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[FF11] 続・業者と争った話2
やはり苦戦する
仲間三人でのスライム狩りが開始された。
数回遊びに来て奴らの行動はあらかじめ知っている、それとスライムは二カ所に居て交互に倒すといい。
それを二人に話し、周辺のコウモリを退治しつつスライムの出現を待つのだが…
なかなかうまくいかない。
さすがと言って良いのかどうか、湧くスライムはすべて奴らの手中に。
LSメンK「なんかおかしいよねぇ?何かのツール使ってるっぽい?」
K氏が感じたのは、湧いてから釣り完了までが異常に速い、湧いたとたんに紫ネームになっている気がするとのこと。
私「うーん、なんかそんな感じはするね、でも、あいつから遠くに沸いたときは釣り勝てる可能性もあるから」
私「私は釣り勝った事あるよ」
LSメンK「あいつに釣り勝ったのか、やるねぇ」
しかし、すべて奴らの近くに沸きこちらが釣り勝てることは無かった。
そうこうしているうちにK氏は抜け、Z氏と二人で阻止ししようと頑張っていた。
しばらくした ある時、業者がスライムをスリプルで寝かせた。
LSメンZ「ん?なんで寝かせたの?」
私「なんでだろ?わからないな…」
二人とも、何がしたいのか分からず考えていた その時。
その場にいたPC「何しよんねん、このアホ!」
吹き出す二人、そしてそのPCはこう話す。
その場にいたPC「あいつら交互に出てたスライムを交互じゃなくすつもりだ、取られる確率を減らすつもりじゃないかなー?よかったら君たちのPTに入れてもらえないか?」
その場にいたPCがPTに参加することとなった。
同士集まる
一人がPTに参加したことで、その場にいた他PC二人もPTに参加したいと言いPTは5人になった。
業者側も単独ではなく二人で取り合う事となり5対2で争うことになる。
業者は更なるおかしな行動に出た。
一人がモンスターを数匹を引き連れてきたのである。
そして、その場に寝かせた。
寝ているスライムを取らせまいとしているのだろう。
こちら側としても、スライムが新しく湧いたとき、業者にすぐタゲらせないためにモンスターは倒さずそのままにしておこうという事になり、そのまま しばらく睨み合いが続いていた。
その間、PTに参加した人のLSメンも協力してくれるという事になり、メンバーは増えフルアライアンスまでとはいかないが、2アライアンスが出来た。
まさかの大所帯である。
業者はモンスターを寝かし続けていた、しかし。
複数を寝かしている途中、占有権が外れ隙ができる時がある。
その隙を見事に突いたPTメンがいた!
メンバー一同は称賛した。
そして、次に枠スライムを待つこととなる。
すると、メンバーの一人が。
PTメンA「あいつらがモンスター連れてきて邪魔するなら。こっちもモンスター連れてこよう」
PTメンB「おー、いいね。オルデール中のモンスター連れてこようw」
何を言っているんだ…と呆れていたところ。
本当に連れてきた。相当な数である。
その大群をスライムが湧く場所で寝かせる。
スライムが湧く時間に近づいた頃、全員がモンスターにカーソルを合わせ始め辺りを見回すようになる。
そして、誰かがスライムを確保した!
業者だ。
PTメン「このモンスターの数の中、速攻で釣ることなんて普通出来ないわ、やっぱこいつらはツールで釣ってるんだな」
業者はツールを使っている、我らはその結論を出し争うのをやめた。
メンバーは一人、また一人とデジョンで帰っていく。
私も帰ることにした。
大量のモンスターをそのままにして。
その後のオルデール鍾乳洞がどうなったのかは誰も知らない…。
その記録をここに残そう。
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2004年11月 とある冒険者