多種多様な範囲をデベロッパーに担ってもらい「世界」を実現する。
・そのため、デベロッパーのエクスペリエンスは重要。彼らにメリットがなければ「世界」は実現できない。
・また、プラットフォーマーはユーザーを全く見ていないという訳ではなく、デベロッパーを通じてユーザーに価値を届けようとしている。
・デベロッパーもプラットフォーマーになれる可能性はある。実現したい「世界」が今のプラットフォームに無ければ、それを作ればいい。
こういう事ではないか?という議論に行きつきました。
以下が発表の際の図。
それに対して先生に頂いた講評は「ちょっと違う」でした。
時間が無いこともあって講評は一言だけだったので、講義の後に少しお話させて頂きました。
ちょっと違うという部分については図で言うところだと、
「花は咲くものもあれば咲かないものもある。競争させないと儲からない。」
プラットフォーマーはユーザーを全く見ていない訳ではないと思うのですが?、という自分の考えについては
「そういうケースもある。ただユーザーを考えすぎている。そういうのも一旦捨てなくてはダメ」
と頂きました。
その場ですぐに解釈できなかったので、帰りの電車の中で考えた。
なぜデベロッパーを競争させる必要があるのか?
ユーザーもデベロッパーもみんな幸せになる事はできないのか?
プラットフォームの中でみんなタネが育つ世界だったらどうなのか?を考えた。
・そもそもユーザーの選択に限りがあるから、何かは選ばれて何かは選ばれない。
・そもそも競争は発生する。
・育たないタネを無くすプラットフォームだとしたら、そのプラットフォームで育たないタネは別のプラットフォームに行く。
・それがプラットフォームの競合になってしまい、プラットフォーマーの生存を脅かされる存在になる。
・なので、育たないタネも含めたプラットフォーマーである必要がある。プラットフォーマー自身の生存のために。
これで足りているかは分からないが、プラットフォーマー自身のビジネス視点が不足しているのだと分かった。やはりユーザー視点に寄りすぎているのだと。
「そういうケースもある。ただユーザーを考えすぎている。そういうのも一旦捨てなくてはダメ」
この言葉が効いてくる・・。
直近では「アンラーン」に課題があることを再認識できたのが収穫でした。
アンラーンをどうやって体得していくかが課題。
もっと見たままを感じる、デッサンのように観察とそれを外化する事をトレーニングしたい。
自分はサッカーが好きなので、デッサンじゃなくても何の前情報もない試合を観察して、それを言葉にすることでもトレーニングできそう。好きなことに置き換えればいい。
また、全く別の話で、土曜日に学校に行く・・というのはなかなか気が重いというか、心理的に負荷があるのが分かった。
自身が担当しているのは大学生向けのサービスだけど、大学生がよく「1限にいくのがキツい」と言っているのは、こういう感覚に近いのかなと感じた。
ただ、最近の学びだったりで感じるのは、自分の学びが自分の子どもの学びにつながってくるのでは?という所。
今回の講義の中で紹介された「ユカタンの産婆」も一部繋がりそうなところがありそうだと感じた。
子どもが産まれたばかりで、子どもと一緒にいる時間が愛しくて、それを削るのは惜しい・・と思っていたけど、この考え方ならもうちょっと頑張れそう。
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